小原雅博のレビュー一覧

  • 外交とは何か 不戦不敗の要諦

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    各地で世界情勢が緊迫するなかで、改めて外交とは何かという思いに駆られて手に取ったのが本書、小原雅博氏の『外交とは何か 不戦不敗の要諦 』である。
    中公新書らしい硬派なクラシックな佇まいとは裏腹に、本書は2025年3月刊行と最新の知見が盛り込まれており、ウクライナ侵攻やガザ情勢といった20年代の大きな問題にも鋭く切り込んでいる。

    言われてみれば、外交とは何か、明確に説明できる人は少ないのではないだろうか。自分もその一人だ。
    本書は、タイトルの通り外交の役割や歴史、そして現代におけるその重要性が丁寧に記されている。

    特に大きなページ数を割かれて記される日本の外交史を深く掘り下げている点はとても

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    2025年07月28日
  • 外交とは何か 不戦不敗の要諦

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    あらゆる組織において通ずる手段と目的を埋める戦略の重要性を感じると共に、必死になって作っていかなければならない平和に対する責任を持とうと思わせられた。

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    2025年05月28日
  • 日本の国益

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    小原 雅博
    東京大学大学院法学政治学研究科教授。1955年、徳島県生まれ。博士(国際関係学)。東京大学卒、UCバークレーにて修士号取得。1980年に外務省に入り、アジア大洋州局審議官、在シドニー総領事、在上海総領事などを歴任した後、2015年より現職。復旦大学(上海)客員教授も務める。著書に、『東アジア共同体』、『国益と外交』(ともに日本経済新聞出版社)、『境界国家論』(時事通信社)、『チャイナ・ジレンマ』、『外交官の父が伝える素顔のアメリカ人の生活と英語』(ともにディスカバー・トゥエンティワン)『日本走向何方』(中信出版社)など。東大では、現代日本外交を担当。外交官としての実務経験

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    2024年05月18日
  • 東大白熱ゼミ 国際政治の授業

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    用語の解説に終始している本とは違い、
    政治とは何なのか?
    軍事力はどうあるべきか?
    国益とは何かなど基本的な考え方から対話形式で紹介されていて読みやすい上に分かりやすかった。
    曖昧模糊としていた国際政治の一端に触れたきがした。

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    2022年01月25日
  • 日本の国益

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    日本のとるべき道についての詳細な議論を展開している。こういった本を読むと、日本に残された道はほとんど選択肢がないように思えてくる。

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    2018年11月24日
  • 外交とは何か 不戦不敗の要諦

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    外交と軍事(防衛)は国外政策の両輪となる。最近は防衛費の増大ばかりが注目を浴び両輪のバランスが取れていない気がする。かつては経済という補助輪が外交を支えていたが、経済のプレゼンスも相対的に低下しつつある今、本輪の外交が防衛と互して回っていかなければならない。車体が横転してしまう前に。つい80年前にも横転して周りを火の海にしてしまったのだから。

    それに防衛は結局の所金食い虫の一面もある(ある程度は金食い虫でいいとは思うが)
    外交に労力を掛け成果を出す事が安上がりで、借金大国にも優しい政策になるはず。

    ジュンク堂書店天満橋店にて購入。

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    2025年11月09日
  • 東大白熱ゼミ 国際政治の授業

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    国際政治学の初歩
    とても読みやすい本だった。
    民主主義を善として構築された国際社会・秩序は中国にとってはスタンダードではなく、納得できない部分もある。いくら中国が発展しパワーを得ようと、その国際秩序は容易に覆すことはできない。
    上記を要約。
    自由や民主主義、人権の尊重や法の支配と言った普遍的価値を掲げることで、同じ価値観を持つ国々と連携していこうという姿勢を外交に生かしたものが、価値観外交である。
     この普遍的価値がなくなると、第二次世界大戦以前のような、言論弾圧、独裁、全体主義など弱肉強食が支配する世界が生まれるという危険性を孕んでいる。そんな歴史を繰り返さないために、僕たちが支持し擁護しな

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    2023年12月27日
  • 日本の国益

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    日中・日米の関係から、世界益強いては日本の国益を語った本
    日米同盟至上主義かアジア主義化の二者択一はナンセンス。日本は日米同盟+αのαを今後は意識しなければならず、それは自由で開かれたインド太平洋戦略など世界益に通ずるものである。

    驚き
    日本独自の防衛を確立させるためには、日本の一年の防衛予算の5倍のコストが掛かることとなる。自主防衛のための膨大のコストは巨額の国家責務を抱える日本にはとり得ぬ選択肢である。また核保有のために日本は国際的孤立を覚悟せねばならず、核兵器のない世界を目指してきた日本の理念やアイデンティティが喪失される。よって死活的国益である国家・国民の安全の確保において、日米同盟

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    2023年12月27日
  • 東大白熱ゼミ 国際政治の授業

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    1.最近、国際情勢が悪くなっており、武器を持たない戦争に陥っていることに不安を感じています。そこで、なぜこのような情勢になってしまったのか、ふと興味を持ったため、考えてみることにしました。

    2.この本では、1つの事柄に対してこれだという答えを決めつけるものではありません。法や経済政策、戦争について、人によって解釈が異なっているなかで、どのようにして自分なりの答えを探せばいいのか、日常の情報をうのみにせず、批判的な思考で本質に迫ることを目的としています。
    国際政治を学ぶ意義としては、国家間の平和を保つための手段を考えるということに尽きます。ただ、それだけではなく、政治を学ぶ意義は、「プレイヤー

