【感想・ネタバレ】テレビは生き残れるのか 映像メディアは新しい地平へ向かうのレビュー

あらすじ

ITジャーナリスト佐々木俊尚氏推薦!
「テレビの栄華は終わり、映像×ソーシャルの時代が始まる。
本書で書かれていることは、約束された未来だ」

2011年地上アナログ放送停波、広告費激減、
ソーシャルメディアの台頭、スマートTV登場etc.
これらは日本のテレビや映画をどう変えるのか?
クリエイティブビジネスの明日を読みとく渾身の論考!

高度成長時代に「3種の神器」として普及した日本のテレビは、独特の進化を遂げ、他国と比較しても強いマスメディアとなっていった。バブル崩壊後には新聞に圧倒的な差をつけ、メディアの王様としての地位を確立。しかし2000年代に入ると広告収入が頭打ちになり、リーマンショックがそこにとどめを刺す。そして2011年7月、地上アナログ放送停波----
財務的な源泉であった広告収入に頼れなくなる今後、日本の映像ビジネスはどうなっていくのか。スマートフォンやタブレット端末の登場は映像コンテンツの流れをどう変えるか。ソーシャルメディアの台頭によって私たちのメディアとの接し方は変わるのか。コンテンツを生みだしてきた“クリエイター”はどこへいくのか。メディアビジネスを熟知する気鋭のブロガーによる、渾身の論考。

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Posted by ブクログ

コンテンツビジネスを考えるうえでの基礎教科書のように構造等がわかりやすくまとめられていた良書。
クリエイターである著者がクリエイターが生き残る術を本気で考えていることが良い。
クリエイターを繁栄させるビジネスロジックを語る人は世間に溢れているが、そんな紛い物と違う熱を感じた。

ただソーシャルメディアの章は要らなかった。。。

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2012年08月29日

Posted by ブクログ

来週のSundayLAB勉強会にお招きするプレゼンター境治さんの著書なので、事前学習の意味も含めて読みました☆

テレビが映像ビジネスに果たしてきた役割。またソーシャルメディア、スマートデバイスが現れたことによるテレビの立ち位置の危機など、
今後のテレビに及ぼすであろう影響が述べられています。


今まで胡座をかいて成り立ってきたテレビの映像ビジネスに対する姿勢を見直し、今後はより少ない予算で最良のコンテンツをユーザーに提供する必要があることを提言しています。

テレビを持っていない僕ですが、他業界のビジネスを知るよい勉強になりますた☆

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2012年02月26日

Posted by ブクログ

テレビ業界や映画業界など映像ビジネスの事情と展望がよくわかった。映画好きだったが、製作と制作違いや映画の始めに出てくる○○委員会の謎も解けた!

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2011年10月11日

Posted by ブクログ

テレビ自体というよりメディアの話が中心である。


テレビがつまらなくなった原因の考察や次代のテレビの在り方など、メーカーに勤めている人なら読んで損はない。


TV自体の考察はよく語られていることの延長線上なので目新しいことはない。映像×ソーシャルという方向性はきっと誰でも思うはず。


あとはどう実現していくかだ。

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2011年08月24日

Posted by ブクログ

映画、CM、アニメ、テレビ番組といった映像ビジネスの解説とクリエイターへの提言の書。
前半は読み手のリズムをそぐような曖昧な表現も見られるが、本書は210ページ(第5章)を過ぎたあたりから主張に急激に熱を帯びはじめる。
メディア企業に勤める社員クリエイターはこれまで“美しい勘違い”をしてきたと指摘し、彼らが生み出す表現には大した経済価値はないとバッサリ。贅肉だらけだった制作現場からムダを排除してダウンサイジングさせつつ、「ソーシャルクリエイティブ」という造語を用いてソーシャルメディアとリンクさせた新しい制作物の概念を説く。この論考は非常に興味深く、本書の魅力でもある。
賛否ある内容かもしれないが、大胆な提言を行った著者の勇気を支持したい。

