ローラン・ビネのレビュー一覧
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歴史小説の新しいスタイルで評価は高く、文学的意義もありそうだが、単純に私にはちょっと読みづらかった。没入しづらい。でも終盤は集中して一気に読める展開で面白かった。諦めず頑張って読んで良かったな、という感じ。ナチの歴史ものだが知らなかった史実もあり、興味深く勉強にはなった。Posted by ブクログ
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’14年に単行本で購入(検索したら文庫でしか出て来なかった)。構想を練り、物語を構築する過程も物語の内という奇妙な小説。
初読時、ナチスドイツへのズデーデン地方割譲の経緯経過が、ロシアのクリミア併合と被って見えたことを思いだした。Posted by ブクログ -
うーん…何というか、どちらかと言えば私はこの人の書き方に合わない方だったようです。
作者の自己主張にウンザリして、途中からそのパートを飛ばして読みました。我慢大会でした。
事件自体が物凄く読み応えのある出来事なので、そちらだけでも十分に面白かったのに。