あらすじ
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
「駅」なのになぜ!? 利用客がゼロに近い駅、断崖絶壁や深い山中など立地条件が厳しすぎる駅…そんな存在自体が不思議な「秘境駅」を求め、秘境駅訪問家は今日も全国を行く! 日本で一番海に近い駅で黄昏れ、明治時代の駅舎でホッ、リニアモーターカーの夢に費えた駅で時の流れを想い、渓谷沿いの絶景を一人占め、駅前の公衆温泉で一杯……「旅」の醍醐味はここにあった! メディアで大反響の前作に続き、さらに深化した爆笑の第二弾!
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
秘境駅へ行こう! (小学館文庫)とは、また違った読み味のある1冊。前作がプチ冒険を描いた書なのに対して、この書では秘境にある駅の味わいや楽しみ方を描いている。同じ作者による続きも読みたいと思う。
Posted by ブクログ
地方交通線である水郡線や磐越東線に乗りながら本書を読める幸せ。山間に分け入りながら走る気動車から駅を見ると、秘境駅が出てきそうな期待感がこみ上げる。台風13号崩れの低気圧による大雨の影響で運転見合わせになり、目的地まで行けなかったことが、その思いに拍車をかける。厳冬期に駅寝をする気はないが、夏の青春18きっぷ通用期間中に寝袋を持ってJRを巡るのも良さそうだ。
Posted by ブクログ
あたしが駅に興味を持ったきっかけ的書籍。
この本を読んで、ちほく高原鉄道「分線」「陸別」「薫別」駅を
見に北海道へ行ったほど。
2003年初版の本なので、上記はすでに廃線・廃駅ですが、
2012年現在でも、ところどころ廃線跡、廃駅が残されています。
この夏、本書表紙の「薫別」駅のボロ小屋を現地で発見した時は
感動しました(;△;)
廃線になる前に行ってみたかったなあ。。。
失われつつある鉄道、特にローカル線への著者の思いがこもった
本です。
Posted by ブクログ
読書録「もっと秘境駅へ行こう!」3
著者 牛山孝信
出版 小学館
p112より引用
“考えてみれば四半世紀以上前の時代に幼少
だった私はすでに「古い電車だなあ」と感動
していたくらいだから、そんな骨董品が21世
紀になっても現役で人を運んでいたこと自体、
歴史的な奇跡といえる。”
目次より抜粋引用
“「海」へと続く駅
川を「独り占め」できる駅
駅旅のついでに「温泉」で入浴
古い駅舎が歴史を語る駅
駅が「秘境」になるまでの物語”
電機メーカーに勤めながら日本中の鉄道を
全て乗りつくすことを目標とする著者による、
全国の存在はあるが利用度が極めて低い駅を
訪ねて回った記録を残した一冊。シリーズ第
二弾、文庫書き下ろし。
海沿いの駅から街中からすぐ近くの駅まで、
映画の1シーンのような味わいの写真と共に紹
介されています。
上記の引用は、戦前の1933年に製造された
車両について書かれた一文。
しっかりと作られたものは、手入れを怠らな
ければ、長く使い続けられるものなのですね。
今はもう引退しているそうです、長年お疲れ
さまでした。
5章を読むと、事実が一番の物語なのかも知
れないなと思わざるを得ません。どの駅も大
概なのですが、特にp188、p206の待合室は、
本当に駅なのかと疑うレベルでした。
著者の真似をして秘境駅を訪ねて回るなら
ば、ある程度キャンプの知識を備えた方が良
いのではないでしょうか。
ーーーーー