山井太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
スノーピークの会員で
プラチナ以上が6%くらいしかいないが、
売り上げの25%を担っている。
要は熱狂的なファンの存在が大きい。
どうやってファンを作ってるのか??
①2泊3日のお客さんとのキャンプを毎年6回、17年以上やってる
⇒この時点で他のお店と比べて、鈴木さんが言ってたこれの方がいい!ってなるに決まってる
②売り場には社員がメイン
⇒直接お客さんと話すところにはアルバイトよりも社員を配置するみたい
③競合がいない=ラグジュアリー
⇒ブランドができてる。市場調査もせずに自分たちが欲しいものを圧倒的なクオリティでつくるから競合がいない。これは社員が優秀なのは絶対にあって、職場環境も -
Posted by ブクログ
ネタバレ●組織が同じ方向を向くことの大切さを伝えてくれる一冊
・経営の真北を決める、目指す
スノーピークらしさ、スノーピークのコミュニティ経営の真髄を知ることができる良著。尖った経営されてます。かっこいい。
会社が目指すべき方向を全員が共有できていれば、共感できる人間が集まってくる。
一方、向かうべき方向に沿わない(ブランドにぶら下がるなど)人は、去っていく。
・採用判断軸のひとつ
「アクシデントがあって、一晩空港のベンチでともにすることになって、この人と過ごすことができるか?」
⇒スキルも重要な一方、ベースになる人間性を見る。
・会社が提供しているサービス。本日は何か?
⇨アウトドアの会社 -
Posted by ブクログ
2014年の本なのに、コロナ禍にある2021年の現在読んでも内容が全く古くなく、学びも多いです。
ビジネス本によくある、内容を強調するための太字または色による強調や、内容をまとめたイラストがないのも良い!
会社や商品の写真などが多く、魅力がよく伝わってきます。
地方にある会社でも、魅力的であれば働きたい人も集まるんですね。
そして繰り返し出てくる「財務体質が強い」というフレーズ。無借金経営、ブランドイメージを損なう安売りをしない、など、凄い会社だなと。
現在は三代目の社長になりましたが、ここまで健全で、うまくいっている会社を継ぐというのは、私だったら逆にプレッシャーだろうな…。
これからも -
Posted by ブクログ
アウトドアブランドに成長させた社長の仕事への熱い思いを本に。半分は、大きくなってコントロールが効かなくなる分、おそらく社員へのメッセージとなっている。
注目すべきは、人間性の回復、これを掲げる会社だということ。アウトドアの商品を売るのではなくて、キャンプやグランピングなど機会を通じて儲けていく。
スノーピークは、製品だけを作る会社ではない。実現しようとするコンセプトや世界観が先にあり、それを実現するために製品やサービスがある。まさに、アップルと同じ、WHYから思考を始めているといってよいだろう。ラグジュアリーな商品というある種のブルーオーシャンを見つけたということだけでなく、それを支える本物を -
Posted by ブクログ
ユーザーを幸せにしている実感を直接持つことができるビジネスができ、社会的に意義がある
ビジネスをしている。それを社員と共有し高いモチベーションの維持につなげている。
厳しい声への対話
値上げを余儀なくされ、SNSが炎上した時も社長は意見が出尽くした後で、「選択権はユーザーにあります。消費者としての選択権を正しく行使してください」と毅然とした態度をとる
商品はすべて永久保証、メーカーであれば当然
自らもユーザーであるという立場で考えるミッションステートメントを貫く
地場産業の強さをアウトドアで世界に展開
自社ではなく、地場のモノづくりの会社に仕事をだし、最高の製品を求め、お客様に提供する