あらすじ
「好きな仕事だけ!」で「楽しいまま!」成長を続ける
アウトドアカンパニー、スノーピーク。
「ピュアでロマンチック」な真実をトップが大公開する。
最初の著書「スノーピーク『好きなことだけ!』を仕事にする経営」から5年。
キャンプ2000泊以上の山井太社長はアウトドアパーソンのまま
東証1部への上場を実現した。
事業領域を都市部にも拡大。
「テントでビジネスミーティング」「タワーマンションの内装にアウトドア製品」
「ホームとテントを行き来する服」などユニークな取り組みが多数ある。
また日本初の高級グランピング施設に参画しているほか、キャンプフィールドの
運営によって地域創生にも取り組む。
2019年に60歳の山井社長は単身、米国のポートランドに活動の軸足を移し、
本格的な世界展開に向けて動き始めた。
建築家・隈研吾氏「夢をグイグイとカタチにするすごい企業!」
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Posted by ブクログ
山井氏の考えがわかる一冊。ただ商品の価格帯を見ると一部の人にはウケても金額が高いため日本人の20%に広めるのは厳しいのかなと感じた。ここからどうなるか注目したい。
Posted by ブクログ
アウトドアブランドに成長させた社長の仕事への熱い思いを本に。半分は、大きくなってコントロールが効かなくなる分、おそらく社員へのメッセージとなっている。
注目すべきは、人間性の回復、これを掲げる会社だということ。アウトドアの商品を売るのではなくて、キャンプやグランピングなど機会を通じて儲けていく。
スノーピークは、製品だけを作る会社ではない。実現しようとするコンセプトや世界観が先にあり、それを実現するために製品やサービスがある。まさに、アップルと同じ、WHYから思考を始めているといってよいだろう。ラグジュアリーな商品というある種のブルーオーシャンを見つけたということだけでなく、それを支える本物を知るというブランド価値と熱意が引っ張っている。アメリカ進出もまた、一つの賭けだろうが、社長からすればそれも社員への激励と思いの継承のツールのようだ。熱意と、会社の特徴、忘れてはならないコンピテンシーの源を見つめ直した自らへ語りかけていく内容に感じた。すべての社員は、同じような体験が可能だ。何が本当の強みで、それが社員に浸透することで物凄いパワーを持つ。一方で、それがなく、ただ直属の上司が強いパワーで引っ張っていくだけ、社員がやることだけやっていく状態、または会議のための会議をやっている。こんなことでは弱体化し、淘汰されるのは自明だ。でも、それに意外と気がつけない。この本は、そのことにも気がつかせてくれる。
Posted by ブクログ
内容的には前回の「好きなことだけを仕事にする」とそこまで印象は変わらない。
ただ、スノーピークファンにとっては山井社長の人となりが見られる内容になっていて、読みごたえがあると思う。
「楽しいまま」仕事をするには、利益を上げる必要があり、それがなければ「遊ばせて」もらえない。
やはり経営者としての山井社長の厳しさが時折り垣間見れる。
果たして、キャンプが好きという理由だけでここまで会社愛に満ちて上場企業まで上り詰めるのだろうか。
自分のら仕事となったら割り切ってしまい、好きなものも嫌になってしまいそうだ。
60を迎えてもまだまだ果たしたい夢があるなんて、本当にパワフルな人だ。
これからの海外進出に期待したい。
Posted by ブクログ
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「人生に、野遊びを」
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