作品一覧 2019/10/01更新 プリンシピア 自然哲学の数学的原理 試し読み フォロー プリンシピア 自然哲学の数学的原理 全3冊合本版 試し読み フォロー プリンシピア 自然哲学の数学的原理 第1編 物体の運動 試し読み フォロー プリンシピア 自然哲学の数学的原理 第3編 世界体系 試し読み フォロー プリンシピア 自然哲学の数学的原理 第2編 抵抗を及ぼす媒質内での物体の運動 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 中野猿人の作品をすべて見る
ユーザーレビュー プリンシピア 自然哲学の数学的原理 第3編 世界体系 アイザック・ニュートン / 中野猿人 第3巻は1,2巻の理論とは別に実際の観測結果に関する話である。 1,2巻の演繹的な理論構築によって話が進むわけではないので第3巻はよっぽど好きな人向けだと思う。 Posted by ブクログ プリンシピア 自然哲学の数学的原理 第1編 物体の運動 アイザック・ニュートン / 中野猿人 数学・物理学史上、Euclidの原論と並び、もっとも偉大な本と呼んでよいのではないだろうか。 本書はブルーバックスとして再出版され、現代語訳になり、なおかつ各巻末に注記がされており詳しい解説がなされている。 原本に忠実な訳では現代のわれわれが読むと意味が異なるところもあり(例えばNewtonの時代...続きを読むでは「運動」は物体の運動そのものを示すこともあれば、現代でいう運動量も示す)、そのままだとたぶん読みにくい。 本書はここを完璧に補完している。 これだけでも訳者に敬意を払いたいですね。 内容については、古典的な公理系から出発し、演繹的に理論を構築していく(命題→証明の繰り返し)スタイル。 証明で使用している理論はほぼ幾何学である。 この本を読むと、我々は現代的な視点で現象を理解することができる、すなわち解析学を用いた微分方程式による解析であるが、これが極めて洗練された形式であることがわかる。 幾何学を用いてもほぼ同じようなこともができるけれど、本書で示されているとおりかなり長い手続きを踏む必要がある。 ちなみにNewtonは微分・積分の分野での開拓者としても有名であるが、当時は出来立てホヤホヤであり、微分・積分を用いた解析もNewtonは理解していたと思われるが、本書の主題は運動の法則であるため、古典的な幾何学を使用したらしい。 証明一つ一つを丁寧に追おうとするとかなりの時間を必要とする。 中学~高校生で時間がある数学に興味がある人は手に取って学校の数学の先生と読み進めるとよいかと思う。 幾何学的な考察でここまで自然を読み解くことが出るのだぞ、と。 Posted by ブクログ プリンシピア 自然哲学の数学的原理 アイザック・ニュートン / 中野猿人 すてきな装丁の本なので、インテリアとして購入し、本棚に飾ってあります。 時間のあるときに、ブランデーなど傾けながら、読もうと思っています。 ニュートンの足跡を辿り、ニュートン力学のすばらしさと限界を確かめようと思っていました。 設計工学の本で引用しているので、設計者という視点で読みなおそうと思...続きを読むっています。 ユークリッドの原論も参考文献なので、どちらも読破をめざします。 Posted by ブクログ プリンシピア 自然哲学の数学的原理 第2編 抵抗を及ぼす媒質内での物体の運動 アイザック・ニュートン / 中野猿人 ニュートンは身の回りの物体の運動を全て定理に置き換えて数式化して行ったのだと思った。第2巻は、摩擦抵抗を受ける物体の運動原理について書かれていた。本当に物理現象の細部まで考察し、矛盾のない共通項としての原理原則を導き出していた。 Posted by ブクログ プリンシピア 自然哲学の数学的原理 第1編 物体の運動 アイザック・ニュートン / 中野猿人 最初は調子よく読めたが、やがて根気が尽きてくる。イギリスの暗い空の下で、部屋に閉じこもって愚直に読みすすめることができる人か、ニュートンを崇拝する人か、専門の研究者でなくては、全巻読み通すのは難しそうだ。 Posted by ブクログ 中野猿人のレビューをもっと見る