【感想・ネタバレ】東京鉄道遺産 「鉄道技術の歴史」をめぐるのレビュー

あらすじ

明治・大正・昭和の貴重な鉄道施設を専門家が解説! 東京に集積する「鉄道遺産」の数々。日本初の鉄道が開業した東京には、明治以来、数多くの路線が建設されてきた。そのため、あらゆる時代、あらゆる種類の鉄道構造物が集積し、今も鉄道輸送を支え続けている。東京に残された「鉄道遺産」を研究の第一人者が解説する。駅舎や施設の貴重な歴史的写真・図版をカラーで豊富に掲載。保存版の一冊。(ブルーバックス・2013年5月刊)

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2024年10月25日

Posted by ブクログ

著者は旧国鉄の技術者であり、内容は鐡道遺産の紹介というよりは、古い鉄道構造物の技術的意義の解説となっている。技術的知識が皆無である私のような読者としては、そのような意義を理解するのは難しいと思うが、都市計画において鉄道が重要な役割を果たしていたことは、今さらではあるがよくわかる。特に、渋谷や池袋など、当時は郡部であった地域がどのように開発されていったのかという記載はとても興味深い。

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2014年04月27日

Posted by ブクログ

ブルーバックスには珍しい?カラー写真有り。主に東京の東寄りの駅や橋梁、トンネルについての歴史を振り返る。思ったより建築法についての説明が多く多少肩透かしな感じもあったりなかったり。2021年現在、御茶ノ水駅の聖橋口は工事の為新たに移設されましたが、今度からこの本で得た知識で御茶ノ水~秋葉原、神田区間を新鮮に見れそうです。

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2021年06月02日

Posted by ブクログ

東京各地の、歴史的な鉄道構造物にひとつひとつ光を当てて、その意義やこめられた歴史背景や技術的な位置付けを概説していく一冊。

「駅」こそ馴染み深い名前がでてくるが、橋・高架・トンネルに関しては名前をきいてもわからないような施設が多く、発見が多い。
ひとつひとつの記述は歴史的・技術的に関心をひく内容に富んでおり、しかも説明は詳しすぎることもなくほどほどで、コンパクト性も手伝ってサッと読める。

巻頭の地図や、巻末の年表や索引等が充実しているのもよい。

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2015年03月01日

Posted by ブクログ

100年も前の構造物が現在も使用されているとは。すごい。

 専門用語は解説だけでは分かりにくい。図、イラストによる図示が欲しかった。

 ラーメン構造→『「ガード下」の誕生―鉄道と都市の近代史』

 鉄骨構造高架橋→フレンチコネクション、ジーンハックマンのカーチェイスを思い出す。

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2013年11月04日

Posted by ブクログ

鉄道ファンとしては、面白いのだが、専門用語が多く、やや難解。もう少し、わかりやすく解説してほしかった。

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2013年07月22日

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