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    2020年05月30日
  • 東大白熱ゼミ 国際政治の授業

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    異なる立場や主張の学生を立てて、それを模擬的な授業形式で進行していく本。
    だからこそ分かりやすい。
    平和主義はいいが、それだけで果たして日本の国益は守れるのか?
    国防をどう考えるのか?
    経済が発展すればそれだけでいいのか?
    国際協調路線はいいが、世界はそんなに甘くない。
    自国の利益が優先され、友好国を守ることすら約束を出来ない状態だ。
    中国は強くなり、アメリカは世界の警察の役目を果たせなくなっている。
    EUはここに来て地政学リスクが出てきた。
    日本は一瞬平和かと思いきや、まったくそんなことはない。
    北朝鮮は今でも核開発とミサイルで威嚇してくる。
    南シナ海の領海次第では、日本のシーラインが脅かさ

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    2020年04月07日
  • 日本の国益

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    ネタバレ

    2019年、2冊目です。

    最近、安倍首相が「自由で開かれたインド、太平洋戦略」と唱えています。

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    2019年01月13日
  • 日本の国益

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    前半は世界史の中で「国益とは?」大変勉強になった
    後半、現代世界における国益問題は、米国・中国の二大超大国問題に集約され
    ダイナミックな拡がりに欠けた点は残念 ロシア・EU・新興国
    よく勉強されていることへは敬意を表したい

    中国はアヘン戦争以来の国辱を晴らすべく、着々と準備を進めてきた
    米ソ冷戦の間に、米国の反ソゆえの支援、日本のODA協力、ECとの親密化
    ここへ来て、習近平の「世界大国宣言」は中華思想の再興そのもの
    トランプ大統領の反応は想定内だと思う 90年代の日本のようにはいかない

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    2019年01月02日
  • 日本の国益

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    国益とは何か、国益概念の歴史的変遷、日本の国益に関わる問題として、朝鮮半島、東シナ海、南シナ海を取り上げた上で、我が国の国益とそのために取るべき進路を論じる。

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    2018年11月25日
  • 改訂版 大学4年間の国際政治学が10時間でざっと学べる

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    ネタバレ

    国際政治とは、いくつかの国にまたがる権力、ルール、権威を含む国家関係全般。

    大学4年間、国際政治を専門に勉強してきたつもりだけれど、

    分からないことは分からないなー。

    この改訂版では、2021年の初版出版後の国際情勢の変化を反映。

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    2025年06月09日
  • 日本の国益

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    外交官経験のある大学教授による本。各国の利害が複雑に絡む中で日本の国益は何かを提起する。

    文章はわかりやすいが、国際情勢が複雑で理解が追いつきにくい。メディアで報じられている内容の少し裏側まで、見聞きしてきた情報も追加して解説している。理想か、現実かといった簡単な話でなく、しかし現実としての各国とのパワーバランスを政治がどうリードしていくかが問われていくのがよくわかる。

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    2025年04月12日
  • コロナの衝撃 感染爆発で世界はどうなる?

    購入済み

    ひとつの見解

    コロナの影響、そして社会の変化。大きな爪痕を残した病。国際関係も当然で、その変化や未来を予測する材料になってきた。

    #タメになる

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    2024年07月28日
  • 戦争と平和の国際政治

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    ウクライナの戦争が始まった時は、動機も何も分からず、なぜこんなことを突然始めたのだろうと思ってた。ずっと世界は不安定だったけど、コロナ禍以降不安定さが生活に繋がってくることを痛感し、戦争反対でも専守防衛とか言ってられないかもと思うようにもなった。各国トップは何を考えていて、その背景にはどんな歴史や思想があるのか、深く入る前、全体的な構図を掴んで調べる手がかりをもらった。不満をいうだけでなく当事者として考えて行動する必要がある。勤労に励み税金納めて消費で経済回して投票行って…自分の行動が何に繋がってるか?あと結局国防も個人の安全も他人任せでは心もとないから、自分で自分の身を守る…と考えてみると少

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    2023年04月22日
  • 東大白熱ゼミ 国際政治の授業

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    対話形式の入門書。国際政治を価値(=リベラリズム)と力(=リアリズム)の織り成す世界ととらえる。面白かったのは、スイスで銃乱射が少ないことからアナロジーを展開して軍事力を国際平和の為に使うという発想。その支持者にはなれないが、逆転の発想ではあった。恐怖の論理と理想のギャップはなかなか埋まるものではないが、筆者は人間の気高さに解決を求めていた。交渉の技術としては、イエス(譲歩)とノー(仕切り直し)の組み合わせ、事前の信頼関係、質問、言語選択。国益についてはモーゲンソーを読めとあったのでいつか

    2022/2

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    2022年03月23日
  • 東大白熱ゼミ 国際政治の授業

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    核の傘、恐怖の論理、非核化、などいきなり出てくるととっつきにくいワードも流れの中で平易に書かれていて初学者にやさしい。

    国際政治に統率者はいない、その前提でいかに1つの方向に向かっていくのか(あるいは行かないのか)、その時にどの観点が重視されるのか、例として中国、北朝鮮、アメリカ、辺りをもとに話が展開され、わかりやすい

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    2021年05月04日