境治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・著者 元ISBBDO 境治氏
・広告ではなく広告の表示方法が嫌われる
・広告自体=広告枠が嫌われるなどはおこがましい。意識されない。嫌われないことが最優先。
・ネット広告の信用、アドフラウド問題が特に注目されたのは、DENAの医療サイトの不正クリック誘導、NHKのネット広告の闇の放送
・ヤフーGoogleはじめ7大プラットフォームはメディアではなく、自社でコンテンツを作らないプラットフォーム
・ネットのメディアは新聞雑誌などに限られてきている
・非主流のスポンサードコンテンツがネットメディアの鍵を握る →手間をかける事で単価も上げられる、メディアとなじむことでスマホでもコンテンツと広告が共存 -
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Posted by ブクログ
映画、CM、アニメ、テレビ番組といった映像ビジネスの解説とクリエイターへの提言の書。
前半は読み手のリズムをそぐような曖昧な表現も見られるが、本書は210ページ(第5章)を過ぎたあたりから主張に急激に熱を帯びはじめる。
メディア企業に勤める社員クリエイターはこれまで“美しい勘違い”をしてきたと指摘し、彼らが生み出す表現には大した経済価値はないとバッサリ。贅肉だらけだった制作現場からムダを排除してダウンサイジングさせつつ、「ソーシャルクリエイティブ」という造語を用いてソーシャルメディアとリンクさせた新しい制作物の概念を説く。この論考は非常に興味深く、本書の魅力でもある。
賛否ある内容かもしれない -
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Posted by ブクログ
ネタバレ仕事がデキる先輩からいただいた本。ありがとうございます。コンテンツ業界の仕組みを大局的に理解しなおすこともでき、テレビとコンテンツ業界の今後を考えさせてくれます。
テレビとソーシャルの補完関係は少し意外でした。ソーシャルをうまく取り入れつつ工夫していかなければいけないのだろう。
あとは農耕型のビジネス。確かに何年にもわたって収益を生むコンテンツを作っていかなければならない時代になっているのだろうし、そういう仕組みづくりが必要なのだろう。
もうひとつはマージン主義からの脱却。そういう考え方をしてきたのだと初めて知った。こういう見方をしていると知った上で映画事業等をみているのとそうでないのとではわ