島村浩子のレビュー一覧
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「ワニ町」シリーズいつの間にか6作目。シリーズは3作ほどを区切りにして、その後翻訳出版打ち切りなんていうことがままある。出版社を変えて別の翻訳者で再開、なんて版権の移動もあったりするから、翻訳ミステリーのシリーズものは心配だ。しかし、本シリーズは人気があるらしく、きちんと翻訳が続いているし、打ち切りの話もまったく出てこない。ストーリーも良いが、翻訳小説とは思えないほど、日本語訳の文章も素晴らしいシリーズだと思う。
さて前作から続いて、保安官助手のカーターは未だ完全復活ならず。それもそのはず毎年一冊ずつ読ませて頂いているぼくらとは違って、作中では一日二日くらいしか経過していないのだから。ひょっとすると、6作目でなおフォーチュン到着後一ヶ月くらいしか経過していないのではないか? そして選挙の結果、最も嫌なキャラクターとも言えるシーリア新町長が君臨を始めようとしているシンフルの町。まだまだ落ち着かぬ様相を見せる状況のなか、我らがトリオは健在どころか元気を増すばかりで何とも頼もしい。
凄腕の暗殺者から逃れるため正体を隠し普通の女の子のようにして潜んでいるが、実は経験豊富なCIA秘密工作員であるフォーチュン。ベトナム従軍経験を今も活かしているアイダ・ベルとガーティのお婆ちゃんコンビ。以上、三人の戦闘経験豊富な隠れ兵士トリオが毎作活躍する本シリーズである。リーダーシップを持つアイダ・ベルと、とにかくアクション好きで乗り物好きだがその行動がいつも危なくてたまらないガーティという、二人の婆ちゃん戦士の協力の元、フォーチュンは新トリオ体制の元、理不尽と独裁が進もうとしているシンフルことワニ町の平和のために獅子奮迅の活躍を果たしてゆく。
孤独な工作員であったフォーチュンがこの町に来てから、休むことなく事件が起こるし、その発生間隔はわずか数日から一週間という忙しさ。前作から本作までもニ三日しか経っていないというこの濃密で忙しい町。政治や利権を乗っ取ろうと企む悪党たちと、その支配を許さぬとばかりにかつての戦闘技術を駆使せんとするおばあちゃんズ+フォーチュンの主人公トリオ。
当面の的をやっつけても、まだまだトリオは出塁を余儀なくされるだろう。全快にはまだまだ及ばないカーターがベンチを温めている時期はいつまでだろう。予断を許さぬ今後の展開も、また楽しみでたまらない本シリーズ。ますます高まる期待と安定した面白さに満足の一話でありました。 -
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ネタバレ待ってました〜!翻訳ありがとう!!
シリーズのたびに3人が大好きになるし、アリーやマリーやウォルターも好きになる。犯罪も麻薬密売と組織的な悪になってきて、対峙するスワンプスリーのチームワークがまた冴えてきてる。
新しいボートでスピードアップな展開にもなって、このままどんどん読み進めたい!!早く次も翻訳してほしい!!
今回の爆笑ポイントは、ボートにシャツで縛り付けられたガーティを二度見してしまうカーター。あと、ワニボートではしゃぐガーティとその後の釣り人たちの紳士的な対応。南部人って気風が良くておおらかな人なのかな?と思わせる。
カーターとの関係に悩むフォーチュンが丁寧に描かれてて、いっしょになって心配してしまう。なかなか落ちないタトゥーを見て、怒るより笑ったカーターにほっとするフォーチュンなんて、第1作目からしたら考えられない変化なんやけどなぁ。。。
次の巻ではとうとうカーターに正体を知られてしまう、って後書に書いてたので
(ネタバレやん!!)ほんとに早く読みたい。 -
Posted by ブクログ
〈ワニ町シリーズ〉第ニ作『ミスコン女王が殺された』
洋画コメディ映画を観ているように、思わずクスッと笑いが出てしまう、元気で明るい軽快なミステリー
今回も楽しませてもらいました(*'▽'*)
口論した相手が殺された事により、殺人の濡れ衣がかかってしまった超凄腕C I Aスパイのフォーチュン
そこに付随するのは、何としても真犯人を自分達で突き止めようと暴れまくる絶好調な2人のおばあちゃんズ
3人は真犯人を突き止める事が出来るのでしょうか。。。
相変わらずユーモアのある掛け合いと、滅茶苦茶で何をしでかすかわからない、最強・度胸・破壊・混乱という言葉がピッタリな3人!
今回は少し進展がありました
フォーチュン自身は認めたくないのですが、ここシンフルがちょっと気に入り出して来ます
クビに賞金を賭けられ、偽名を使ってルイジアナくんだりまで来てようやく、友達と呼ぶに値する人達に会えたからです
そして、恋に疎いフォーチュンですが、イケメンセクシー保安官助手のカーターとも一歩前進の様です♡
今後が楽しみです -
Posted by ブクログ
CIAスパイのフォーチュンととんでもおばあちゃんズアイダ・ベル&ガーティの〈ワニ町シリーズ〉最新作でおま
今回も面白かった!
三人が繰り広げるドタバタが次から次へと襲ってくる
特に今回はスピード狂のアイダ・ベルが新しい乗り物エアーボート(後ろに巨大な扇風機みたいなんが付いてるやつ!)を手に入れて大幅パワーアップ!シンフルの町を爆走します
相変わらずのザ・アメリカンコメディなんだけど、これが頭空っぽで楽しめる
たまにはこういう読書もいいもんだ
そして次巻では遂にフォーチュンの秘密が愛するカーター保安官助手にバレてしまうみたい!
