井上尚弥のレビュー一覧

  • 勝ちスイッチ

    Posted by ブクログ

    【所感】
    日本ボクシング史上最高と呼ばれるボクサー井上尚弥氏の哲学が詰まった良書。今の時代に一流に求められるものが何たるか少し分かった気がした

    【覚えておきたいポイント】
    命をかけて闘志を燃やしてリングで闘うのではなく、冷静に勝つためのデザインを描き、神経を研ぎ澄ましてミリ単位で計算するインテリジェンスな作業が理想のボクシング。怒りや憎悪の感情はその邪魔になる

    リング上でのパフォーマンスがすべて。そこに付随する物語の必要性はプロとして感じない。人生の苦労などない方がいいに決まっている

    自分は自分、人は人。他人と比べることをしなければ、誰かを嫌いになることはない

    0
    2021年01月03日
  • 勝ちスイッチ

    Posted by ブクログ

    「真っすぐに生きる。」に続いて、「怪物」プロボクサー・井上尚弥の本を読む。
    井上尚弥に興味があったのは、もちろん、その強さが衝撃的なこともあるけれども、私が数年前まで、井上尚弥の生まれ育った神奈川県座間市に住んでいたからだ。住んでいた頃には既に世界チャンピオンだったし、座間市役所に行くと、井上尚弥応援のポスターが貼ってあったりする。
    前作の「真っすぐに生きる。」が世界チャンピオンになる前に発行されたものであるのに対して、本書「勝ちスイッチ」は、2019年発行、井上尚弥が既に世界チャンピオンになった後に発行されたものである。
    家族について、練習について、試合について、減量について、自分の性格につ

    0
    2023年12月10日
  • 勝ちスイッチ

    Posted by ブクログ

    ボクシングWBSSの初代王者で無敗の戦績を誇るモンスターこと井上尚弥選手のボクシング観や家族についてなど自身のことについて書かれた一冊。

    ボクシングに懸ける想い、リング上での流儀など試合だけではわからない井上選手の心の内を本書で知る事が出来ました。
    出版時までの18戦の試合中の心境や減量時の苦悩や食事へのこだわりやオリンピックとプロ転向時の思いなど赤裸々に書かれていてボクサーの生活面のことも深く知る事が出来ました。
    そして、ガウンやグローブやトランクスなど試合で身につけるものについても強いこだわりがあることを知理ました。
    また、トレーナーである父や同じプロボクサーの弟の拓真選手を中心に家族へ

    0
    2020年09月27日
  • 怪物

    Posted by ブクログ

    強く逞しく美しい
    これが井上尚弥のボクシング
    作家の中村航を通して描かれる井上尚弥の誕生から2018年初めまでのエピソード

    「打たれないボクシングを目指す」
    「安易に次の段階に進まない」
    という父親の指導が活きてる。
    始めたころはパンチは打たせず、ひたすらにステップワークという基礎、反復練習。
    この父親、練習がなければ井上尚弥という怪物は誕生しなかった。
    強靭なメンタルの秘密はわからないが、やって来た日々の練習の自信か、生まれつきのものだろうか?
    まだまだ先に突き進む井上尚弥の美しいボクシングを見守る

    0
    2020年02月19日
  • 勝ちスイッチ

    Posted by ブクログ

    なぜ、あそこまで完璧に勝てるのか。
    なぜ、あんなに勝ち続けられるのか。
    その秘訣を知りたくて手に取った。
    ボクシングに対する向き合い方。
    家族に対する想い。
    試合前後の心境。
    などを本人ならではのリアルさで知ることができた。そこは満足。
    だが、最初から最後まで文体が気になって仕方がなかった。気取っている、カッコつけているのだ。
    本人の希望なのか。出版社の希望なのか。ライターの癖なのか。
    本人の希望ならば、勝手に純粋でまっすぐなイメージを持っていたのでがっくりだ。

    0
    2025年06月19日
  • 勝ちスイッチ

    Posted by ブクログ

    モンスターたる所以が何となく分かったような気がする。

    研究熱心で常にアンテナを張り巡らせ、自分を客観視できていて、誰よりも理解しているような印象。

    0
    2024年09月05日
  • 怪物

    Posted by ブクログ

    井上尚弥のファンでなければ読まない本ですね。
    井上尚弥のファイテングロードは続いています。
    物語は序章ですね。
    続きが読みたいです。

    0
    2023年12月26日
  • 真っすぐに生きる

    Posted by ブクログ

    井上尚弥は4階級を制したボクシングの世界チャンピオン。元々アマチュアの強豪選手であったが、2012年にプロデビューを果たし、それ以来、25戦25勝(22KO)という、圧倒的な戦績を残している。パウンド・フォー・パウンドと呼ばれるランキングがある。これは、階級・体重差に関係なく、世界中の選手たちを専門家が評価し、「全階級を通じて最強の選手は誰か」を決めるものである。それは、サッカーで言えば、バロンドールを獲るようなものだろう。2022年に井上はこのランキングで1位となっている。もちろん、日本人選手としては初めての快挙である。
    井上が最初に世界チャンピオンになったのは、2014年4月のことであるが

    0
    2023年12月09日
  • 怪物

    Posted by ブクログ

    彼には一瞬で引き込まれた。試合もそうだが、雰囲気に現れている。嫌な人はほぼいないだろう。本著で、人間性を垣間見れ余計にファンになった。これからも、応援する。

    0
    2023年02月04日
  • 真っすぐに生きる

    Posted by ブクログ

    ボクシングというか格闘技やってる人は多少やんちゃでも実力があれば許される風潮があるけど、井上選手みたいに強くて礼儀正しい選手がいるともうダメだよなと思いました
    ボクシングのことまったく知らなかったので、スポーツとしてどういう立ち位置なのかなど、知らない世界を知れて面白かったです

    0
    2023年01月21日
  • 勝ちスイッチ

    Posted by ブクログ

    とにかくどんな時にも心がブレない井上尚弥選手を尊敬する。これ以上練習することはないというほど準備をしていることが一番の自信に繋がっているのだろう。

    0
    2022年06月13日
  • 怪物

    Posted by ブクログ

    類い稀なる天才チャンプのドキュメント。
    地道な努力を楽しんで継続出来る、それが天才。
    チーム井上、親や兄弟と明確なイメージを持って妥協する事なく実現して行く。
    凄すぎて呆気に取られて感動すらしない。
    でも考えさせらせる。

    0
    2019年09月13日