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明治以降、夥しい数の日本人論が刊行されてきた。『武士道』『菊と刀』『「甘え」の構造』などの本はなぜ書かれ、読まれ、そして好評を博すのか。そこには、私たちを繰り返し襲う「不安」がある。欧米文明に遭遇し、戸惑う近代日本人のアイデンティティの不安の在処を抉り出す。本書は、日本人論の総決算であり、150年間の近代日本の物語でもある。(講談社学術文庫)
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Posted by ブクログ
明治維新なって後、日本人は依って立つべきアイデンティティを失った。「日本人論」は精神的に漂泊する日本人が自分たちの心の拠り所を探し求める道程であると言ってもよい。 その探求は成功したのか。そして探求が終わる日は来るのか。この本はそれを確かめる一助になるかもしれない。 自分も結構な冊数の日本人論を読ん...続きを読むできたが、おそらくこの本が自分に取っての最後の日本人論になるだろうと思っている。
私の学生時代は、エズラ・ヴォーゲル氏による「ジャパン・アズ・ナンバーワン」がベストセラーとなったころで、日本の目覚ましい高度成長が注目されていました。それに併せて、「菊と刀」「日本人とユダヤ人」「「甘え」の構造」「タテ社会の人間関係」等々も再度注目され、いわゆる「日本人論」が大きなブームとなりまし...続きを読むた。私も、それらの著作はひと通り読んだ記憶があります。 西洋社会に対する「日本人としてのアイデンティティの不安」を背景にした日本人論」ですが、著者は、本書において、それら明治期から今日に至るまで日本人論の総括にチャレンジしています。
一冊を貫通するメインの主張は、面白いと思った。論理性や根拠がしっかりしてて、なるほどな、となった。 ただ、部分部分、というより結構な部分、なかなか難しかった。全然読めないことはない難しさだけど、事前にこの本に出てくる論者、漱石とか小林秀雄とかを触っていればもっと理解が進んだだろうな、と感じた。
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