船曳建夫のレビュー一覧

  • 知の技法

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     人文科学の方法。知の獲得方法。普遍性を目指すために。
    1)一般的な問い2)研究対象3)関連対象4)方法論5)主体
    に分節されそれらを統合することが求められるのである。

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    2011年03月07日
  • 知の技法

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    これはスゴイ本だ。勉強の仕方というか、サラリーマンのプレゼンの仕方まで伝授してくれる。こういうことを若いうちに身につけていたら、人生変わっていたかもしれない。

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    2009年10月04日
  • 右であれ左であれ、わが祖国日本

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    日本という国が国際的にどのような場所に置かれていたのか。右翼左翼などというくくりではなく、「小日本」「大日本」「国際日本」という観点で論じている。

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    2009年10月04日
  • 右であれ左であれ、わが祖国日本

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    2月?
    [内容]
    イデオロギーにとらわれることなく国を論じるという試みがなされている本。筆者が冒頭で指摘しているのは「国家を論じることの必要性と危うさ」である。しかし、一方で、現在日本が、内外で直面している問題―少子化、アジア外交、エネルギー、憲法改正―を考えたとき、それらの問題の根本は、今後の「国のあるべき姿の共通理解」の形成という一点に行き着かざるを得ないということも事実であると指摘する。そこで、筆者はイデオロギーにとらわれることなく、この国かたちをどのように描いていくべきかと言うことを、「国際日本」「大日本」「小日本」そして、日本の地政学的な位置づけを踏まえつつ提言をしていく。[感想]イ

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    2009年10月04日
  • 知の技法

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     非常に実践的な書籍。何かを探求するために必要な手順のとっかかりをさらっと書いてあります。学校を卒業した後にもう一度読みたい本です。

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    2009年10月04日
  • 知の技法

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    文化や時代を超えて、様々な他者と出会い、様々な他者の真理と対話をする。真理を認識することは、他者との対話の実践。それこそ、大学で学ぶべき文科系の技法。p.12

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    2024年12月25日
  • 知の技法

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    「うまくやろう」みたいな自意識を捨てて、肩の力も抜いて、でも社会的責任はしっかり持ってねという当たり前の姿勢を教えてくれるが、そういうのも頭ではわかっていても実践できないよォ
    著者それぞれもそれを自己嫌悪的に書いている気もした。
    知も欲望のひとつなので、行使するには最低限度のライセンスがいるぞー!っていうおしかり

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    2024年05月29日
  • 「日本人論」再考

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    一冊を貫通するメインの主張は、面白いと思った。論理性や根拠がしっかりしてて、なるほどな、となった。
    ただ、部分部分、というより結構な部分、なかなか難しかった。全然読めないことはない難しさだけど、事前にこの本に出てくる論者、漱石とか小林秀雄とかを触っていればもっと理解が進んだだろうな、と感じた。

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    2020年06月08日
  • 知の技法

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    調べる、考える、表現するというような知的活動の枠組みの中に小項目が立てられ、各分野の専門家たちが入門的内容を短く記述したエッセイ集のようなものです。

    それぞれの項目で筆者が異なりますし、書き方も各人に委ねられているらしく、全体として体系的な記述はされていません。
    その分野のフレームを要約的に紹介しようとしている文章や、具体的な一例を取り上げてその解説だけをしているものなどいろいろです。

    おもしろく読めますが、この本だけで十分な学びがあるというなことはないと思います。学問の世界に足を踏み入れるためのパンフレットみたいなものかもしれません。

    また、発行から四半世紀が経過していることもあり、当

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    2020年05月02日
  • 知の技法

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    東大の教養学部の基礎演習で使われた様々なテーマ分野に関する教授のエッセイ。
    全てが面白いわけではないが、多ジャンルの東大講義が受けれるので知的好奇心の幅が広い人にはおススメ。
    一つ一つのエッセイが短くて、それはそれでコンパクトで良いのだが、気になる分野はもっと深掘りしたくなる。
    良い本だが、読み応えにはかけるので★3にした。

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    2019年08月18日
  • 知の技法

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    高校生である私がこの本を読んで分かったことは、将来多いに役立つと感じました。内容はとても難解で、さすが東京大学だなと感じた面と、普通の高校生が読んでも共感するところ理解できるところがあるのは、昨今の若者が必要とされている教養のエッセンスでしょう。 知の技法というタイトルから、将来様々な人と出会い、そして様々な価値観の人と議論を交わす中での一つの技が書かれており、最低限の知識と糸口となるような書籍が示されています。 そして、20年たった今もこの本に書かれていることは、錆びれないと思いました。

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    2019年02月20日
  • 知の技法

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    人文社会と自然科学を バランスよく吸収することが、教養であり、専門知識の基礎になるのだと感じた。お風呂で 読むには 丁度いい ページ割、内容 だった

