泉鏡花のレビュー一覧
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何度か読み返すと更に深く入り込めそう、あとでもう何度か読みたい。
非日常な世界は、少し不気味で物怖じしてしまうけれど、なぜだろう、どこか憧れてしまうなあ
今後、朔太郎もっと読みたいですねPosted by ブクログ -
なんて美しい画本だろう。
鏡花の名文から立ち現れたような絵が誘う、奇しくも美しい世界。
"…鏡花はまるで物語というものの永続性を言祝ぐかのようなタイトルにふさわしく、作品の舞台を花咲き誇る爛漫の春に置き換えた"…。Posted by ブクログ -
幻想的・不思議・不穏・悲しいなど様々な十夜の夢
それからどうなったのか気になる夢がいくつか
私の好みは第一夜と第三夜
この本のしきみさんの絵はわりと可愛らしいのでまとめられている印象でしたPosted by ブクログ -
新潮文庫で読み、ちくま文庫全集で読み、これで三度目。
ちくま文庫でいえば第2巻(初期)と第10巻(小品)を並べ直したようなセレクト。
■鬼哭寺の一夜 ……新体詩。女人幻想。
■水底の感 ……藤村操「女子」(!)について。
■夢十夜 ……まあいつもの。
■永日小品(抄) ……蛇/猫の墓/暖かい夢/印...続きを読むPosted by ブクログ -
光文社文庫の全集でだいたい読んだので、初読は「防空壕」「夏の夜ばなし――幽霊を語る座談会」のみだが、既読の作品も改めて面白い。
講談調の語り手の文体も、語り手が延々告白する口調も、同様によい。
やはり内容だけでない文章の味。
語り手が存在する場合は、語り手がある特異な人を観察した上で読み手=聞き手に...続きを読むPosted by ブクログ -
乱歩の「怪奇・幻想」方面の作品を取りそろえた短篇集。巻末には鼎談「夏の夜ばなし──幽霊を語る座談会」を商業媒体で初復刻収録。
鼎談は昭和22年グラフ雑誌「トップライト」八月・九月合併号に掲載されたもの。参加メンバーは乱歩と一橋大学名誉教授で検事など歴任した刑法学者の植松正と慶応大学教授でエッセイス...続きを読むPosted by ブクログ -
夏なので幻想怪奇系積読消化するぞのじかんです。
これは最近買った本だからそんなに積読じゃないけど、積む予定だったから読めてよかった。
幻想怪奇かとゆーとそこまでではなかったけど、「琴のそら音」とか面白かった。
「薤露行」は、わたしはアーサー王伝説をぜんぜん知らんので、Wikipediaとかで調べなが...続きを読むPosted by ブクログ -
泉鏡花 短編集
注解と解説が充実。表題2編が 非現実から現実を読むスタイルが明確でわかりやすい。他は普通で物足りない
化鳥
*テーマは「人間の傲慢さや差別〜虐げられた者(被差別民)の怒り」
*鳥は 被差別民の比喩と捉えた
*橋が 人間世界と別世界(被差別民)の境界線を意図していると思う
*母(...続きを読むPosted by ブクログ -
夏目漱石夢十夜を受け継いだと言われる内田ひゃっけんの東京日記が好きで、遡ってきました。
何度でも咀嚼したくなるような文章です。庄太郎さーーーーーーーん!!!!!!!Posted by ブクログ -
いつもみている角度とは別の角度から見ることで世界が変わって見える。つまらない風景もきらめいて見えるかもしれない。
絵が可愛い、何度見ても飽きないと思うPosted by ブクログ -
<乙女の本棚>シリーズ。たぶん2018年に読んでいたのに、登録し忘れていた。この本は芥川個人の体験を基にしたのものだろう。読後にほっこりする。絵もいい感じだ。Posted by ブクログ
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ちょっと難しいように感じましたが、薬のせいでみえた世界なのですかね??それを何年経っても信じているのもちょっと怖い気もしますが。
本だからこそ色々と憶測をしながら読めました。
イラストがとてもいい。画集感覚で読めます(*^^*)
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夏目漱石は、読みやすい。
夢十夜は有名な話で、ずっと前に読んだその印象とは全く違う本になっていて驚く。
夢十夜は、第一夜は美しいのだが、それ以外は恐ろしい印象だったが、
素敵なイラストが付き、美しい話に生まれ変わった感じ。
Posted by ブクログ -
伯爵夫人は、麻酔をしないでくれという。
うわ言が怖いから。
医学士→高峰様→イケメン。
しかし、痛いから。
麻酔なしには手術が出来ないので、
周りの人達が伯爵夫人を説得する。
麻酔は要らぬ、切ってくれと言う夫人。
医学士はついに夫人の白い胸にメスを入れる。
夫人は医学士に
「貴下だから、貴下だから」...続きを読むPosted by ブクログ -
※編集しても更新されないので、一旦保留
以前同シリーズの「秘密」を読んで、絵の力~!とうっとりしたので、今日は泉鏡花で。
いつも思うんだけど、字がむずいよね。いや、それが味でもあるんだけど。Posted by ブクログ