【感想・ネタバレ】怪物のレビュー

あらすじ

「打たせずに打ち、相手を必ずKOする」。
その攻防一体となった美しく力強いスタイルが世界的な評価を呼び
ついには世界の強豪以外は上がることのできないアメリカの舞台に招かれた井上尚弥だが、
その強さ、激しさが知れ渡るほどに対戦相手、内なる炎を燃え上がらせてくれるような
強敵との対戦は遠のくようになってしまった。そして肉体の成熟に伴う極限の減量苦。
遂にチャンピオンベルトを返上し、未知なる強豪との交錯を求めて階級を上げる決断を下す…。
団体の分裂、階級のさらなる細分化によって「世界王者」の威厳は翳り、
また選手や関係者のスキャンダラスな言動によってボクシング人気も衰えた時代に突如現れた
日本ボクシング界の最高傑作の激動の一年を、尚弥を「怪物」たらしめる思考、濃密な家族との物語と共に描く。

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Posted by ブクログ

強く逞しく美しい
これが井上尚弥のボクシング
作家の中村航を通して描かれる井上尚弥の誕生から2018年初めまでのエピソード

「打たれないボクシングを目指す」
「安易に次の段階に進まない」
という父親の指導が活きてる。
始めたころはパンチは打たせず、ひたすらにステップワークという基礎、反復練習。
の父親、練習がなければ井上尚弥という怪物は誕生しなかった。
強靭なメンタルの秘密はわからないが、やって来た日々の練習の自信か、生まれつきのものだろうか?
まだまだ先に突き進む井上尚弥の美しいボクシングを見守る

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2020年02月19日

Posted by ブクログ

井上尚弥のファンでなければ読まない本ですね。
井上尚弥のファイテングロードは続いています。
物語は序章ですね。
続きが読みたいです。

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2023年12月26日

Posted by ブクログ

彼には一瞬で引き込まれた。試合もそうだが、雰囲気に現れている。嫌な人はほぼいないだろう。本著で、人間性を垣間見れ余計にファンになった。これからも、応援する。

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2023年02月04日

Posted by ブクログ

類い稀なる天才チャンプのドキュメント。
地道な努力を楽しんで継続出来る、それが天才。
チーム井上、親や兄弟と明確なイメージを持って妥協する事なく実現して行く。
凄すぎて呆気に取られて感動すらしない。
でも考えさせらせる。

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2019年09月13日

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