フェリックス・ガタリのレビュー一覧

  • 千のプラトー 上 資本主義と分裂症

    Posted by ブクログ

    田舎の純朴な少年がドゥルーズ=ガタリなんて知るはずもなく、いざ大学に入ってみればそれを当然に読んで議論できる秀才たちはごろごろいて、到底埋まりそうにない格の違いにキャッチアップも早々に諦めて平穏無事に終わった学生生活も今は昔、それを今になって読むというのも感慨深い。

    さて、そのドゥルーズ=ガタリの「千のプラトー」、副題の「資本主義と分裂症」は前作「アンチ・オイディプス」から引き継いでいるものの、その思想は分裂症分析から大きく離れてあらゆる方向へと広がっていく。広がり蛇行しながらぎりぎりの表現を試みつつより壮大な資本主義分析、資本主義批判が展開される。
    それは、変化の哲学であり、より具体的には

    0
    2012年04月08日
  • アンチ・オイディプス 上 資本主義と分裂症

    Posted by ブクログ

    とある方に一度は読んどけ、と数年前に薦められたのを思い出して読んでみた。
    註釈が下巻に纏めてあるので上下巻2冊持って読まなきゃいけません。
    それが面倒くさかったので星マイナス。
    高尚な言葉で罵詈雑言書きまくってて面白いです。
    頭悪い感想だな←

    0
    2010年08月11日