島村浩子のレビュー一覧

  • どこまでも食いついて

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    ワニ町シリーズ第五弾!今回も湿地の三人組が大暴れで面白かったんですが
    読み終えてまず思ったのはワニ町シリーズなのにワニぜんぜん出てこないなぁ~っていう至極どうでもいいことでした

    それにしても三人組のリーダー格アイダ・ベルがかっこいいんだよね~
    ベトナム帰りの経歴をもつ元スパイのおばあちゃんなんだけど、常に冷静で的確な判断力と行動力をもっていて
    さらにとんでもなく情に厚いという
    まさに真のリーダー

    こんなおばあちゃんと行動を共にするフォーチュンがどんどん「人間」に戻って行く姿がワニ町シリーズの魅力でもあるんだけど
    こんなパワフルおばあちゃんが近くにいたら離れられないよね

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    2023年03月20日
  • どこまでも食いついて

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    今回も面白かった。
    頭の中で勝手にイメージして、声まで作って読んじゃう。
    カーターとハンモックでお昼寝、いいなぁ。

    あとがきにあったシンフルの地図、見たいな。
    創元のWEBマガジでキャラクターイメージは見ました。私の脳内とは全然違ってました。

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    2023年02月05日
  • ワニの町へ来たスパイ

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    ネタバレ

    アメリカ合衆国南部の湿地帯が舞台の小説と言えば「ザリガニの鳴くところ」を思い出すし、スプリングスティーンの歌が脳裏で再生されるんだけど…。

    この小説は同じような舞台でも全然違って、なんだかご陽気なユーモア調。そういやハイアセンっぽいのかなぁ。

    ミステリーらしいのだが、謎解きはあってないようなもの。思ってたドンデン返しすら、ない方向の逆の意味で裏切られるまっすぐさ。主人公もサイドキックのおばあちゃん2人も、イケメン保安官補佐もド直球にコメディーアクションを演じてくれる。

    思ってた雰囲気とは違うがご陽気に楽しめた。シリーズ続編も次々に翻訳されているらしいので追いかけ決定。

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    2023年02月04日
  • ミスコン女王が殺された

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    このシリーズに関しては、必ず1作目から順に読むことをお勧めします。ってまだ私もやっと2作目を読んだところですけれど。

    楽しい。すごく楽しい。CIAの凄腕エージェントでありながら、訳あって田舎町で身を潜めなければならなくなったフォーチュン。まったく興味のないメイクやファッションを覚えるはめになっても、いざというときにはエージェントの血を隠せません。

    町のどんな男も伸してしまえそうな彼女にとって唯一手強い保安官カーターとの行く末も楽しみ。

    全然違うのに、なぜか“よろず建物因縁帳”の春菜と仙龍を思い出してすみません。

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    2023年01月19日
  • どこまでも食いついて

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    前回のカーターのデートからどうなることかと迎えた翌日、選挙戦が劇的な展開になっていた。
    相変わらずガーティとアイダベルのパワフルおばあちゃんや、シンフルの町の個性的な住人はエンジン全開フルスロットル。
    いつも衣服関係では散々な目に遭うフォーチューンだけど、今回のセクシー担当はガーティ!!!?もう、展開が早すぎて無茶苦茶すぎて、笑わされる。
    犯罪がだんだんシンフルの街の小さな事件から、連邦政府が絡む大掛かりなものになり始めてるのが不穏。
    シンフルに滞在する3ヶ月のうちすでに1ヶ月が過ぎたなんて、なんか寂しい。1巻目から読み返したくなる。

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    2022年12月30日
  • どこまでも食いついて

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    何か今回はスパイっぽい話でした。かつてフォーチュンと共同で働いたことのある捜査官が登場したり、フォーチュンも颯爽と場を仕切って優秀なCIA捜査官としての片鱗を覗かせたりと、これまでのドタバタコメディー一色から少しだけ毛色が変わった感じでより一層楽しめた。
    その分、カーターはあんまりいいところなしだったけど。

