尾山晴紀のレビュー一覧
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もしも子飼いが結束していたら…というようなif小説。秀吉子飼い好きさんは一度読んでみて欲しい一冊。小西と加藤の仲は割と通常通りなのが、また良し。Posted by ブクログ
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IFもので一番お気に入りの本。ただIFにもかかわらず、いきなりある意味史実どうり刑部には泣かされた.....そして全編通して恩顧衆の格好良さ半端無いです。全4巻完結済みPosted by ブクログ
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急展開の連続で面白かった。真田昌幸ただ一人の調略で果たしてここまで東西両軍、諸武将を動かすことができるのかという多少の疑問はあったが、三成の態度や毛利家の思惑を考えればこういう展開もあるかもしれないという説得力はあった。始終西軍優勢であり、東軍の巻き返しもなく終わってしまったが戦力バランスから見れ...続きを読むPosted by ブクログ
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もし関が原の戦いを西軍側が踏みとどまっていたら・・・というイフものです。西軍を勝たせたい、仲が良い子飼い達を見たい(ここ重要)、かっこいい(?)石田三成が見たいという方にお勧めしたい小説です。東軍が特別大好きだという方でなければ、そもそも買わないとは思いますが面白いお話だと思います。Posted by ブクログ
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関ヶ原の合戦が起こらなかったら。
そういう設定の元に広げられる三成の戦い。1600年に挙兵しようとする三成を切腹することによって決起を思いとどまらせた大谷吉継。まるで、織田信長の守り役のようだ。そして、戦いへの準備を着々と進めていく・・・。
この巻では挙兵直後までしかかかれていない。
しかし、かなり...続きを読むPosted by ブクログ -
武田信玄vs島津義弘、上杉謙信vs伊達政宗、という時代を超えた対決をシミュレートした異色の作品。一応は『紫の霧」の異聞のようなものが伝わっている世界観ではあるが、とにかく戦わせることだけを考え、実際に戦わせてしまう思い切りの良さが良かった。Posted by ブクログ
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石田三成という武将は評価の大きく別れる武将であると個人的に感じているが、その評価のうちネガティブな評価をうまく利用していると感じた。また毛利勢をどう動かすかが関ヶ原を扱った作品のポイントとなるが、これも無理のない展開で納得して読むことができた。本作品の一番のポイントは密書。この密書のお陰で三成はう...続きを読むPosted by ブクログ
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完結。少々短い気もするが信孝と信雄の対決に焦点を当てればこれぐらいになってしまうのは仕方が無いかもしれない。第一巻では政の対決であったが、第二巻ではいよいよ戦さが始まる。やや冗長な面もあったが密度は非常に濃く満足度の高い内容だった。Posted by ブクログ
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信長亡き後、次男信雄と三男信孝の対決を描いた作品。信孝は謀反人光秀の女婿である津田信澄を参謀に据えるのだが、史実では信澄は信孝に討たれている。こういう組合せがあるからシミュレーション小説は面白い。Posted by ブクログ