佐藤寛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最近お取引先(金融機関)から「SDGs」のワードを聞く機会が増えました。
担当さんのつけているSDGsバッジがどこかポールスミスみたいで格好良く見えたことからSDGsに興味を持った僕は本書で勉強をすることにしました(笑)
以下に感想を書きますが、書籍の構成やわかりやすさよリはSDGs自体に関して思ったことが中心になってます。
結果から言うと「SDGs」は非常に良い取り組みであることはわかりました。本書自体も「超入門」の名に恥じぬ簡潔さで非常にわかりやすかったです。しかし反面、どこか理想論じみた概念であるという印象も受けました。
要約するとSDGsは「sustainable develop -
Posted by ブクログ
カラー、太字など、わかりやすく記載されていてよかった。概要がよくわかる。
●SDGs とは
相互につながる17の目標。自分ごととして考え、行動しよう
SDGs=持続可能な開発目標
持続可能な開発は、経済開発、社会的包摂、環境保護の3つをいかに並び立たせるか、を考える
●なぜSDGsに取り組まなければならないのか?
企業、国、個人が野放図に振る舞えば、世界はもたない。地球で人類が安全に活動できる範囲を科学的に定義し、定量化して示したプラネタリー・バウンダリー(地球の限界)。地球は既にいくつかの点で限界に達している。
●SDGsへの関与と企業の持続可能性は、今後よりいっそう密接な相関性を持 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
山岡鉄舟と聞いて、どのようなイメージを持つだろうか。
一般的には禅と書と剣の達人だろう。
新撰組ファンならば、その前身である浪士隊のエピソードで記憶に残っているかもしれない。
他に、明治天皇の家庭教師、清水次郎長との交友が知られているところだろう。
少し歴史に詳しい読者なら、江戸城無血開城における勝海舟・西郷隆盛会談に先立ち、彼が幕府特使として官軍に派遣されたことを思い出すだろうか。
本書は、新たな資料と取材、そこに若干の想像力を加えて執筆したものである。
彼は、優れた交渉人、行政マン、経営者であり、危機管理の達人でもあった。
そんな新たな鉄舟像を軸に、激動の時代を読み解いていく -
Posted by ブクログ
ブログ「内田樹の研究室」にて、メタキャラクターという位置づけで紹介されていた山岡鉄舟について、とりあえず手っ取り早く概要を知るために新書を買ってみた。◆幕末に幕臣の鉄舟が、官軍のただ中を抜けて、西郷隆盛と会い、江戸での決戦をくい止めたらしい。交渉の場を作る能力、交渉をまとめる能力、ともに優れていなければ不可能なことだ。交渉をコミュニケーションと置き換えれば、最近の社会に欠けているものを知ることもできるだろうと思って読んだ。◆著者が鉄舟に心酔しているので、しばしば持ち上げ過ぎではないかと思われる破綻が見受けられるけれども、心酔しているからこそ書けるところもあるだろうと思うことにして読むといい。◆