諏訪貴子のレビュー一覧

  • 町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争

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    "大田区で精密機器製造を担ういわゆる町工場を経営する父親の急死により、社長を引き受けることを決意し経営を続けている娘さんの本。
    女性ということだけでの苦労話、長年支えてきた従業員を解雇せざるを得ない時の葛藤、リーマンショック時の赤字続きの苦しい時期、活字にはしきれない思いが行間ににじんでいる。手探りで何とか組織をまとめ上げてきた自信も得たようだ。
    今後のご活躍も期待。こうした企業が日本に残らないといけないと強く感じた。"

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    2018年11月14日
  • ザ・町工場 「女将」がつくる最強の職人集団

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    ・素直さ、芯の強さ、人なつっこさといったヒューマンスキルがあれば、人間は大きく成長することができる
    ・人財マップ…縦軸に機械、横軸に社員名、交点に社員の技術レベルを0から5の6段階で評価
    ・「副工場長から聞いた」「副工場長が言っていた」という一言を添えて社員を褒めることで、副工場長を敬うようになる
    ・技術だけでなく、愛社精神や仕事に向き合う姿勢をいかに若い社員に植え付けていくか。これが次のチャレンジだと思っている

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    2018年11月04日
  • 町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争

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    表紙となっているのが筆者の写真。美人だなあ、と思うと同時に、芯が強そうだなあという印象だが、読み終えてみて印象通りだったという感じ。
    青天のへきれきで父親の跡を継いで町工場の女社長となることを余儀なくされ、本人としては相応の迷いや苦労はあったと思われるが、中々に強い。すげーメンタルだなあ、というか、そう生まれ育てられたってことなのか。参考にするのは良かろうが、そのまま真似できると勘違いしないのが見の為だろうと思うことしきり。
    ”ブレるから敢えてビジネス書は読まない”ってのは凄いな。合理的・人道的に考えて正しいと判断した道を進む、って大抵の人にとっては難しい。その判断が、見事に小規模組織が選択す

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    2018年05月20日
  • 町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争

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    急に父が倒れ、主婦から社長になる。もう、突き進んで行くしかなかったんだろうな。その中でも、やり遂げる、問題解決をして行く、と目の前にあるものを確実に捉えて行く姿勢、素晴らしいと思った。常に立ち止まらず動くこと、物事は考え方次第というのは見習いたいですね。

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    2018年02月10日
  • 町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争

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    実話。
    いきなり2代目になった割には、肝っ玉の据わった奥様だ。中小企業の参考になりそうな話もあるが、大方は此の人ならではのパフォーマンス。
    1代目に帝王教育をされなかったのか、却って良かったのかな?一読の価値はあるかも。

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    2018年01月22日
  • 町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争

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    父親の急死により、突然、主婦から社長になった女性経営者の奮闘記。ドラマを見てとても面白く感じ、原作を読んでみたくなった。

    ドラマでは主婦が「いきなり」社長になった点が強調されているが、実際には、跡取り息子がおらず(息子は6歳の時に白血病で亡くなっている)後継者となることを意識して父親に育てられてきたこと、工場や取引先には子供の頃から父親に連れられて出入りしてきたこと、大学は工学部を卒業し、2年という短い期間ではあるものの取引先の大手企業に技術者として勤務した経験があること、父親の死後、社長になる前にも2度、当社に入社し事業改革案を立案してきた実績があり、筆者が後継者となる土台は築かれてきたよ

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    2017年12月25日
  • 町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争

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    通勤電車のつり革広告で気になって購入した本です、主婦が社長になって町工場を立て直したそうですね、中小企業診断士・工鉱業部門の私にとっては、興味をそそられる本でした。

    実際に本を読んでみると、主婦から社長になったのは事実ですが、創業者の娘で昔から工場には出入りしていて、勝手よく知ったる環境にいたこと、大学の理系を卒業し、関連会社に設計部門を始め数々の実務経験あり、その後に、立て直した会社に入社し、会社の経営内容を踏まえたうえで事業計画を立案したりした実績があり、なるほど、成功するには訳があるなとは思いましたが、諏訪女史は大変な努力家であることは理解できました。

    頑張り続けてきた中小企業の社長

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    2017年12月03日
  • ザ・町工場 「女将」がつくる最強の職人集団

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    東京都大田区でものづくりの企業を営むダイヤ精機を前社長から引き継いだ社長の諏訪貴子氏が女手ひとつで企業を立て直したその手腕と手法を人づくりの観点から書いた一冊。

