中野猿人のレビュー一覧

  • プリンシピア 自然哲学の数学的原理 第3編 世界体系
    第3巻は1,2巻の理論とは別に実際の観測結果に関する話である。
    1,2巻の演繹的な理論構築によって話が進むわけではないので第3巻はよっぽど好きな人向けだと思う。
  • プリンシピア 自然哲学の数学的原理 第1編 物体の運動
    数学・物理学史上、Euclidの原論と並び、もっとも偉大な本と呼んでよいのではないだろうか。

    本書はブルーバックスとして再出版され、現代語訳になり、なおかつ各巻末に注記がされており詳しい解説がなされている。
    原本に忠実な訳では現代のわれわれが読むと意味が異なるところもあり(例えばNewtonの時代...続きを読む
  • プリンシピア 自然哲学の数学的原理
    すてきな装丁の本なので、インテリアとして購入し、本棚に飾ってあります。
    時間のあるときに、ブランデーなど傾けながら、読もうと思っています。
    ニュートンの足跡を辿り、ニュートン力学のすばらしさと限界を確かめようと思っていました。
    設計工学の本で引用しているので、設計者という視点で読みなおそうと思...続きを読む
  • プリンシピア 自然哲学の数学的原理 第2編 抵抗を及ぼす媒質内での物体の運動
    ニュートンは身の回りの物体の運動を全て定理に置き換えて数式化して行ったのだと思った。第2巻は、摩擦抵抗を受ける物体の運動原理について書かれていた。本当に物理現象の細部まで考察し、矛盾のない共通項としての原理原則を導き出していた。
  • プリンシピア 自然哲学の数学的原理 第1編 物体の運動
    最初は調子よく読めたが、やがて根気が尽きてくる。イギリスの暗い空の下で、部屋に閉じこもって愚直に読みすすめることができる人か、ニュートンを崇拝する人か、専門の研究者でなくては、全巻読み通すのは難しそうだ。
  • プリンシピア 自然哲学の数学的原理 第1編 物体の運動
    ニュートンの古典力学が生まれた背景がよくわかる。ニュートンの業績が無ければ、ケプラーやハレーの業績もなかったと思った。
    幾何学、求心力、積分など幅広い数学の基礎も作ってきたことに驚いた。
  • プリンシピア 自然哲学の数学的原理
    ニュートンのプリンキピア。どんな内容なのだろうと気になって手にとった。物理や数学の基礎知識が乏しい自分には、内容を理解するのが難しすぎた。しかし、ニュートンが様々な自然現象を数式で表そうとしていたことは理解できる。ニュートンの言葉にもある通り、寝ても覚めてもそのことを考え続けてきたのだろう。

    アイ...続きを読む