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2011年07月23日

Posted by ブクログ

映像ビジネスのカネの流れに関するカラクリをつまびらかにした記述は実に興味深い。地デジ化以降の未来予測への踏み込みがもう少し強ければ尚可。

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2011年07月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

テレビというメディアの今後を考える


マスメディアという立場からミドルメディアへの注力が肝

コンテンツ制作には今後より個人の価値が問われる時代が来るだろう
日本人にはこだわる習慣があるので見極めが必要

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2015年09月23日

Posted by ブクログ

文字通り、地上波がアナログ→地デジに変わり、コンテンツビジネスを取り巻く環境が変化する中、既存のテレビが生き残れるかといことを記した一冊。

ざっとメディア業界の潮流を知るには最適の一冊。

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2012年12月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

仕事がデキる先輩からいただいた本。ありがとうございます。コンテンツ業界の仕組みを大局的に理解しなおすこともでき、テレビとコンテンツ業界の今後を考えさせてくれます。
テレビとソーシャルの補完関係は少し意外でした。ソーシャルをうまく取り入れつつ工夫していかなければいけないのだろう。
あとは農耕型のビジネス。確かに何年にもわたって収益を生むコンテンツを作っていかなければならない時代になっているのだろうし、そういう仕組みづくりが必要なのだろう。
もうひとつはマージン主義からの脱却。そういう考え方をしてきたのだと初めて知った。こういう見方をしていると知った上で映画事業等をみているのとそうでないのとではわけが違うと思う。知れて良かった。
参考になりました。私も自分でこういう本を見つけていけるようになりたいなあ。

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2012年08月16日

Posted by ブクログ

映像ビジネスのカネの流れが赤裸々に語られる。最近の邦画が元気の良さの背景も知ることができる。ただ、ミドルメディアに対しての言及は理解の範疇から出ない。

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2012年01月21日

Posted by ブクログ

これからの映像ビジネス成功のカギは従来の「マス」ではなく「ミドルメディア」のビジネス。これだけ世の中に情報が溢れフラットになってるなか、「総」という発信の仕方は時代遅れである…といった内容で大変勉強になります。

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2011年10月20日

Posted by ブクログ

テレビ業界の中の人の視点で、日本映画・TV番組・深夜アニメ・CMなど、映像コンテンツビジネスのここ10年ぐらいのトレンドと、ビジネスモデルがわかりやすく解説されていた。

個人的に気になっていた、日本映画がなぜ製作委員会方式で作成されるのかが分かったのは収穫。

後半は未来の映像コンテンツビジネスへの提言。「狩猟型」「農耕型」コンテンツ制作モデルという表現はおもしろい。webでコンテンツが生まれる仕組みをつくるときは、「農耕型」を意識するのがよさそう。

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2011年09月07日

Posted by ブクログ

テレビ業界側から見た危機感が綴られた一冊。
あちこち「おや?」と思うトコロもあるけど、大筋間違ってはいないか...。
3.11の結び付けは強引。

本書のような内容はテレビ業界だけではないんですよ、と言いたい。

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2011年08月16日

Posted by ブクログ

テレビはどうなるか。3.11後、全くテレビが面白くない。視聴者がどの様に変化したのか理解できていない現場がいる。流れに乗って仕事をするわけにはいかない。音楽も同じだ。

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2011年07月31日

Posted by ブクログ

映画ビジネスの仕組み
ここ10年のトレンド。

日本の映像産業はテレビ広告のお金を中心に回ってきた。
ビジネスとしては成立していない。

国内市場はもう伸びない。

アメリカのフィンシンルール

クリエイティブではお金を取れていない現状。

ミドルメディア、ソーシャルメディア、日本以外のマーケットへ

リーマンショック、そして3・11以後、もはや特別な業界ではない。

粗利でみない。ムダを省き、若者の気合、根性とドンブリ勘定
で乗り切ってきたものを、人件費も加味してビジネスとして成立させる。

10年後の業界の姿を考える

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2011年07月24日

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