西寺郷太のレビュー一覧

  • マイケル・ジャクソン

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    「新しい『マイケルジャクソン』の教科書」と一緒に読むと良いと思います。
    どちらも良書ですが、
    映画"This is it"を観た人にはこちらの方が良いかも。

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    2010年03月22日
  • ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い

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    この曲を突き詰めて知れる本

    曲に関わる背景、人、それを知るためのアメリカミュージックの歴史。情報量に満足

    言われてみたら確かに。という分析と感じた
    いつの頃からか口ずさんでいた、こんな曲がいつの日かまた出てくることに期待

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    2026年07月30日
  • マイケル・ジャクソン

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    世界一のマイケルファンであり、マイケル研究家であると言っても過言ではない筆者だからこその素晴らしい読み応え。貴重な証言に基づく事実と長年の研究に基づく私見が入り乱れるその筆致には迫力すらも感じた。特に少年虐待疑惑を検証する第四章は必読かと。

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    2026年06月27日
  • ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い

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    この方の本は面白くて鋭いです。
    (曲は聴いたことないんですが笑)
    その中でも、この「呪い」の話は、
    ポップミュージックの本質を突いていて、
    何回読んでも関心させられます。
    「発動」という表現が面白いですね。
    日本で言うと、
    「紅白」に出たり、「朝ドラ」の主題歌を歌ったり、
    そんな感じなのかもしれません。
    って、よく見たら、この本、
    NHK出版新書でした笑

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    2026年06月13日
  • マイケル・ジャクソン

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    映画マイケルを見る前に、マイケル・ジャクソンのことを知りたくて読みました。
    彼の人生を俯瞰して見るには最適な本でした。

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    2026年05月31日
  • 90’s ナインティーズ

    ネタバレ 購入済み

    連載の時から読んでました

    noteに連載されていた時に読んでました。
    サニーデイ登場のあたりで存在を知り、掲載されている分を一気に読んで、だんだん更新間隔が空いていき、
    書籍化いつになるんだろう……とぼんやり待っていました。
    90年代は10代として過ごしていた自分には
    こういう下北沢の風景はいつか見てみたいものだったなあ。
    サニーデイやらPENPALSやらたくさんの固有名詞を楽しく拾い集める過程も楽しかったのですが
    新井仁人気をこうやって書き残してくれたのが
    当時在宅新井ギャルだったので特に嬉しかったです。
    NORTHERN BRIGHTより断然RON RON CLOU派でした……(もはや誰にもわからない話)。

    #エモい #アツい

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    2026年03月07日
  • 90’s ナインティーズ

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    青春ものの少し青くさい感じも90年代後半の空気感にぴったり。時折り差し込まれる時事ネタが、同時代を生きた人達の心をくすぐる。野茂はパイオニアになったし、メジャーでも背番号51はイチローのものに。マイケルも筒美京平もなくなってしまったな。

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    2023年10月29日
  • 90’s ナインティーズ

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    ネタバレ

    ・自分はここにいなかった人間だが、確かにこの時代はあった。確かなこの時代の空気がここにあった。
    ・特にSTARWAGON。インディーズ時代の一枚は自分も心の一枚。繰り返し聞いた。まさか西寺さんとそんな関係にあったとは全然知らなかった。その別れも含めて胸にズシンと来るものがあった。あのアルバムっぽいな、と思った。
    ・正直、あの頃と自分は全然変わっていない気がしていたけれど、これを読んで90年代って終わったんだな、と思った。(当たり前の事なんだけど)
    ・しかし、自分とは全然違う場所の話なんだけど、濃厚に自分の「この頃」を思い出した。これ、凄い小説だと思う。(少なくとも僕の様なある種の人達にとっては)

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    2023年09月17日
  • プリンス論

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    著者のプリンス愛に溢れた一冊。
    個人的にもプリンスは大好きで、今までいったライブで一番良かったと思っている。
    それだけに2016年の突然の訃報は衝撃だった。
    著者である西寺郷太氏も、この本が発売された数ヶ月後に衝撃の訃報を耳にするとは思わなかっただろうな。

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    2023年05月02日
  • プリンス論

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    NONA REEVESのフロントマンであり、かつ作曲家・プロデューサーとしても活躍するポップス職人の西寺郷太が、80年代アメリカ音楽に関する愛情と優れた批評眼をもとに書き下ろしたプリンスの生涯とその音楽性についての論考。

