ひらいたかこのレビュー一覧

  • おばけ美術館へいらっしゃい

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    小五の「木影(こかげ)まひる」は、弟の仲間内から、「守のねえちゃん、こっわーい!」と恐れられている、元気な女の子である。

    今回、父親の務める会社の社長の母である、「木影小夜」の遺言にあった、「亡きあとの館長には『十歳以下の女の子』」という条件によって、「木かげ美術館」の館長になった、まひる。

    しかし、その美術館は、有名なそれとは異なり、あくまで個人的なものであったり、様々な苦難を経てやって来た、いわゆる一流とは呼ばれない作品たちばかりであった。

    『一流の美術品はそうじゃな。じゃが、われらはな。三流、いや、この美術館をはなれたらガラクタあつかいじゃな』

    『でも、ガラクタだって木かげ美術館のみんなは、家族みたいなもんだわ』

    始めに、まひるのことを元気な女の子と書いたが、その一方で下の弟からは、とても頼りになるお姉ちゃんとして慕われており、それは相手の内面を読むことに、とても長けている優しさも持っているからであり、だからこそ、上記のような思いに駆られて、彼女なりに館長としてどうすべきか、行動する姿に、清々しい爽やかさを感じられたし、「ゆうべ」や、個性的な美術品たちと仲良くなれたのも、彼女にしか気付けないような、細やかなところをよく見ているからであり、こうしたところは、大人が読んでもはっと考えさせるものがあり、さすが柏葉幸子さんだと思いました。

    特に、終盤のイーゼルに置かれた絵のエピソードは、一見何も見えないように感じられた絵であっても、その見えない奥に潜む、更に見えない姿を慮ることで導かれた結果には、人間関係における、相手の見えない部分を汲み取ってあげることの大切さを、教えてくれているようにも感じられて、とても印象に残りました。

    それから、大人以上に、きっと同世代の方なら、ひらいたかこさんの素朴で楽しい絵柄とともに、ロズゴリー夫人をはじめとした、愛らしくも笑える美術品たちと共に行動する、まひるの思いに引っ張られるように、より夢中になれること間違いありません。

    私は私で、本書がシリーズ物であることを知り、続篇も読みたいと思っております。

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    2022年11月13日
  • アラビアンナイト

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    読み聞かせに使用。「アラジンと魔法のランプ」「アリババと40人の盗賊」「シンドバッドの冒険」などの定番のお話はなかなか面白かった。いろいろ見た中で、比較的訳は読みやすいほうだったが、それでももっと工夫が欲しいところ。シンドバッドの冒険も後半のほうは、不必要に残酷で、子どもが嫌がったので途中で終了した。

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    2014年11月01日
  • おばけ美術館 ふしぎ列車はとまらない

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    おばけ美術館シリーズ第3弾。今回はまひるたちが遂に絵の中へ!大人にはおばけたちが見えないのに、まひるの意思を汲んで何も言わず温かく見守りサポートしてくれる町田さんの存在が本当にいい。今回はちょっぴり切ない感じ。ボブさんの想いが叶って良かったな。2012/203

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    2013年11月15日
  • おばけ美術館 妖精ケーキはミステリー!?

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    おばけ美術館シリーズ第2弾。ゆずちゃんとお母さんのお互いを想い合いながらもすれ違ってしまう微妙な関係の描き方が良かった。だ第2弾なのでそれぞれのおばけたちの役割がうまくできてきた感じ。2012/202

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    2013年11月15日
  • おばけ美術館へいらっしゃい

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    お化け美術館シリーズ第1弾。館長は10歳以下の子供という条件のもと美術館の館長となった小学生のまひる。そこは、おばけ美術館だった…。映画『ナイトミュージアム』のように絵画の中の人物が動き出し、それぞれに特定の言葉を言えば強制的に絵画の中に戻されてしまう。美術館の元館長・小夜が残したひとつの大切な美術品を、おばけたちとまひるが探す。日常の1枚向こうにある世界を書くのが柏葉さんは本当にうまい。2012/201

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    2013年11月15日