小野一之のレビュー一覧
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著者自身もうつ経験者で、うつについて、特に経度うつについて、概要が非常によくわかる。製薬業界も例に出し、客観的な視点も効いており、非常に良書だと思った。Posted by ブクログ
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「うつ」は患者を通常の思考から遠ざけてしまうので、周りは何を信じればいいのかわからなくなってしまう。この本はうつ病を体感した作者の経験を通じて、周りの人が何を支援できるのか、最初の一歩を学ぶことができるPosted by ブクログ
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心が病んだと思ったら読んだ方がよい必読の本。
p7
ところが睡眠薬の多くは依存性が強い。最初は1錠で眠れたものが2錠、3錠と増えていき。。。、そのうち、睡眠薬が無いと眠れなくなる。
→睡眠薬、精神科で出す薬は危険と思った。
p33
気が滅入ったり後悔ばかりする心配性の人が、ストレスに耐えられな...続きを読むPosted by ブクログ -
うつ病の人、またその家族の人には是非読んでほしい一冊。著者もうつ病者なので、うつ病の人の気持ちに寄り添った内容であり、また回復に向けて何をしたらいいかも述べてある。うつ病の人にとっては精神的にも、また実践的な面でも大きなサポートとなるのでは、と思う。早急に治そうとするのではなく、「ゆっくり治す」こと...続きを読むPosted by ブクログ
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うつの治し方!とかちょっと悲惨なうつ体験談を語る本が多いなか、これはタイトル通り「焦らず、ゆっくり付き合って行こうよ」という優しいメッセージの本。闘病初期でまだ出口がみえてない方にオススメしたい本です。私もこの本がきっかけに開き直って心が休まるようになりました。Posted by ブクログ
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まえがきの冒頭に『大切な人』が落ち込むと、あなたもつらい。とあり、うつは、心の風邪とか耳にしていて 誰もがかかり得る軽い感じにしか知識がない自分にとっては色々勉強になった一冊である。うつは心の風邪では、なく心の肺炎だそうだ。治りにくい病気でもある。色々知ったら怖くなるけど、著者の最後の言葉に『今はつ...続きを読むPosted by ブクログ
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文字通り大切なひとが「うつ」になったら読む本。
心の病気を「うつ」と一括りにする傾向がありますが、この本は「うつ症状・うつ病」にどちらかといえば特化した内容です。
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大切な人(恋人)から突然「別れたい」と言われ、私までうつっぽくなり、どう接したら良いかわからず混乱する中でこの本を読みました。
病が言わせているのか、本当に私がイヤになったのか、本人もわからないようで、私が話し合いたいと思っても、ほぼ反応がなく、彼の考えていることや気持ちがわからない状態でどうした...続きを読むPosted by ブクログ -
鬱は本当に大変で、これを読めばわかる、というものではないと思う。ただ、読むべき本のうちの1つには入るかも知れない。
鬱に限らず、人の全てを受け入れる、人の話を聞く、ことは昇華させたい能力でもある。Posted by ブクログ -
著者は医者ではないが、自らの軽度のうつの経験をもとに、うつとはどういうふうなもので、周りの我々がどのようにしたらよいかを示唆してくれている。薬で直るというものでもなく、対応に正解はない。Posted by ブクログ
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うつの体験談を読みたい人にはいい本だと思う。
私にとっては"それができたらうつになってない"っていう話もチラホラあったけど、ストレスのリストアップを夜にするというのは実践してみようと思った。
今の自分を認めることって難しいよ....Posted by ブクログ -
自分のパートナーや家族がうつになった時の心の持ちようを実際うつになった著者が書いたもの。実体験に基づいて書かれているという点では参考になる。Posted by ブクログ
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古本屋で読もうとページを開いたらポストカードが入ってました。
内容は、おばさんがうつ病の孫に、少し元気になったら読んでね、いつでもこっちに来てね、というものでした。
支えてくれる人がいたお陰でこの子はきっと元気になって、だから必要じゃなくなったからこの本は売られたんだよね、そうだといいな
お医者...続きを読むPosted by ブクログ -
経験者の立場からストレスと上手く付き合う方法を書いている。
具体的で、一つ一つこれから試してみたいと思わせるものばかり。
【memo】
●何かに失敗しても、「これはこれで財産になる。またやり直せばいい。」と考えられるかどうか。
●ゆっくり入浴してから眠る。「入浴は最高の精神安定剤だ」
●「みんなにわ...続きを読むPosted by ブクログ -
自分にはリンクする文章、見直すべきポイントが随所にかかれていたので大変参考になった。「わかりやすく」というだけあって理解しやすいし、自分の直すべき箇所を的確に指し示してくれた。実践するにはある程度の努力では難しい。かなり意識して挑むべきだ。Posted by ブクログ
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周りにいる人は何ができるのかを、軽度のうつである筆者の視点で書いている。頑張りすぎず、放っておきすぎず、相手の気持ちを焦らせないように、相手を否定しないようにして付き合っていきたい。理論的にはわかっても、どう言葉にしたらいいか心配なので、まずはできることから。お風呂にゆっくり入ることや、森林浴など勧...続きを読むPosted by ブクログ
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相手を説得するにはまずコミュニケーションからという事で、前半はどうやったら人間関係を良くしていくのかが書かれている。
後半はいよいよ説得の技術が書かれていて、いくつもの技術が載っているが普段無意識にやっている事が「こういう理由でやった方がいい」と書かれているので一つ一つ納得出来た。Posted by ブクログ -
■精神論の大切さ。
説明とは相手に納得を得るという作業として、
テクニックよりも、熱意や気持ちを前面に押し出さなければ、
相手を納得させる事はできないという事を説いている。
■説得力は人間性に比例する。理論
■説得力のある説明には、プライドも必要!
自分の言っている事は価値がある情報なのだという...続きを読むPosted by ブクログ