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    2022年12月30日
  • どこまでも食いついて

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    ネタバレ

    ワニ町、今回も最高に面白かったです。
    毎回何かがツボにはまり、声を出して笑ってしまうのですが、今回は、ワンピース、でした。

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    2022年11月30日
  • どこまでも食いついて

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    シリーズの第五作目

    スパイが身を隠すために潜伏するも、ほぼ毎週ペースで事件が起きてます(まだ来てから一ヶ月)
    サスペンス、ドタバタ、グルメ、ロマンスと欲張りなんだけどホッコリとさせてくれる。
    あぁこの感じだったよね。と「シンフルに戻って来た感」があるシリーズモノの良いところ。(でもまだ一ヶ月、なんだよね)

    滞在期限の三ヶ月間、この先どうなるのか続編も読みます。

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    2022年11月24日
  • どこまでも食いついて

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     「ワニ町」シリーズ4作目は、前作から一年ぶり。ワニの住む南部の田舎町に身を隠している凄腕女スパイのフォーチュンと、最強おばあちゃん二人のアシスト?によるずっこけ大活躍トリオに再会するとほっとするとともに豪快に笑いたくなる。そう、何と言っても多幸感満点のシリーズなのである。

     しかし、本作は、フォーチュンとのラブラブ・モードがスタートした感のある保安官助手カーターが、何と湖で殺されかけるというピンチなシーンで始まる! フォーチュンが命がけで救いあげて、なお、カーターは作中のほとんどを病院のベッドで過ごすという、これまでの探偵団トリオvsカーターのスリリングな駆け引き劇はお預け。ヒロインとヒー

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    2022年11月16日
  • はじまりの24時間書店

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    少年向け冒険譚のようなテイストに感じました。宝探し的なストーリーが先に先に読者を促す。
    登場人物も個性的で、RPGをプレイしているように楽しめました。

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    2022年08月25日
  • ハートに火をつけないで

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    今作は冒頭、事件に巻き込まれていくテンポがよくて、引きこまれるのが早かった。前作よりも好きかも。
    毎回、殺される人間や、犯罪をおかすキャラクターの描かれ方や扱いにモヤっとする部分もあるが(とことんダメなやつとか嫌なやつとか、わかりやすく描かれる)、こんな奴なら殺されても仕方ないなと思わせ、コメディとして楽しむためには必要なことなのかも。

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    2022年05月23日
  • ペナンブラ氏の24時間書店

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    なぜ本を読むのか、と問う人がいる。言われてみれば、なぜ私はこんなにも本を読むことをやめられないのだろう。しかし、考えがまとまらないうちに、またページをめくりはじめる。なぜ本を読むのか、その答えはすべての本の中にある。

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    2022年03月26日
  • ハートに火をつけないで

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    「ワニ町」シリーズ既刊を一気読み。第二作三作あたりでは、いくらなんでも事件が起こりすぎ慌ただしすぎと思わないでもなかったけど、この第四作は文句なく面白かった。非情な工作員(要するに殺し屋)だったフォーチュンが、南部の田舎町シンフルで、それまでの彼女の人生にはなかったものに出会い、とまどいながら変わっていく様子がすごくキュート。

    まあとにかく「お約束」のてんこ盛りで、呆れながらもやっぱり笑える。フォーチュンとお祖母さん二人は必ず不法住居侵入し、必ず失敗して危機一髪で逃げ出し、保安官補カーターに怒られ、突飛な言い訳をする。フォーチュンはしばしば裸に近い格好になってしまい、それをカーターに見られる

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    2022年02月01日
  • ハートに火をつけないで

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    「ワニの町…」第4弾。読む前からわくわく。
    フォーチュンの活躍もさることながら、アイダ・ベルとガーディの活躍(?)が毎回毎回面白い。事件も興味深いけどカーターにときめくフォーチュンの葛藤がまたいい。それにしてもみんなササッと美味しそうなもの作るなあ…。焼きたてのマフィンのところなんて垂涎ものです。早く続きが出て欲しいです。

