小野田滋のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
まさに歴史
私は関西在住につき扱っている鉄道遺産が身近、実際に行った所も多々あります。
それでも知らない事が学べて良書だと、関東鉄道遺産も買い足しました。
例えば京都鉄道博物館の旧二条駅の駅舎。そこまでは理解していましたが、収める為に両側を短くしていたのは初耳でした。
余りに詳しい方には退屈かも、しかし上記程度であれば必ず惹き込まれます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ伝記の人物としてはあまり馴染みがない名前だが、機関車の名作D51を34歳にして世に送り出した人物で、新幹線開通に尽力した。後にはJAXAの初代理事長としてロケット開発まで!日本の技術発展に貢献したスーパーエンジニア。
勤勉で人格者でもあり、戦時中も開発研究を諦めなかった熱意。子供たちにも是非見習って欲しい。
乗り物大好き次男(4歳)のお気に入り。
ただ、自分ではまだ読めないので、読み聞かせが辛い。
7割方意味は分かってないと思うが、何度も読んでと持って来る。この本から戦争の話に興味を持ち、歴史の本を読むようになった。(もちろん読み聞かせ)
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Posted by ブクログ
東京という都市を、その前身の江戸を含めて歴史の「主人公」と感じるようになったのは門井慶喜の「家康、江戸を建てる」と読んだあたりからだったような気がします。(さかのぼれは荒俣宏の「帝都物語」という作品もありますが、その時は歴史の「主人公」というより「舞台」としていか感じていなかったように思います。)ちょどその頃はTOKYO2020に向けての工事もさかんで1964年のような東京大改造が行われるような気分になっていたかもしれません。同じタイミングでオスカー・ニーマイヤー展に行って首都を作るというダイナミックなデザインに魅了されたりもしました。ただ一人の天才の構想によるゼロからつくった人工都市ブラジリ