    本編の内容は 頭に残らないが、各章最後の「もう一歩」は 面白い。美術品を イメージの触感的魅力で 観ると言うのは なるほど だった


    専門や実学に 凝り固まっていた学生時代を反省した

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    2016年06月12日
  • 知の技法

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    東京大学教養学部の「基礎演習」テキストで、「知の三部作」シリーズの第1弾です。

    文科系学問の「技法」を、大学に入学したばかりの学生に伝えるという意図のもとで編まれた本で、論文の書き方や発表の仕方についての説明も含まれていますが、中心となっているのは、それぞれの研究者が自分自身の関心に基づいて、知のパフォーマンスを実演してみせることで、学生にその「技法」を体得させるようなスタイルで書かれた文章です。

    全体を通して気づいたのは、構造主義のインパクトを受けていることが明確に示されているような文章が目立つことです。そのような表現スタイルが、人文・社会科学系の学問の基本になっていたことがうかがえます

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    2015年08月06日
  • 知の技法

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    日本の大学はアメリカ大学をお手本としようとしたが、肝心の総合的判断力と批判的思考力を養う部分が抜けていて、形だけ真似ている状態、これが大学意味無いの原因か

    「知」とは、遮蔽物を除去し、従来は光が当たっていなかった場所に光を当てる精神の働き
    discover:発見。coverをdis(無くす)こと

    自分の主張のないものは論文ではない
    自分の主張があっても、合理的な仕方で根拠づけられていないものは、論文ではない

    プレゼンテーションにリハーサルは必須

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    2018年11月25日
  • 右であれ左であれ、わが祖国日本

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    日本の外交史を著者独自の視点からたどり、今後の日本の進むべき道を示そうとする試みです。

    日本の外交モデルは、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人によって原型が作られたと著者は言います。西洋伝来の新技術を積極的に取り入れ、キリスト教の受け入れにも積極的な立場を取った信長のやり方は、「国際日本」モデルと呼ばれます。一方、西洋の影響力を排除し、自身のイニシアティヴのもとで東アジアへの進出を図って中国に代わる盟主の地位をめざした秀吉のやり方は、「大日本」モデルと呼ばれます。そして、鎖国政策によって内向きの外交政策を採用した徳川家のやり方は、「小日本」モデルです。

    著者は、明治維新以降の近代日本の歴史

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    2018年02月04日
  • 知の技法

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    なにか 変な具合に 読みたい本である。

    反証可能性 falsifiability

    私は こう思う というだけでは
    まったく不十分。

    私にとってそうあるだけでなく
    あなたにとっても 誰にとっても
    相であると私は思う。

    モノではなくて ヒトです。
    ニンゲンの文化現象。社会現象。

    創造性、公正さに基づいた創造性。
    私たちが生きつつある20世紀は、
    最初から 何もかもが 裸になっているといった
    露骨さがますます増大しつつある時代。

    鋭敏に感応しうる繊細な完成を鍛え上げること。
    イメージの触覚的魅力が満ち溢れており、
    その中に 全身でつかる。

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    2013年01月23日
  • 右であれ左であれ、わが祖国日本

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    「国際日本」「大日本」「小日本」という考え方はおもしろかった.
    ただ,無理やりその枠に押し込めようとするあまり,他国の体質や民族性を見誤っているように感じた.

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    2011年11月12日
  • 知の技法

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    ネタバレ

    大学ももう終わるっつーのになぜか今更読んでみた

    東大教養学部の一年生の教科書
    様々な文系の学問についてそれぞれの教授が概論を述べていく、という形の本
    世の中にはどういう学問があるのかなあとなんとなく疑問に思っていたので、その大筋だけでも知れたという点では読んでよかった
    あと、概論の本なので、知識を広げるためにどんな本を読めばよいのかという参考にはなった

    ただ、全て今まで読んだり聞いたりして学んできたことをそう復習したような感じでした

    もし、このレビューを読んでいてまだ大学1,2年生の文系人がいたらお勧め

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    2011年03月27日
  • 知の技法

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    もともとは東大教養学部前期課程の必修科目「基礎演習」のテキストとして編まれた本。教養学部に属する各教員が自分たちの研究内容を分野横断的にダイジェスト版で紹介しながら、学生たちに「学問のやり方」を学んでもらおう、というのが基本コンセプト。分野としては主に文系で「文化人類学、日本近代文学、言語情報科学、地域文化研究、表象文化論、社会統計学、相関社会科学、比較文学、国際関係論」など多岐にわたる。これからこれらの学問に手に染めようとしている大学生はもちろん、大学ってどんなところ?という高校生諸君にもオススメの一冊。ベストセラー。

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    2009年10月04日