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    2022年01月29日
  • ハートに火をつけないで

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     二年近くご無沙汰していたワニ町シリーズ。それにしても無事続編が翻訳されて嬉しいのなんのって。何しろ、シリーズものの版権は、出版社が版元と三作ずつ契約し、売れ行きを窺って、次の三作の契約判断をするらしい。その判断は、もちろん作品の売れ行きにかかっているらしいのだ。時には、他の出版社が続編からの版権を獲得したりする。四作目から版元が変わるシリーズが見受けられるのはそういう裏事情があるからなのだ。

     マイケル・コナリーのハリー・ボッシュも、ラーシュ・ケプレルのヨーナ・リンナも、アンデシュ・ルースルンド&ステファン・トゥンベリのピート・ホフマンも途中で版元が変わったよね。そのように出版社は賭けを打

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    2022年01月05日
  • ハートに火をつけないで

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    四作目で、まだ町に来て一ヶ月くらいしか経って無いのに…毎週事件が起きてるようなもの…戦場より危険な町なのでは…

    何者かによって情報をリークされて武器商人から命を狙われ、田舎町に身を隠すことになったスパイのレディング(フォーチュン)
    ただものではない地元のご婦人二名と町で起こる事件に巻き込まれていきます。

    保安官助手カーターとのデート途中(始まってすらいない)町で火災の通報がありデートは中止に、火災はフォーチュンの唯一同年代の友人であるアリーの家、しかも放火によるものだった。
    善良な人の家になぜ火がつけられたのか?という事件を追うことになる。

    だんだん任務として町に隠れていながらも&quo

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    2021年10月11日
  • ペナンブラ氏の24時間書店

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    24時間、いつ訪れても確実に開いている書店。なんて羨ましいと思いつつ読み始めたら驚きの展開だった。
    ライトで魔術的なファンタジー。

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    2021年06月30日
  • ロイスと歌うパン種

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    ネタバレ

    古来から伝わるものと最先端のテクノロジーを発酵させるとこんなに面白いものができるのかと、同じ著者の作品を続けて読んで感動した。ロビン・スローンは職人だ。旧作にあたる「ペナンブラ氏の〜」を読んでいるとニヤッとできるファンサービスあり。
    ベオのメールがだんだん長文になっていき(おそらくロイスのメールもそうなのだろう)、全てを受け入れてほしいという気持ちからか先祖の黒歴史っぽいことまで話しておきながら一応創作の可能性を匂わせておくのが微笑ましい。

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    2021年05月11日
  • はじまりの24時間書店

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    ネタバレ

    「ペナンブラ氏の24時間書店」の前日譚で、若きペナンブラが書店員になるまでの物語。
    130Pほどしかなく、1Pの文字数も少ないけれど、この短い中でペナンブラがモー(組織)の“書店”に惹かれていく様が心理的な面も含めて描かれ、「ペナンブラ氏の24時間書店」で語られていなかった部分(ペナンブラはなぜ古いコンピューターマニアだったのか)について「なるほどそれで」と推察できる描写まである。
    いずれも後付け感がなく、著者はかつて予言めいた映像作品を作ったことでも知られるけどめちゃくちゃ頭がいいのではないかと思う。

    「ペナンブラ氏の24時間書店」は、TRPGのパーティーさながら、主人公が様々な業界に属す

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    2021年04月17日
  • ペナンブラ氏の24時間書店

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    ネタバレ

    ゲームで使っていた中2的な名前をバラされたくないというのは万国共通のネタなんだなと妙な感動があった。
    作中の人物や物や場所など、実在するものとしないものがあり、嘘の紛れ込ませ方が秀逸といえる。いつの日か、創英角ポップ体に隠された暗号も解かれる日が来るのかもしれない。解きたくはない。

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    2021年04月14日