あらすじ
長年「軽症うつ」と付き合ってきた著者の著作、第2弾です。この本では、あなたの「大切な人」が「うつ」になったとき、「うつ」がなかなか治らずに苦しんでいるとき、あなたは何ができるか、どういう距離感を保てばいいか、何をすべきか、そして何ができないか……それが、著者の経験をもとにした本音で書かれています。
「大切な人」がうつになり、途方に暮れている人の支えとなるだけでなく、現在、うつに苦しんでいる人とその家族や友人に一緒に読んでいただくことで、より良い関係性が築いていけることを願ってやみません。
※本作品に収録されている図表の中には、微細なものが含まれております。あらかじめご了承いただきますようお願い申し上げます。専用端末やPC、タブレット型PCで読書されることをお勧めいたします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「うつ」は患者を通常の思考から遠ざけてしまうので、周りは何を信じればいいのかわからなくなってしまう。この本はうつ病を体感した作者の経験を通じて、周りの人が何を支援できるのか、最初の一歩を学ぶことができる
Posted by ブクログ
まえがきの冒頭に『大切な人』が落ち込むと、あなたもつらい。とあり、うつは、心の風邪とか耳にしていて 誰もがかかり得る軽い感じにしか知識がない自分にとっては色々勉強になった一冊である。うつは心の風邪では、なく心の肺炎だそうだ。治りにくい病気でもある。色々知ったら怖くなるけど、著者の最後の言葉に『今はつらくても、いつかは必ず治るのだからー。』との言葉にホッとさせられる。大切な人が病気になれば、気を遣いすぎないよう、無条件に支持することの大切さが学べた事が良かった。
Posted by ブクログ
文字通り大切なひとが「うつ」になったら読む本。
心の病気を「うつ」と一括りにする傾向がありますが、この本は「うつ症状・うつ病」にどちらかといえば特化した内容です。
Posted by ブクログ
大切な人(恋人)から突然「別れたい」と言われ、私までうつっぽくなり、どう接したら良いかわからず混乱する中でこの本を読みました。
病が言わせているのか、本当に私がイヤになったのか、本人もわからないようで、私が話し合いたいと思っても、ほぼ反応がなく、彼の考えていることや気持ちがわからない状態でどうしたら良いか、手当たり次第に本を読む中で出会った本です。
言葉かけの例がとても参考になりました。
私自身、この本を読んでうつから少し脱却できた気がします。
Posted by ブクログ
鬱は本当に大変で、これを読めばわかる、というものではないと思う。ただ、読むべき本のうちの1つには入るかも知れない。
鬱に限らず、人の全てを受け入れる、人の話を聞く、ことは昇華させたい能力でもある。
Posted by ブクログ
著者は医者ではないが、自らの軽度のうつの経験をもとに、うつとはどういうふうなもので、周りの我々がどのようにしたらよいかを示唆してくれている。薬で直るというものでもなく、対応に正解はない。
Posted by ブクログ
古本屋で読もうとページを開いたらポストカードが入ってました。
内容は、おばさんがうつ病の孫に、少し元気になったら読んでね、いつでもこっちに来てね、というものでした。
支えてくれる人がいたお陰でこの子はきっと元気になって、だから必要じゃなくなったからこの本は売られたんだよね、そうだといいな
お医者さん視点から患者を見ることができて、わかりやすかったです。
凄く大変な仕事なんだろうけど、とても立派で尊敬できるお仕事ですo(^▽^)o