金田信一郎のレビュー一覧

  • ドキュメント がん治療選択―――崖っぷちから自分に合う医療を探し当てたジャーナリストの闘病記

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    自分自身、ガンになっても手術は受けたくないと思っている。出来れば、共存したい。特に 食道ガンの手術は、リスクが高いと思う。どうしても 医師の言われるがままになってしまうが、作者は、闘った。記者という強味を最大限に使って。手術後の事をやはり冷静に考えないとと思う。
    今時 患者に画像も見せずに説明ってあり得ない。

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    2021年12月03日
  • つなぐ時計―吉祥寺に生まれたメーカー Knotの軌跡―

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     時計メーカー本体よりも、パートナー企業の物語が心に残る。こういう企業を大切にせずに、大丈夫か、「もの作り」日本。すでに「ICT」後進国であることがばれているのだし。

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    2020年10月13日
  • つなぐ時計―吉祥寺に生まれたメーカー Knotの軌跡―

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    人はモノではなく、物語を買う。それがブランド、ということを身を持ってもって感じる一冊。多少書きっぷりが暑苦しいところはあるのだけれど、熱量を感じて、knotの製品を買ってよかったな、と再確認。日本の伝統地場産業に貢献できてるとも感じられて嬉しくなった。

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    2020年08月30日
  • 失敗の研究 巨大組織が崩れるとき

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    ー21世紀、巨大企業は極めて難解な設問を突きつけられている。正しい道を歩むには、大きなリスクが待ち受ける。そこから逃げるには、縮小解体か、あるいは不正しか選択肢はない。

    多くの大企業は、リスクに挑戦すると言うだろう。ならば、巨大企業の利点を発揮できるように、社内の設備と資金を解放し、人材を縦横無尽に交流させ、失敗に寛容でなければならない。

    第II部で見たような巨大企業の病を抱えた硬直的な組織のまま、目標だけを命じていれば、中間層は見て見ぬふりをして下に指示を投げ、最後は現場が追い込まれて、不正に手を染めることになる。現在の巨大企業が頻発している不祥事は、ほぼすべて、組織的な問題に端を発して

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    2018年11月05日
  • 見てはいけない! ヤバい会社烈伝

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    ブラック企業、不祥事。いつの世も組織が腐敗する問題は存在する。ビッグモーター、ジャニーズ。そんな内容の本を読んでいる間にフジテレビの事案が。
    一見ゴシップ的な題名だが、筆者は経済ジャーナリストだし出版社は東洋経済だし、それなり真面目な内容。ただテーマがテーマだけにどことなく軽くなってしまう。なかなかこの素材の味付けは難しい。

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    2025年01月26日
  • 見てはいけない! ヤバい会社烈伝

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    著者が長年をかけて取材してきた企業をさまざまな視点から考察。
    問題を起こした会社は、なんかヤバそう…と思って見ていますが、何がどうヤバいのかはよく分からず終わることがほとんどですが、それがすべて明文化されています。そして、文章が読みやすくて頭にスッと入ってきます。

    ガソリン関連やリニアなど、行政とがっちりつながっている事業の闇が深すぎて震えました。
    いい人ぶりたいわけではありませんが、働かずにお金だけ巻き上げる…とか、仕事は下請けに押し付けて知らん顔…とか、自分さえよければいい思考こわっ!と思いました。
    とか何とか考えつつ、ある意味、自分さえよければな思考で自家発電でも始めたほうがいいのかな

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    2025年01月05日
  • 見てはいけない! ヤバい会社烈伝

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    テンポもよく読みやすかったです。

    詳しいことを知りたいと思うなら、自分で調べて目で確かめることが必要だと思いました。

    大企業の良さもありますが、思考停止になるのは個人的に困るなと感じました。

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    2024年09月22日
  • 見てはいけない! ヤバい会社烈伝

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    タイトルの通り、見ては(知っては)いけないようなヤバい会社のことが、面白おかしく書かれている。
    さすがにそれはフィクションでは?という話もあったが、そんな会社が実在していたとしても不思議はない。
    そんな中で、ビックカメラとヨドバシカメラの仁義なき戦いの話や、いい意味でヤバい会社、市長の話も書かれていて、とても参考になった。
    そういった話は、友人知人と話しても面白そうだにもな、と思った。

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    2024年09月18日
  • 失敗の研究 巨大組織が崩れるとき

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    日経新聞の編集委員である著者が自身の取材などをもとに不正などで揺れる巨大企業の実情とその原因に迫った渾身の一冊。

    STAP細胞で世間を騒がせた研究不正の理研、杭打ち問題の三井不動産、顧客情報流出のベネッセ、耐震ゴム偽装の東洋ゴムなど近年世間を騒がせた巨大組織の内情やそこに至るまでの歴史が綴られているだけでなく、失敗の要因を肥満化・迷宮化・官僚化・ムラ化・独善化・恐竜化と6つに分類して第1部で挙げた企業がどのように当てはまっているかも解説されており、非常に勉強になりました。
    記者として第一線でやってきた経緯も本書では記されており、そこを踏まえて読むと非常に忠実に取材されている上で書かれているこ

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    2018年02月14日
  • 失敗の研究 巨大組織が崩れるとき