    基本はクロノロジカルにデビュー時から2015年(この本が出た翌年、プリンスは死去するため、実質的にはほぼラストアルバムまで)を振り返っていくスタイル。プリンスはとにかく多作であり、80年代の作品を愛好する自身にとっても(特に極彩色に溢れるポップ絵巻、『Around The World in a Day 』がマイベスト)、90年代以降の作品はちゃんと聞けていないものが多く、解説と共にSpotifyで聴くと発見ばかり。

    自身が音楽家でもある著者の分析は非常に面白い箇所が多いのだが、中でもBPMに関する指摘は非常に興味深い。

    一般的に70年代のディスコミュージック、ディスコファンクと呼ばれる曲は、BPM 110-120前後(このくらいのBPMだと気持ちよくノレる感じ)であるが、プリンスにとっての大ヒットアルバムである『Purple Rain』ではBPM135くらいから最も高速な曲では190台と、高速化を遂げる。高速化される曲はロック的なダイナミズムを持ち、アリーナなどの大会場でもわかりやすく盛り上がれることから、これが大ヒットを生んだ1つの音楽的背景ではないか、というのが本書での指摘である。

    この流れでもっと興味深いのは、日本においては特にBPM 110-120の曲はヒットしにくい、という指摘である。それは例えば、
    ・AKB48のヒット曲の多くのBPMが150-180台のかなりの高速であること(唯一の例外としてBPMが122の「恋するフォーチュンクッキー」が言及されているが)
    ・アメリカではどちらも爆発的ヒットしたものの日本でもヒットしたファレル・ウィリアムズの「Happy」がBPM160であったのに対して、日本ではそこまでのヒットに及ばなかったマーク・ロンソンとブルーノ・マーズの「Uptown Funk」がBPM 116の典型的なディスコファンクであったこと
    などを証左として挙げているが、この指摘は感覚的に非常にうなづけるところがあった。

    しばらくこれを片手に殿下の豊富な音楽世界に浸りたいと思う。

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    2023年04月16日
  • 90’s ナインティーズ

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    NONA REEVESのフロントマンであり、優れたポップスメイカーとして作曲家活動も行い、かつマイケル・ジャクソンやプリンスの音楽評論でも知られる著者が、アーティストとしてのデビューを目指してもがいた90年代を描いた自伝的小説。

    自らの才能を信じつつ、ひたすらデモテープを作り、信頼できるバンドメンバーと出会ってデビューを果たしていく、という著者の生き様がとてもキラキラしており、音楽を愛する人であれば必ず共感できるシーンばかり。そして、登場人物はほぼ実名であり、当時の日本の音楽シーンを代表する様々なアーティストたちとの交流が描かれており、下北沢を中心とする当時のロックバンドの様子なども知れるのが非常に面白い。

    寝る直前に数十ページだけ読もうと思って読み始めたらあまりの面白さに手が止まらず、結局ラストまで一気に読んでしまった。音楽ファンにはおすすめの一冊。

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    2023年02月18日
  • プリンス論

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    自分が洋楽ドップリだった高校大学時代。「1999」〜「グラフィティーブリッジ」辺りまではカセットテープが伸びるほど聴きました。特に「parade」は曲数も構成も私にとって完璧。
    でも、流石に殿下の全キャリアにはついて行けず、久しく追うこともありませんでした。
    殿下が鬼籍に入り、ラジオ「アト6」で西寺氏の熱いプリンス論を聴き、この本を参考にCDラックのプリンスの棚を補間し始めました。

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    2020年07月12日
  • プリンス論

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    カセット→CD→MD→データ→ストリーミングの全てが
    青春時代の私は、
    データ期にプリンスに出会い、プリンスだと「知らずに」ただ踊り狂っていました。
    そんな私は今レコード期にいます。

    「アルバムって覚えてる?」
    の言葉にあるよう、今の私は単一的に作品を選び取るのではなく丸ごと向き合うことが楽しくなった。
    この本でさらに一層楽しみが深まりました。

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    2019年09月02日
  • プリンス論

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    さらりと読めるが深みというか凄みがあった。

    著者と同じく、自分も初めて聞いたのはパープルレイン前で、自分の場合は『controversy(1981)』がもらったテープに入ってた。

    テープには何も書かれていなかったので、それがプリンスの曲だと知るのはずっと後のことで、著者のようにプリンスを追いかけることはなかった。
    それでも音楽を聴き始めてから、ずっとアルバムを発表し続けてきた「身近なミュージシャン」がなくなるのはやはり辛い。
    文筆業が本業ではないが、プリンスの才能の爆発をリアルタイムで見続けてきた人なら共感するところが多いと思う。

    1999年にラジオでプリンスが特集時に、一曲目が『1999』だったことをふと思い出した。

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    2017年08月13日
  • プリンス論

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    2015年グラミー賞授賞式「最優秀アルバム賞」プレゼンテーターとしてのスピーチ …「 『アルバム』って覚えてる?」「アルバムは、今も、重要だ。」「本や、黒人の命と同じように。アルバムは、今も重要だ。今夜も、これからも…。年間最優秀アルバムです。」かっけー!

