早瀬耕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ読書備忘録758号。
★★★★★。ちょっと悲しくなったので5つ。
サブタイトルにあるように、グリフォンズ・ガーデンの後日譚短編集です。
知能工学研究所(グリフォンズ・ガーデン)が閉鎖され、有機素子コンピュータは北大工学研究室に移譲された。
そして型番がイッコ進んでいてIDA-Ⅺとなっている。
コンピュータを構成するブレード上で会話プログラム(いわゆる自己学習型AI)が動作しているという背景設定で物語が語られる。コンピュータを管理しているのは南雲薫助教授。
短編が進むに従い時間がちょっとずつ進んでいく形式。
【有機素子ブレードの中】
航空会社が運行する3泊4日の寝台特急。下関⇔釧路を走破する -
Posted by ブクログ
ネタバレ繋ぎ留められている、のか、
繋ぎ留めてくれている、のか。
大学の頃、「女の子と会話してると選択肢が見えて、その選択肢の中からどれを選べばこの子とのルートに乗れるのかが直感的に解るんだ。バックグラウンドで動いてるプログラムが俺には見える」と云っていたバイト先のM君。
エロゲのやりすぎで頭おかしくなったんだと思ってたけど、実は彼はもっと凄いことを云ってたのかもしれない。
…いやいや。ルートに乗るってなんやねん。
さてさて。
なんてロマンチックなんでしょうね、これは!
恋愛小説としても勿論、なんていうか論理的ロマンに溢れているというか…
もちろん全体の構造と、それによって提示されるミステリ的 -
Posted by ブクログ
ネタバレやはりこの人の書く小説好きや……(T_T)
恋愛小説を読んだ経験はそんなに多くないけど、男性で、しかも自分よりもさらに上の世代の人が書く恋愛のお話で、嫌な感じとか気持ち悪さとかをこんなにもほとんど感じないというのは、私からしたら本当に凄いことではと思っている。個人的に感性が合うみたいなんもあるんやろうなと、以前『未必のマクベス』読んだときに思ったのを思い出す。あとこの物語全体の感じが、何となく掴み切れない空気感というか何というか、私なりに言葉にすると「輪郭の曖昧な空間感(?)」みたいなものが、『未必のマクベス』と共通してるように感じられた。
この話は単語とか概念がちょっと専門的で難しかった。