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    実に面白かった。
    失速した企業の内幕を丁寧な取材にもとづき書かれている。
    遠からず、どこの会社もこの書にあるような病巣に侵されつつある。

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    2016年07月09日
  • 見てはいけない! ヤバい会社烈伝

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    経済ジャーナリストによる見聞録。ビックモーターや事件になった企業のみならず、最近の日本の会社に蔓延する病巣を見る。長引く低迷はこういう所にも一端があるということ

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    2025年02月24日
  • ドキュメント がん治療選択―――崖っぷちから自分に合う医療を探し当てたジャーナリストの闘病記

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    ジャーナリストさんが自ら体験したお話。
    なかなかボリュームがあると思ったが、さらっと読めてしまった

    病状や痛み辛さをほとんど書いてない、どのように病院と医者を選ぶかに特化した読みやすい内容である

    自分で納得がいくようにしたいと思うとお医者さんから嫌われる覚悟でいないと思ったことを話せない お医者さんは忙しいし、そんな面倒くさいことを言うな、いう圧が少なからずある

    実際になってみないとわからないが、家族の意見もある程度聞かないといけないのでなかなか難しい

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    2024年07月14日
  • ドキュメント がん治療選択―――崖っぷちから自分に合う医療を探し当てたジャーナリストの闘病記

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    セミナーで知ったので読んでみた。がん治療に対して迷い現状を知り紆余曲折、自身の納得する治療にたどり着くまで。手術、抗がん剤、放射線、の治療を巡って各医院長との対話が最後についていて確執もなくドキュメントになっている。大腸がんの抗がん剤は具体的な名称はなかったけど一種類のみなのか?通院ではなく入院して受けるとか患部によって違うので他のがんの人には参考にならないところもあるかも。

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    2022年03月07日
  • つなぐ時計―吉祥寺に生まれたメーカー Knotの軌跡―

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    通販生活でヒット スカーゲン日本正規代理店 8億円10万本の売り上げ 
    米フォッシルに買収され契約解消
    会社オーナーから社長を任期切れ解任される

    時計のJINSモデル Konot
    中国製部品を香港ケンテックス経由で烏輸入し日本で組み立て
    クラウドファウンディング Makuakeをネット広告として使う
    出来上がる前に販売が終わる
    時計とベルトの組み合わせ

    中国 生産リードタイム75日
    安曇 南安精工 元エプソンムーヴ工場→真似したものを受注し取引停止
    仙北市 セレクトラ セイコー協力工場

    京都組紐 絹ベルト
    栃木レザー 1937年創業
    ベルトはTシャツ1枚くらいの価格、4000~5000円

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    2020年09月17日
  • つなぐ時計―吉祥寺に生まれたメーカー Knotの軌跡―

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    後半のMUSUBUパートナーとの関係を作っていく部分や、knotの核となる関係性を作り上げていく描写は激アツ。
    遠藤さんの信念、曲げずにいいものを作り続けて欲しい。
    ストラップ、また吉祥寺に買いに行きます。

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    2020年08月15日
  • 失敗の研究 巨大組織が崩れるとき

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    数年ぶりに読み返してみた。
    各事例は端的且つよくまとめられているため、読み易く理解が深まる良書だと思う。

    企業倫理、内部統制、コンプライアンスが叫ばれて久しいが、改めて自社がこういった事態に陥らないよう、自戒を込めて胸に刻みたい。

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    2020年07月25日
  • 失敗の研究 巨大組織が崩れるとき

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    さらっと読むには分量が多かった。
    最初のケースと後半の失敗組織の分析がつながっているようでつながりがわかりにくい構成なのは残念だったが、記者魂が垣間見える内容。もっと記者さんは勉強が必要です。
    やや昔の本なので、ここで登場した不正事例のその後が気になるものの、追いかける余力はなし。

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    2020年02月20日
  • 失敗の研究 巨大組織が崩れるとき

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    理研の事例が面白い。研究不正の問題ではワイドショー的な報道が多かった中で組織の成り立ちや存在意義からのアプローチが新鮮だった。

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    2019年05月06日
  • 失敗の研究 巨大組織が崩れるとき

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    ネタバレ

    代々木ゼミナール
     巨大ビルで浪人生中心の授業→現役重視
     全国模試→廃止
     実教室の放映→生徒が集まらない
     一方向の個人戦→高校での団体戦
      (塾は生徒同士で教え合う生徒たちの空間へ)
     
    ベネッセ
     名簿ネットワーク構築→住民基本台帳法
     →住民データ書取り不可→個人データ価値上昇
     →転売で拡散、高頻度DMへの返信でデータ更新

    失敗の原因
    1.膨張肥満化の行き詰まり;アムウェイ
    2.独裁者による考えない組織で迷宮化;そごう
    3.官僚化によるなれ合い;郵政公社、道路公団
    4.ムラ化による非常識;武富士、カネボウ
    5.現場軽視の独善化;JR西日本、JAL
    6.変化に対応できない恐竜化;

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    2017年05月21日
  • 失敗の研究 巨大組織が崩れるとき

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    中身的には取材記事。「研究」までには至っていない。「失敗」の先が見えないのが残念。読み物としてはまあまあ面白いかな。

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    2016年12月11日