十三湊のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
京都のお弁当屋さんのお話。日によって変わるお弁当の内容が一つ一つ書かれていて、少し説明されていて、食欲をそそるし食べてみたい!
料理を作る時のポイントや良家の昔ながらの礼儀作法というか、料理の意味やお祝いの料理など、しつこくない程度に書かれていて勉強になる。
人間関係は複雑?ではないけど少し遠回り。でもそんなにムズムズしないのはもったいぶらないからかな?
お弁当を『持ち運べる家庭』と表現したり、不特定多数のためではなくて誰かが自分のために作るお弁当のありがたみとか大切さを語ったり、お客さん美味しいお弁当を届けるために一生懸命取り組む姿勢がとても素晴らしいと思う。 -
Posted by ブクログ
心も体も疲れ切った人が、ていねいな料理で元気になる、という設定は珍しくないけれど、この人の描く世界は、とても心地が良い。
お料理の彩りもクリアで新鮮、人の描き方もとてもやさしい。
本郷の下宿屋さん、というのがまた良いじゃないですか!
本郷・・・文豪の匂いがする。
レトロな洋館風、ステンドグラスのはまった窓。
昭和だ!
季実(きみ)は、ブラックな会社に疲れ果て、無職無気力な生活を送り、自己嫌悪に陥っていた。
見かねた母が、東京のすみれおばあちゃんのところへ行かないか、と勧める。
そこで、出張料理人をしている、皆月桃子(みなづき ももこ)と出会う。
おばあちゃんの下宿屋さんの、ただ一人の下宿人