あらすじ
長年「軽症うつ」と付き合ってきた著者の体験記。患者という立場から、同じく「うつ」に悩まされている方々に向けて書かれたリアリティーのある一冊です。
「うつは必ず治る!」とか「うつを気楽に癒す」といったどこか楽観的な本も出ていますが、著者いわく、うつはそんなに簡単には治るものでもありません。じっくりと「付き合う」つもりで、気長に焦らず頑張り過ぎないで、「うつ」を上手に手なずけて生きていくヒントがぎっしり詰まっています。
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Posted by ブクログ
うつ病の人、またその家族の人には是非読んでほしい一冊。著者もうつ病者なので、うつ病の人の気持ちに寄り添った内容であり、また回復に向けて何をしたらいいかも述べてある。うつ病の人にとっては精神的にも、また実践的な面でも大きなサポートとなるのでは、と思う。早急に治そうとするのではなく、「ゆっくり治す」こと。これを念頭におき、何度も本書を読み返して、治療に役立てたい。
Posted by ブクログ
うつの治し方!とかちょっと悲惨なうつ体験談を語る本が多いなか、これはタイトル通り「焦らず、ゆっくり付き合って行こうよ」という優しいメッセージの本。闘病初期でまだ出口がみえてない方にオススメしたい本です。私もこの本がきっかけに開き直って心が休まるようになりました。
Posted by ブクログ
うつの体験談を読みたい人にはいい本だと思う。
私にとっては"それができたらうつになってない"っていう話もチラホラあったけど、ストレスのリストアップを夜にするというのは実践してみようと思った。
今の自分を認めることって難しいよ....