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    2016年06月03日
  • プリンス論

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    新書になる程話題性がある?
    という風に読んだときには思った
    早世したのは実に残念だ

    プリンスは天才である
    プリンスを取り巻く環境
    多作で駆け抜けた年代
    名前を捨て記号になり
    再び復活してきた

    ここ数年はプリンスの曲を聞いていなかったがまた聞いてみようかな
    手軽にプリンスを知るためには良書かもしれない
    しかしこれだけでは彼の才能と与えた影響は分からないだろう

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    2016年05月19日
  • プリンス論

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    プリンスの長いキャリアからすればつい最近ファンになった、ということになる自分としては、プリンスの歴史が知れてとても良かった。
    プリンスファンによるプリンス本。

    全米No.1を獲ったWhen doves cry、KISSにはベースがないとか。

    ---

    memo

    p88
    「ミディアム・テンポ」の楽曲は日本の一般層にはさほど受けない。「とても速い」か、「バラードとしてはっきりと遅いか」でなければ難しいのが現状だ。

    p214
    白人警官による黒人殺害、暴行事件(ファーガソン事件、エリック・ガーナー事件、フレディ・グレイ事件)によってプリンス、ディアンジェロが動いたエピソード。その年のグラミー賞の話。


    p232、235
    2015年の2月、グラミー賞の夜―。プリンスは壇上で「アルバムは今もこれからも重要だ」と言った。(略)彼は「アルバムが重要」という言葉の奥に「アーティスト自身がリスナーを教育する責任を負え」という意味を込めたのではないだろうか。

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    2016年02月13日
  • プリンス論

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    ネタバレ

    「ミュージシャンズミュージシャン、プリンス」の解説。初期MTVで黒人PVが放送されなかった件や、「We are the world」にプリンスが参加しなかった理由など、緻密な取材と圧倒的な愛でプリンスを語る。2015年グラミー賞授賞式でのプリンスのコメント「アルバムって覚えてる?」、そのコメントから、昨今の音楽ネット配信への危惧と制作サイドとしての覚悟を語る文章には鬼気迫るものあり。感涙。

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    2016年01月12日
  • ウィ・アー・ザ・ワールドの呪い

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    1985年4月5日、USA for Africaのアーチスト名で一斉に世界のラジオ局で同時放送された音楽、映像は瞬く間に世界を駆け巡った。クインシー・ジョーンズ、マイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチーという3名の黒人が中心に企画したジャズ的にボーカルがリレーするライヴの緊張感の中でオリジナルな魅力を発揮する匠の技のせめぎ合いの結集した音楽。その感動的な合唱は今でも鮮烈に覚えている。そして、ブルース・スプリングスティーン、シンディー・ローパーなどのソロも強烈な印象を与えた。参加者たちがなぜあそこまで高揚し、感動して歌うことができたか、彼らといえども、目の前に憧れてきた歌手たちが多く集まり、自分もその一人として選ばれたという感動を考えれば当たり前かもしれない。1月28日~29日にかけ、ほぼオールナイトでの録音・録画のライヴ感が大ヒットの理由であることは間違いない。しかし、45名の著名アーチストが集まったが、集合写真に2名が欠けている。その一人ポインター・シスターズの末妹ジューン。その謎を調べ、華やかな報道の翳の難しい面を知る。そして集まったスーパースターたちも多くが、1985年を境にヒットに恵まれていない!ライオネル・リッチー、スティービー・ワンダー、ダイアナ・ロス、ティナ・ターナー、ケニー・ロギンス、ビリー・ジョエル、スティーヴ・ペリーたち。そして参加しなかったジャネット・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストンが大活躍という皮肉は単に世代交代だけとも言えないのだろうか。

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    2015年12月17日
  • 噂のメロディ・メイカー

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    ワムにゴーストライターがいたというある意味トンデモ話ではあるものの、真相に近付いていく過程は手に汗握るような展開だった。そして相変わらず自分と同世代の作者のポップスに対する言葉が悉く刺さる。

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    2015年11月21日