    本書を読んで、入社した新人の教育からベテラン社員とのコミュニケーションなど一筋縄ではいかない職人をまとめ上げ、かつ若手を育成したその手腕に驚くとともに著者の波乱万丈な人生にも驚きを感じました。

    自分から心を開くコミュニケーション、やる気を出させる叱咤激励とアメとムチをうまく使ってやる気を引き出していくところに著者のすごさを感じ、またひょんなことから引き継いだ経営を心から楽しんでいる姿を想像することもできました。
    また同社のものづく

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    2017年10月21日
  • 町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争

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    この本は中小企業にとても参考になるかも。読みやすく、共感できるところが多い。特にコミュニケーションの取り方を実体験をもとに解説しているところは分かりやすい。彼女の生き方にはとても感心させられる。

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    2016年07月13日
  • 町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争

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    2016/1月

    境遇を言い訳にしない
    力強さがあり
    できる範囲で行動を起こすこと
    で自分から現状を変えていく素晴らしさがあると思いました

    頭でっかちになっちゃういけないなー

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    2016年01月04日
  • 町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争

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    モチベーションアップ!
    マネジメントって、技術や経験だけでなく、人間としての器って大事だな、思う。
    そして圧倒的な使命感。

    ・何か意見を述べる時には、「3」という数字を入れることを心掛けると、内容や発言者のことが相手の記憶に残りやすい
     P.87

    ・若手社員も遠慮せずに発言できるよう、部署を超えて同じ年代の社員を集めたクロスファンクショナルチームも立ち上げた
     P.92

    ・社長がどこにいるかは笑い声でわかる
     P.98

    ・ダイヤ精機は図面だけで7000枚。出荷製品数は1万点にも達している。
     対応力を高めるために必要なのは、
    この多品種少量生産を徹底管理するっことだと考えた。
     P.1

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    2015年09月15日
  • 町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争

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    社長になってからの施策はどれもシンプルだが、それをブレずに信念を持ってやる事が重要だ。不況に陥った時に、無駄に足掻かず、景気が回復するのをジッと待つ。私に出来るだろうか。

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    2015年07月19日
  • 町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争

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    リーマンショック後に仕事が激減、仕事がないならとフットサルのチームを作るその前向きさ。「ケガしたらどうすんですか!」「休んでいいよ、仕事ないし」って、素敵すぎます。

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    2015年07月04日
  • 町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争

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    ネタバレ

    町工場の社長だった父が急逝し、急遽社長を継いだ諏訪氏が、10年間にわたる会社の立て直しについて詳細を書いた本
    諏訪氏の境遇、生い立ちから、2代目社長になり、その後リストラを経て、会社を立て直していく様は、擬似体験しようと思っても難しい
    非常に色濃い10年が描かれてある
    ただ書籍として学ぶものは少なかったかなと個人的には思っている

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    2019年08月25日
  • ザ・町工場 「女将」がつくる最強の職人集団

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    NHKでドラマ化されている「マチ工場のオンナ」の主人公のモデル、諏訪社長の著書2冊目。大田区の町工場の話なので、大田区民としては読んでみた。
    ドラマの原作となっている「町工場の娘」は、素人がいかに会社を引き継いで立て直したかのドラマになっていたけど、本作は有名になって以降、いかに会社を経営してきたかっていう普通のビジネス本になっていて、ちょっとつまらないかも。中小企業の人材育成論としては、まとまっているとは思うけど。

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    2017年12月14日
  • 町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争

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    少しの大会社経験で、多くの会社運営の手法をよく学ばれたものだと感心しました。中小企業に、管理手法を広めて行くことで、もっと輝ける会社があるのではないかと感じた。

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    2016年06月14日
  • 町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争

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    大田区の町工場、ダイヤ精機の2代目社長諏訪貴子さん。急な事業承継に見舞われるも悪戦苦闘しながら経営者としての手腕を発揮するという話。読んでいて大企業では一見やっている(やっていそう)なことをしっかり真面目に取り組んだように思った。ただその当たり前を浸透させるのが難しいのだろう。特に中小企業では、理詰めではなく属人的な判断や感情で左右される場面も多々あると思う。理論と人情の両輪が経営者として求められているのかなと感じた。頭はクールに、心はホットに。

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    2020年06月25日
  • 町工場の娘 主婦から社長になった2代目の10年戦争

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    父が創業した町工場、急病死で予定外の継業。生き残りのための3年の改革、リストラ・意識改革・設備更新・顧客対応力のため生産管理システム導入・作業標準化。

    女性でもできた、から、女性だからできた、になるといいですね。

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    2015年08月29日