霜山徳爾のレビュー一覧
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4回目。何回読んでも、深い感動と、同時に襲われる心の酷い鈍痛を表現する言葉が見つからない。
人生からの要求と存在の意味は、人毎に変わるし、瞬間毎に変化する。私たちは、人生からの問いに、口先ではなくて、正しい行為によって答えなければならない。
加えて、苦悩の中にも一つの課題、一回的な運命を見なければならない。誰も、自分の代わりに苦悩を苦しみ抜けないから。
「われわれが体験せしことをこの世の如何なる力も奪い得ず」
過去も含めたその全てを、当人から奪うことはできない。これは希望でもあるかもしれない。
あとがきまで読み、フランクルさんの主張を理解したつもりになる。けれど、最後の収容所の写真を見 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ夜と霧
面白かった、という感想はこの手のものにはそぐわないかもしれないが、強い葛藤と、そのうえで人間であろうとする思いは、時には少年誌の名作以上に強く輝く、そのドラマがとても感動的だった。
体験記録、という銘からは想像できないほどに前向きで、面白かった。
P12
警備兵の数が増大された そして 特別償却室はその年の終わりまでには完成しそうにもなかったので新来者たちは急増のガス室で寝かすにかけられ 穴の中で焼却されねばならなかった。
こういう部分を文章にされると ハプニングに対応しながら業務を遂行しているような部分が想起される ヒューマンエラーなどの当たり前の人間の日常の延長線にあるよう -
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Posted by ブクログ
グロ・残酷描写には耐性がある方だと思っていたけど、「解説」で書かれる虐殺には、さすがにすごく心が重くなった。もはや銃殺のが楽なんじゃないかと思ってしまうほどの、ひどい虐待に人体実験、あまたの屈辱。
そんな生活の中で、作者はそれでも「自己維持のための闘いにおける心の武器」である「すてばちなユーモア」で「自分に対し、また他人に対し陽気になろうと無理に努めた」人たちを見る。
「愛する人間の精神的な像を想像して、自らを充たす」。
「われわれの戦いの見込みのないことは戦いの意味や尊厳を少しも傷つけるものでない」と語る。
苦しみの中でも生き抜く方法を伝える書として、この本より説得力があるものはないんじ -
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Posted by ブクログ
新訳版を読みました。文から伝わってくるものがあり、自分に知識があったなら原文で直接にふれてみたかった気もしました。
以前、北⚪︎⚪︎の収容所のお話だと思うのですが、外国のアニメ映画の予告がふとインターネット上で流れてきて、その映像が胸にひどく残った日がありました。
絶望感、無力感、未来も夢もない、生命の裂け目がのぞいているような生活、その中で、人間らしく生きようとすること‥
その繋がりで手に取りました。
前半はとてもつらく、皆さまの感想をたよりに、後半や最後を中心に読みました。
以下引用です。
「現場監督(つまり被収容者ではない)がある日、小さなパンをそっとくれたのだ。わたしはそれが、 -
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Posted by ブクログ
「人生から何を我々はまだ期待できるかが問題なのではなくて、むしろ人生が何をわれわれから期待しているかが問題なのである。」P183
一生忘れないであろう言葉。
これをブログで引用した同期はエグいな。
「苦悩への勇気」って言葉も響く。
「この各個人が持っている、他人によってとりかえられ得ないという性質、かけがえないということは、ーー意識されればーー人間が彼の生活や生き続けることにおいて担っている責任の大きさを明らかにするものなのである。」P186
愛とか家族とか仕事とかのことらしいが、愛も仕事も無いやつは人生に対して責任ないってことになるのだろうか。かけがえのない個人性を持っていない奴に希 -
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