橋本翔太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
こういう心理学?自己啓発?系は難しすぎたり、逆にそんなん本読まなくても知ってるわーっていう内容だったりワークが難しすぎたり結構合う合わないや当たり外れが多いと思うけれど、この本に出会えて本当に良かった。
何より橋本さんの言葉選びがわかりやすく、繊細でひとりひとりに丁寧に寄り添いながらこの本を書いてくれたことがよくわかる。
読みながら何度も涙してしまった。
気休めの本ではなく、本当に助け出そうとしてくれているんだということがよくわかる本だった。
ワークも例があるのでわかりやすく丁寧で、すぐにでもトライできるところがいいなと思った。
橋本さんご自身も苦労なさってきたことをこの本で知った。
そ -
Posted by ブクログ
おそらくピーター・A・ラヴィーンの「ソマティック・エクスペリエンシング」や内的家族システム、インナーチャイルドなど、トラウマ心理学的な考え方を取り入れていて、専門的で取っつきにくい内容を、無意識下のトラウマや傷=「ナイトくん」というキャラクターとして登場させることで分かりやすくまとめられていた。
またお金がたまらない、部屋を片付けられない、言いたいことが言えない、人間関係リセット癖など、自分や周りの人に当てはまるような事例を、無意識の傷の観点から紐解いていて、確かにそうかも知れないなという納得感があった。
ワークと、実際のセッションの様子がいくつか載せられていて自分一人でも取り組みやすくて -
Posted by ブクログ
とても良い本でした。
題名からすると、なにか人生に支障があるとか、人間関係に悩みがあるとか、そういう人向けかなー、と思われると思うんですが、
全人類向け!です!
たとえば、部屋が片付けられない人。
反対に、部屋が散らかると許せない人。
こういう人にはどんな心理が働いているのか?という話から入っていく。
そんなちっちゃい問題だったらいろいろあるわ!と思いますよね。
イメージしやすく、わかりやすく、やさしく、それでいて発見がある内容だと思います。
自分という人間の解像度が上がるというか。
…いろいろ感想書こうと思ってたのに
著者のYouTubeチャンネルを見に行ったら、思ったより屈強な男性 -
Posted by ブクログ
ネタバレこの本を読んで、しんどい気持ちや苦しさは、心が自分を守ろうとして働く防衛反応なのだと気づいた。
さらに、それがなぜ起こるのかを考えたとき、親からの刷り込みや幼少期の経験が影響していることにも気づかされた。
今まで私は、そうした感情をただ「嫌なもの」として避けたり、責めてしまうことが多かったと思う。
しかし本書を通して、感情が生まれる背景を知ることで、自分自身を少し客観的に見られるようになった。
私はこのまま、自分が嫌な気持ちになる自分を嫌いになりたくないと思っている。
そのためにも、この気持ちに気づいたときには、本書で紹介されているナイトくんワークを行い、自分と向き合い、自分に寄り添えるように -
Posted by ブクログ
思考の癖とかブロックとか潜在意識とかのあたりをわかりやすくハートフルに書いてくれてる。
個人的には上記のことをすでに知ってた分、新しいことを知れたというよりは今までの知識により確証がもてたというかさらに解像度が上がった感じ。
ナイトくんワークも知らぬ間にやってた(笑)私の場合は紙に書き出して対話する方法になるけど。久しぶりにやってみようかなという気持ちになった。
本書ではナイトくんとは?についてが丁寧に書かれてるから、すでにそこに知識がある身からすると大半が冗長に感じるかも。
もっと具体的なナイトくんワークの方法をぜひ第2弾とかで発行してくれたらいいな〜と思ったり。
とにかく心優しく書かれてる