日下力のレビュー一覧

  • 平家物語転読 何を語り継ごうとしたのか

    Posted by ブクログ

    もとは講演していたものらしく、話し言葉で書かれていて非常に読みやすいです。
    文学面だけでなく、『玉葉』などの資料を用いて歴史面から考察したりしています。
    平家物語に一歩踏み込みたいという方にオススメ。

    0
    2011年05月12日
  • 平治物語 現代語訳付き

    Posted by ブクログ

    以前、小学館の全集で読んだ時は断然『平治物語』の常盤のくだりが印象的だった。
    女性の視点でこれほど紙幅を取るのは、『平家物語』の建礼門院(灌頂の巻)くらい?

    改めて読んで思うのは、寵愛されても、信頼のような武才のない人物が台頭すると、この時勢では哀れな末路しか辿らないことへの不憫さ。
    馬から落ちるわ、鼻怪我して鼻血出すわ、義朝に白い目で見られるわ。
    ドラマではドランクドラゴンの塚っちゃんが演じていたようで、画像に吹いた。
    に、憎めないわー。
    (義朝は玉木宏なのか……)

    さて。
    『保元物語』の為朝ばりの剛の者には欠ける(まあ源氏最強って言ってたしなー)ぶん?、頼朝・義経の復讐譚までが収録され

    0
    2017年12月31日
  • 保元物語 現代語訳付き

    Posted by ブクログ

    2017年の読みおさめを、『保元物語』と『平治物語』にしようと思い立つ。
    どちらも日下力氏が訳注されていて、以前に二冊ほど読ませていただいていたので、ワクワク。

    とりあえず現代語訳のみを読み終えた感想。
    鳥羽院が崇徳天皇の後継者として、弟君である後白河天皇を立て、崇徳院(新院)の子が天皇とならなかったことを発端として、各々が武士を伴わせた乱に発展する。

    源為義パパの子沢山ぶり(最終的に男子66人を夢見るって、どんな……)にも関わらず、生まれた子のやらかし具合。
    六男為朝が強すぎる。色んな意味で。
    戦では一番の見どころです。
    この人が生き残ってたら、源氏の勢力図はきっと変わっていただろう。

    0
    2017年12月31日
  • 保元物語 現代語訳付き

    Posted by ブクログ

    軍記物語を読みきったのはこれが初めて。保元の乱を扱う此書は上中下巻と分かれ、戦闘を描く中巻を挟んで、乱の背景たる崇徳院が怨恨の原因を記す上巻、戦後処理及び参戦者たちの帰趨を示す下巻とから成る。無論、筆の勢いは自ずから中巻に強い(とりわけ強弓為朝の英雄ぶり)が、親を斬り兄弟を斬る業の重さと綸言の重さとの狭間における懊悩、死なんずる人々の死に様などは心に響く。つぶさに書かれてはいないが、正清、波多野ら義朝の部下も魅力的。官軍賊軍いずれも人間である。清盛は詰まらぬ。脚注が親切で、愚管抄の引用は理解を助くべし。

    0
    2015年11月03日
  • 保元物語 現代語訳付き

    Posted by ブクログ

    『鎌倉殿の13人』を観て源平合戦に興味を持ち読みました。ドラマでは扱われなかった白河上皇が即位するまでの過程も書かれていて勉強になりました。

    0
    2022年02月03日
  • 平家物語転読 何を語り継ごうとしたのか

    Posted by ブクログ

    あれ?随分以前に読んだ本なのに、登録していなかった。

    山下宏明『平家物語入門』に似ているけれど、口調が軽くて読みやすいので、本当の入門はこちらからがオススメ。
    祇園精舎の鐘の音は、ゴーン!ではないってオビが斬新だったなあ。。。

    0
    2015年07月02日
  • 中世尼僧 愛の果てに 『とはずがたり』の世界

    Posted by ブクログ

    とはずがたりに関する本。
    従来の説は、そのセンセーショナルな内容の影響から、本来の意味を読み違えているところもある、というスタンスで書かれた本でした。

    きちんと解説本を読んだことがなかったので、なるほど!と思うことばかりでした。

    0
    2012年08月02日
  • 平家物語転読 何を語り継ごうとしたのか

    Posted by ブクログ

    平家物語って全部で12巻もあるんだ!

    平家物語が史実を基にしたフィクションだ。
    歴史的事実を越えて「人間」を表現している。
    時代は変わった。何もかもが変わった。それでも人の心は変わらない。
    いつの時代も人はそれぞれのやり方で自分を取り巻く世界を表現して理解しようとしてきた。

    0
    2011年10月31日