牛山隆信のレビュー一覧

  • もっと秘境駅へ行こう!(小学館文庫)

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    秘境駅へ行こう! (小学館文庫)とは、また違った読み味のある1冊。前作がプチ冒険を描いた書なのに対して、この書では秘境にある駅の味わいや楽しみ方を描いている。同じ作者による続きも読みたいと思う。

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    2009年10月04日
  • 秘境駅へ行こう!(小学館文庫)

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    秘境駅は、もともと作者である、牛山隆信の作った造語で、「鉄道でしか行けなくて民家がほとんどない駅」のこと。本来駅とは人が集まるところにあるものだ。この本で紹介された駅の中には駅である存在そのものが不明である駅もある。ときに遭難しかかりもしながら、これらの秘境駅を紹介する作者の鉄道に対する愛情もすばらしい。鉄道ファンだけでなく、酷道・険道・廃道ファンや廃墟ファンが読んでもおもしろいだろう。

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    2009年10月04日
  • いま行っておきたい秘境駅2

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    これも好きなジャンル。鉄道マニアではないけど、古びた駅舎とか自然に帰っていく廃線跡とか、思わずじっくり見いってしまう。

    この本が刊行されたのは2015年。すでに6年経過しており、残念ながら廃線となった路線も多々ある。著者のような方が居てこそ、当時の写真が記録として残されていくのだろう。素晴らしい業績だと思う。

    ただ、なにも考えず取ってしまったのが「2」だったのが残念。「1」も読まなきゃ。

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    2021年04月18日
  • 秘境駅へ行こう!(小学館文庫)

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    著者とは同年であった。本書では1999~2001年の間の秘境駅探訪記が記されており、この短期間にこれだけ訪問するのはサラリーマン作家には大変だったろうと想像される。しかも厳冬期の北海道での雪中ビバークのような駅寝には驚かされた。秘境駅へ行くというのは、確かに既知の観光地へ出かけるのとは違い、事前のリサーチが重要だ。軽妙で、でも抒情的な文章は、どこか宮脇俊三氏の影響を感じる。

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    2017年08月19日
  • もっと秘境駅へ行こう!(小学館文庫)

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    地方交通線である水郡線や磐越東線に乗りながら本書を読める幸せ。山間に分け入りながら走る気動車から駅を見ると、秘境駅が出てきそうな期待感がこみ上げる。台風13号崩れの低気圧による大雨の影響で運転見合わせになり、目的地まで行けなかったことが、その思いに拍車をかける。厳冬期に駅寝をする気はないが、夏の青春18きっぷ通用期間中に寝袋を持ってJRを巡るのも良さそうだ。

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    2017年08月19日
  • すごい駅

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     ご苦労様。と言いたくなるような、社会生活的には、全くどうでも良いようなことばかり?
     でも、だからこそ、とても楽しい。

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    2014年01月13日
  • 秘境駅の歩き方 この週末で行けるプチ探検の旅

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    ≪目次≫
    まえがき
    第1章  大自然の秘境駅
    第2章  心癒される駅
    第3章  歴史を偲ぶ駅
    第4章  隠れ家のような駅
    第5章  厳しい現実の駅
    第6章  鉄道文化遺産的な駅

    ≪内容≫
    牛山隆信さんには小学館文庫の『秘境駅に行こう!』があるが、新書でこんな本が出るとは思わなかった。1時間程度で満喫させてもらった。文庫本では2巻でけっこうな量の駅が紹介されているが、この本では20駅。レイルウェイライターの西本裕隆さんの解説と2013年8月の時刻表による行き方例が載っているので、時刻表を引けないものぐさでも秘境駅に行くことは可能。それにしても、新幹線や飛行機を使えばけっこうな駅が日帰りで行ける

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    2013年09月16日
  • 秘境駅へ行こう!(小学館文庫)

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    秘境駅ブームの火付け役?というか元祖な本。

    この本で知った「田子倉」駅を見に行った時には、
    駅以外何もない駅なのに、やたらめったら人が来ていて
    ビックリしました。
    みんなこの本、読んだのかなあ。

    初版が古いので、紹介されている駅の中には既に廃駅もあります。
    残念・・・

    色んな駅があるんだなあ、行ってみたいなあと
    旅に出たくなりました。

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    2012年08月15日
  • もっと秘境駅へ行こう!(小学館文庫)

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    あたしが駅に興味を持ったきっかけ的書籍。

    この本を読んで、ちほく高原鉄道「分線」「陸別」「薫別」駅を
    見に北海道へ行ったほど。

    2003年初版の本なので、上記はすでに廃線・廃駅ですが、
    2012年現在でも、ところどころ廃線跡、廃駅が残されています。

    この夏、本書表紙の「薫別」駅のボロ小屋を現地で発見した時は
    感動しました(;△;)
    廃線になる前に行ってみたかったなあ。。。

    失われつつある鉄道、特にローカル線への著者の思いがこもった
    本です。

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    2012年08月13日
  • 秘境駅へ行こう!(小学館文庫)

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    なぜココに? なんのための?

