牛山隆信のレビュー一覧
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秘境駅へ行こう! (小学館文庫)とは、また違った読み味のある1冊。前作がプチ冒険を描いた書なのに対して、この書では秘境にある駅の味わいや楽しみ方を描いている。同じ作者による続きも読みたいと思う。Posted by ブクログ
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秘境駅は、もともと作者である、牛山隆信の作った造語で、「鉄道でしか行けなくて民家がほとんどない駅」のこと。本来駅とは人が集まるところにあるものだ。この本で紹介された駅の中には駅である存在そのものが不明である駅もある。ときに遭難しかかりもしながら、これらの秘境駅を紹介する作者の鉄道に対する愛情もすばら...続きを読むPosted by ブクログ
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これも好きなジャンル。鉄道マニアではないけど、古びた駅舎とか自然に帰っていく廃線跡とか、思わずじっくり見いってしまう。
この本が刊行されたのは2015年。すでに6年経過しており、残念ながら廃線となった路線も多々ある。著者のような方が居てこそ、当時の写真が記録として残されていくのだろう。素晴らしい業...続きを読むPosted by ブクログ -
著者とは同年であった。本書では1999~2001年の間の秘境駅探訪記が記されており、この短期間にこれだけ訪問するのはサラリーマン作家には大変だったろうと想像される。しかも厳冬期の北海道での雪中ビバークのような駅寝には驚かされた。秘境駅へ行くというのは、確かに既知の観光地へ出かけるのとは違い、事前のリ...続きを読むPosted by ブクログ
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地方交通線である水郡線や磐越東線に乗りながら本書を読める幸せ。山間に分け入りながら走る気動車から駅を見ると、秘境駅が出てきそうな期待感がこみ上げる。台風13号崩れの低気圧による大雨の影響で運転見合わせになり、目的地まで行けなかったことが、その思いに拍車をかける。厳冬期に駅寝をする気はないが、夏の青春...続きを読むPosted by ブクログ
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≪目次≫
まえがき
第1章 大自然の秘境駅
第2章 心癒される駅
第3章 歴史を偲ぶ駅
第4章 隠れ家のような駅
第5章 厳しい現実の駅
第6章 鉄道文化遺産的な駅
≪内容≫
牛山隆信さんには小学館文庫の『秘境駅に行こう!』があるが、新書でこんな本が出るとは思わなかった。1時間程度で満...続きを読むPosted by ブクログ -
秘境駅ブームの火付け役?というか元祖な本。
この本で知った「田子倉」駅を見に行った時には、
駅以外何もない駅なのに、やたらめったら人が来ていて
ビックリしました。
みんなこの本、読んだのかなあ。
初版が古いので、紹介されている駅の中には既に廃駅もあります。
残念・・・
色んな駅があるんだなあ、...続きを読むPosted by ブクログ -
あたしが駅に興味を持ったきっかけ的書籍。
この本を読んで、ちほく高原鉄道「分線」「陸別」「薫別」駅を
見に北海道へ行ったほど。
2003年初版の本なので、上記はすでに廃線・廃駅ですが、
2012年現在でも、ところどころ廃線跡、廃駅が残されています。
この夏、本書表紙の「薫別」駅のボロ小屋を現地...続きを読むPosted by ブクログ -
なぜココに? なんのための?
行くのはなかなか気骨が折れると思うけど、ちょっと行ってみたい、見てみたい気もしてくるよね、こんな駅。Posted by ブクログ -
全国の秘境駅を苦労しながら訪問する筆者。
普段、人がいない、電気がないなんてところに行く機会がないから非常におもしろかった。
webならかまわないけれど、本として読むとなるともう少し文章がうまかったらいいのに、と思ってしまう。
2006.7Posted by ブクログ -
読書録「秘境駅へ行こう!」3
著者 牛山隆信
出版 小学館文庫
p84より引用
“ そう、このあたりは全国的にも有名な豪
雪地帯なのだ。このため真冬に只見線に乗っ
て社葬を眺めていると、隣の只見駅までは道
路が通じているものの、田子倉駅に行く途中
で明らかに「ここから先は除雪不可能」とあ
きらめ...続きを読むPosted by ブクログ -
秘境駅の歴史的背景と、そこへの行き方を合わせたガイド本です。2013年刊行なので、すでに廃止されている駅もありますが、コロナ禍が収束した頃に訪れたいと思いました。Posted by ブクログ
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「秘境駅へ行こう!」で紹介された内容+αなので、全く新しい内容を期待すると肩透かしを喰らわされる可能性あり。Posted by ブクログ
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三江線の天空の駅が載っておる……。もう廃線になったけど……。
前作に引き続き強者どもが夢のあとのような駅が勢揃い。北海道の駅と比べてしまうと九州あたりは天国に見えて来る不思議。。。もちろん山手線は神ダイヤになりますね。
ほんとに行ける時に行きたいねえ。。。Posted by ブクログ -
今年の夏、どこにも行けなかった限界さからか、思わず手を取ってしまった1冊。これが出たのが6年ほど前のようなので、三江線がまだある……なんと。
乗り降りがほぼゼロに近い駅を紹介しているが、1日1、2本を見てしまうと30分間隔で来るっていうのが天国に感じてしまう(そうすると山手線は神レベル)。日常に...続きを読むPosted by ブクログ -
文字通り、秘境駅の訪ね方を記した一冊。
秘境駅の魅力や現状は元より、東京からの行き方なども綴られており、非常に親切だと感じた。Posted by ブクログ