早瀬耕のレビュー一覧

  • プラネタリウムの外側

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     一昨年の神保町のブックフェスティバルで購入して以来、積んでいたのをようやく読破。SFマガジンに載っていた表題作を気に入ったのが、購入の決め手だった。
     一個一個の完成度は高く、また連作短編という構造や、あくまで現実との地続き感のある(良い意味で)派手でない世界設定は好みだった。キャラクターたちの交わす議論や、登場する思想も興味深かったが、結末がボケている印象の残る(良く言えば余韻を感じさせる)作品が多かったように思う。ぼーっと読んでしまっただけかも知れないが。

     最後に、SNS全盛期の現代において、それが外部記憶装置のように働いているのじゃないか、という感覚は自分にもあって、共感を覚えた。

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    2020年03月29日
  • グリフォンズ・ガーデン

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    ネタバレ

    「プラネタリウムの外側」よりもさらに難解で、さっぱり分からないんだけれど、読んでいて心地よい。
    認知システムのはなしは興味深い。でも、あんまり色々なことを分解していくと、立ち行かなくなる…
    「ただの石も何かしらの情報を持っているのだから、石の声を聞くこともできるかもしれない」っていうのは、やっぱりロマンなのではないだろうか。

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    2019年10月17日
  • プラネタリウムの外側

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    発表時期はバラバラだけど連作風短編集。南雲助教が主役。最初の1篇だけパートナーのちょっとねじれたマトリックス。
    表題作と忘却のワクチンは☆☆☆☆。マクベス、グリフォンズと同じような透明感ある時間が流れてる。

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    2019年05月03日
  • グリフォンズ・ガーデン

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    ネタバレ

    「プラネタリウムの外側」の前日譚のような話らしい。
    プラネタリウムの外側よりさらに抽象度が増していて、あまり乗り切れずに終わってしまった。

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    2019年01月29日
  • プラネタリウムの外側

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    AIとかプログラミングとか、かなり現代的で理系寄りな小説。そして、SF。自分的には「月の合わせ鏡」がおもしろかった。
    わざと読み手がもやもやするように書かれていると思われる。理解できなくても仕方ないというか、正解があるのかもわからない。

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    2019年01月28日
  • グリフォンズ・ガーデン

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    崩壊する世界と自己組織化により構築される世界、互いの境目が次第に曖昧になって循環する様がとても綺麗。

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    2018年08月02日