    行くのはなかなか気骨が折れると思うけど、ちょっと行ってみたい、見てみたい気もしてくるよね、こんな駅。

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    2011年06月29日
  • すごい駅

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     鉄道ファンには有名な横見浩彦さんと牛山隆信さんの対談の本です。濃い駅トーク満載。

     牛山さんのプッシュする秘境駅に限らず、見晴らしの良い駅や、海に近い駅、美味しい(ものが食べられる)駅など、様々な特徴的な駅を紹介。
     横見さんは、古い木造の駅がお好きなようで、国鉄時代の重厚さを感じるのが良いらしい。

     いろいろなレビューを見ると、テッちゃんには当たり前すぎて物足りない内容らしいですが、オイラのようなライト鉄道ファンには十分楽しめます。

     個人的に、秘境駅の小幌駅は一度行ってみたいのですが、ものすごく遠いので、銚子電鉄の外川駅でボーッとしてこようかと思います。濡れ煎餅も買って。(^-^)

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    2010年12月17日
  • 秘境駅へ行こう!(小学館文庫)

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    全国の秘境駅を苦労しながら訪問する筆者。
    普段、人がいない、電気がないなんてところに行く機会がないから非常におもしろかった。
    webならかまわないけれど、本として読むとなるともう少し文章がうまかったらいいのに、と思ってしまう。
    2006.7

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    2009年10月04日
  • 追憶の秘境駅訪問記 秘境駅は滅ぶのか!?

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    <目次>


    <内容>
    ”秘境駅”を世間に広めた著者。この本は、その焼き直しか?秘境度を数字にし、レーダーチャートに示してランキング化する。中にはこの本の発行時に廃駅になったものも散見。今ではもっと増えているだろう。

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    2024年09月27日
  • もっと秘境駅へ行こう!(小学館文庫)

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    読書録「もっと秘境駅へ行こう!」3

    著者 牛山孝信
    出版 小学館

    p112より引用
    “考えてみれば四半世紀以上前の時代に幼少
    だった私はすでに「古い電車だなあ」と感動
    していたくらいだから、そんな骨董品が21世
    紀になっても現役で人を運んでいたこと自体、
    歴史的な奇跡といえる。”

    目次より抜粋引用
    “「海」へと続く駅
     川を「独り占め」できる駅
     駅旅のついでに「温泉」で入浴
     古い駅舎が歴史を語る駅
     駅が「秘境」になるまでの物語”

     電機メーカーに勤めながら日本中の鉄道を
    全て乗りつくすことを目標とする著者による、
    全国の存在はあるが利用度が極めて低い駅を
    訪ねて回った記録を残した

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    2024年06月18日
  • 秘境駅へ行こう!(小学館文庫)

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    読書録「秘境駅へ行こう!」3

    著者 牛山隆信
    出版 小学館文庫

    p84より引用
    “ そう、このあたりは全国的にも有名な豪
    雪地帯なのだ。このため真冬に只見線に乗っ
    て社葬を眺めていると、隣の只見駅までは道
    路が通じているものの、田子倉駅に行く途中
    で明らかに「ここから先は除雪不可能」とあ
    きらめたように道路は山積みのままの雪の中
    に埋もれていく。”

    目次より抜粋引用
    “秘境駅1小幌駅(室蘭本線)
     秘境駅2張碓駅(函館本線)
     秘境駅19影待駅(高千穂鉄道)
     「秘境駅への旅」お薦めモデルコース
     全国「秘境駅」ランキング”

     電機メーカーに勤めながら日本中の鉄道を
    全て乗りつくすこと

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    2023年12月15日
  • 秘境駅の歩き方 この週末で行けるプチ探検の旅

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    秘境駅の歴史的背景と、そこへの行き方を合わせたガイド本です。2013年刊行なので、すでに廃止されている駅もありますが、コロナ禍が収束した頃に訪れたいと思いました。

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    2022年05月28日
  • 秘境駅の歩き方 この週末で行けるプチ探検の旅

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    ネタバレ

    「秘境駅へ行こう!」で紹介された内容+αなので、全く新しい内容を期待すると肩透かしを喰らわされる可能性あり。

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    2021年05月29日
  • いま行っておきたい秘境駅2

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    ネタバレ

     三江線の天空の駅が載っておる……。もう廃線になったけど……。
     前作に引き続き強者どもが夢のあとのような駅が勢揃い。北海道の駅と比べてしまうと九州あたりは天国に見えて来る不思議。。。もちろん山手線は神ダイヤになりますね。
     ほんとに行ける時に行きたいねえ。。。

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    2020年10月15日
  • いま行っておきたい秘境駅

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    ネタバレ

     今年の夏、どこにも行けなかった限界さからか、思わず手を取ってしまった1冊。これが出たのが6年ほど前のようなので、三江線がまだある……なんと。
     乗り降りがほぼゼロに近い駅を紹介しているが、1日1、2本を見てしまうと30分間隔で来るっていうのが天国に感じてしまう(そうすると山手線は神レベル)。日常に根付いている駅もあれば、兵どもが夢の跡……のような衰退の一途をたどる駅もあり。乗れる時に乗らないとと改めて思いつつ、早く感染が落ち着いて、遠出できればなあとも思うのであった。

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    2020年08月30日
  • 秘境駅跡探訪

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    今は亡き秘境駅をまとめた本。
    シュールだ。乗り鉄の自分にとっては廃駅は興味の範囲外だが、また鉄道で秘境駅に行きたくなってきた。

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    2020年08月13日