島村浩子のレビュー一覧

  • ロイスと歌うパン種
    現代的であり、ファンタジーでもあり、
    ロイスの性格がいいせいで出会う事柄が面白い方向に進む。
    面白い小説でした。
    パン食べよう。
  • ロイスと歌うパン種
    サンフランシスコってサワードウが名物なんだ。知らなかったな〜。
    終盤、昔話のような展開で意外な方向へ。でもロボットアームをすてて素朴なほうへ回帰するのじゃなく、新しい道を探そうとするところがいいよね。
    それをいうなら、ブラック企業のような会社も、パンを焼き始めてすぐにやめるのかなと思ったら意外と粘り...続きを読む
  • ロイスと歌うパン種
    版元の創元社さんでパンを焼くブームのきっかけになった作品というのをツイッターで見かけ、気になって読んでみました。解説が池澤春菜さんで、パンを焼いてみたくなります。
    不思議なスターター(パン酵母)を譲られてサワードウ(天然酵母のどっしりしたパン)を焼くようになってから、かなり不健康なプログラマー生活を...続きを読む
  • ロイスと歌うパン種
    おもしろかった。お腹すいた。パン食べたい。
    新しいものと古いものの共存が、ユニークな形で成り立ってておもしろい。

    ベルリンでどんなレストランが出来上がるのか、想像すると楽しい。

    わたしもダブルスパイシー食べてみたい。
  • ミスコン女王が殺された
    1作目の底抜けの楽しさに比べるとちょっと弱いかな。
    でも充分に面白いし、次も楽しみ。
    普段コージーは読まないのですが、このシリーズは好き。
  • ミスコン女王が殺された
    三人の会話がとても好き。そしてここでロマンスの気配まで!一作目も好きだけれど、今回は最初からみんなの正体を知っているからかテンポよく楽しめた。

    いやぁ、カーターの堅物な感じいいなぁ。
    続きも楽しみ。おばあさまたちかっこいい。
  • ペナンブラ氏の24時間書店
    失業して再就職した書店には別の顔があった。友人を総動員して、その秘密を明らかにしていく。ところが、鍵は意外なところにあった。
    この小説は、何の範疇に属するかわからない。課題を前に次々と手助けを得ながら進むさまはRPGのようだ。
    驚くべき結末が用意されているわけではないけれど、ミッションを追いかけ、こ...続きを読む
  • ペナンブラ氏の24時間書店
    これもひとつの「成長物語」なんだよね。ジュブナイルというほど主人公は子どもではないけど、RPGゲームの変形?というべきか、主人公自身が自分はローグだと言っているし。アメリカでも書籍離れとか書店の存続危機とか深刻なのかしらね。もしかしたら日本以上かも。
  • ペナンブラ氏の24時間書店
    これは、創元推理文庫という由緒正しい冠にもかかわらず、ただの本好きには面白くないかもしれない。なにしろ半分も用語が分からず放り出す可能性があるから。
    この本(本の体裁をしている以上、そう書かざるを得ない)は、インターネットどころかコンピュータ言語やプログラミングを熟知し、それを動かし、Googleが...続きを読む
  • ワニの町へ来たスパイ
    タイトルが面白いと思い、読んでみました。
    読み始めるとタイトルどおりで笑えた。

    訳があって身を隠す事になったスパイの主人公
    レディング(フォーチュン)が、潜伏する事になった町シンフルで、来てそうそうワニに遭遇。
    もちろん話はそれだけではなく、本当はレディングは大人しくしてないといけないのに、事件に...続きを読む
  • 嵐にも負けず
    ・あらすじ
    シンフルにハリケーン襲来。
    同時期に失踪していたシーリアの旦那が現れたり、偽札騒動があったり、アーマドの手下がシンフルに来たり?!
    相変わらずの大騒動。

    ・感想
    シリーズ7作目。
    安定した面白さはあるけどマンネリ感は拭えないかも。
    カーターとの関係もここで一歩前進(絶対くっつくって分か...続きを読む
  • 嵐にも負けず
    最新刊。新刊を楽しみにしているシリーズの一つ。今回も笑わせて頂きました。特に最後の監視を二人が抜け出したところとか。

    それにしても色々事件が起きるなぁというシンフルですが、ようやく直属のボスとフォーチュンの仲間(笑)が顔合わせしたという記念すべき事件かも。彼女の恋の行方はあまり心配してないんですが...続きを読む
  • どこまでも食いついて
    ・感想
    相変わらずの安定三人組で今回も面白かった。
    勧善懲悪だしお約束も多いから海外版水戸黄門読んでる気分。
  • 幸運には逆らうな
    ・あらすじ
    ワニ町シリーズ6作目
    今回はシンフルでまさかの違法薬物製造問題?!事件の解決に奮闘するお約束スワンプスリーの話

    ・感想
    展開とかはお約束だけど相変わらずの3人が楽しい!
    ガーティがトラブルメイカー過ぎて扱いに困りそうな時は気絶させられてるの笑えるw
  • 幸運には逆らうな
    新町長シーリアの町政開始と共に始まった覚醒剤密造疑惑。後からあとから悪人が湧き出すシンフルシティで、脚やら指やら飛び交い、いつもの3人組がまた暴れ回ります。
    今回はカーターが地味で、フォーチュンとマフィアのコラボで真相に迫る。

    ワニボートでゴキゲンなガーティが最高です。

    ところで、後書によれば原...続きを読む
  • 幸運には逆らうな
    楽しく読んでいるシリーズ。
    まだフォーチュンがシンフルに来て半年経って無い事実に驚愕(笑)
    ガーティがどんどんアバンギャルドになっていて愉快。今回はワニフロートに笑わせて頂きました。
    シーリアの独裁がどんどんひどくなるのも、ネタとしか思えない。次ははたして何をやらかしてくれるのか、楽しみです。
  • ワニの町へ来たスパイ
    田舎すぎて時代背景がよく分からないけど、主人公も街の人もぶっ飛び気味でミステリのようなアクションのような。
  • ワニの町へ来たスパイ
    ずっと気になっていたワニ町シリーズ第1弾。
    面白かった…!

    ピンヒールを武器だと認識してしまってるちょっと、いやだいぶアレな(!)凄腕CIA工作員と、パワフルなおばあちゃん達のドタバタが楽しくて楽しくて。

    シンフルの町の住人たちも個性派ぞろいで、やり取りをずっとみていたい。(バナナプディング戦争...続きを読む
  • どこまでも食いついて
    おお、新刊出てる!と購入。このシリーズすごく好き。今回も、バナナプディング争いの犬の辺りから吹き出しました。まぁ今回のハイライトは迷彩柄の下着ですかねぇ(笑)

    こんだけ色々問題起こしていて、まだ一月か!まだ!
    確かに彼女が永住したらシンフルはどうなっちゃうんだろう…(笑)と言う訳で暗雲立ち込める中...続きを読む
  • ペナンブラ氏の24時間書店
    失業青年がアルバイト就職した秘密めいた書店。マイナーな書籍と謎めいた客たち。好奇心から関係性を調べ始めたその先に…。殺人するほどではないけど人生をかけて調べる人たちがいる謎を解くために本好きなパソコンマニアが団結して取り組む。静かな冒険活劇。パソコン知識が少ないと理解しにくい点もあるけどダビンチコー...続きを読む