うーん楽しみ! -
Posted by ブクログ
〈ワニ町シリーズ〉第一作『ワニの町へ来たスパイ』
洋画コメディ映画を観ているように、思わずクスッと笑いが出てしまう、元気で明るい軽快なミステリー
超凄腕C I Aスパイのフォーチュン
暴れ過ぎたせいで敵から狙われる身となり、潜伏しているはずが事件を吸い寄せてしまう
そこに、2人の屈強なおばあちゃん達との運命的な出会い
この個性的なキャラの3人が、小さな町で大暴れする
舞台は南アメリカ南部ルイジアナ州の湿地帯
湿地帯と言えば、『ザリガニの鳴くところ』の印象が強くイメージが抜けないが、本作品はとにかく明るい
目玉となるのは、フォーチュンと2人のおばあちゃん達とのテンポあるやり取り
そこに絡む保安官助手も良い味出している
最後に事件も良い感じで収束
私が気に入ったのは、激しいバナナプティング争奪戦♪
保安官助手が現れた時の、フォーチュンの毎回普通ではない格好(^^;;
2作目は、どんよりした読後感の後に読むことにしよう!
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Posted by ブクログ
表紙の先頭がガーティなの納得
1番印象に残ってる。
あんまり関係のなさそうな場面で、いつもながらふざけていたけれど不意打ちのように遊ぶ場面の重要さに気付かされ、彼女の話を聞くうちに重みが増していった。
六冊目、六つの事件(細かいのはもっとあるけど)事件のたびに進む時間は、他の本に比べれば遅いけれど(?、引っ越してきて二ヶ月経ってない?)
すごく早く読み終えてしまった。
一作目を振り返ると、自分の読んでいる他の小説に比べてドタバタ感が強くてはじめは面食らうような、馴染めなかった部分はあるものの、シリアスな要素や人の心の動きとのバランスに慣れて楽しみなシリーズとなってきた。
どんどん起こる犯罪が凶悪な方向に進んでるのと、主人公のタイムリミットが迫ってきている。
なんというか面白い海外ドラマの一話だけ見ているような軽さで…
シーズン一気見したい! -
Posted by ブクログ
ネタバレ一応コージーミステリーに該当するのかな?
ただ、ミステリーというよりは人間模様を楽しむ一連のシリーズです!
女同士の気取らない皮肉の投げ合いや絆やジョークを楽しむ&ちょっとアクション&ちょっとロマンスって感じで、気軽に読めます。
1作目で会話のテンポやアクション、ハプニングや逃亡劇が面白いと思った方、2作目以降も大体ほぼ同じような流れで話は進みますので面白いと思います。
事件が起きる→素人が首を突っ込むなって言われる→でも3人で独自潜入調査してしまう→ガーティーがドジふむ→3人で逃げる→保安官に詰問される→クリエイティブな言い訳でごまかす→やれやれ
この流れは絶対に入ってくるので、飽き飽きする人もいるかもしれませんが、個人的には水戸黄門とか必殺仕事人みたいな定型の流れの中での人間模様を楽しむお話かと思います。
気張らずに読めるので、続けて読みたいです。 -
Posted by ブクログ
☆4.2
CIA秘密工作員のフォーチュンは潜入任務中に指示のない大暴れをしでかしてしまい、しばらくの間身を隠さなければならなくなった。
しかもCIA内部に裏切り者がいるようで、身を隠すことは限られた者以外には極秘。
事情を知る上司から、自らの姪をヨーロッパに旅行に出すから、彼女になりすましてルイジアナの田舎町シンフルにある家に潜めと告げられる。
静かにしてあまり人と関わらずにやり過ごそうとしてたのに、家の裏の川から人骨は見つかるし、町を取り仕切る老婦人たちの行動に巻き込まれるしでまったく潜めない。
陽気で達者な老婦人のガーティとアイダ・ベルのことを好きになってきたフォーチュンは、変なところばかり見られてしまう保安官助手に目をつけられながらも事件の真相を追いかける。
冒頭からドレス姿でハイヒール片手に大立ち回りなフォーチュンに度肝を抜かれ、大人しくなんてしてられるの?なんて思っていたら、シンフルの町は彼女以上のファンキーな奴らが仰山いるけったいなところで、彼女の方が振り回されるという意外な展開に。
フォーチュンは仕事ばかりしてきて人間関係は得意じゃない。
そんな彼女がガーティやアイダ・ベルと関わっていくようになって、いつの間にか「どうでもいい」なんて思えなくなっていく姿にちょっとニヤニヤする。
この罪深き町で、もっともっと罰当たりに、愉快に爽快に活躍していってくれそうな期待を感じさせる素敵なシリーズ一作目だった。
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Posted by ブクログ
ネタバレハラハラドキドキがいまいち苦手な私は、読み進むのが怖くて、最初の方はなかなか進まなかったけど、途中からだんだん、ペナンブラ氏とクレイの謎解きへかける情熱に肩入れしてきて、最後まで一気に読んでしまった。
最初はクレイの実力がわからなくて、キャットたちグーグラーにあまりにも簡単に秘密を話しすぎるような気がしていたが、ペナンブラたちが何年もかかった暗号を解いた事で、一気にフェスティナ・レンテ社の秘密に近づく。
キャットは不老不死への興味からペナンブラに協力するが、暗号解読は出来なかった。
クレイは角度を変えてもう一度謎解きに挑む。ニールやマットら友人たちの力を借り、運を味方につけて、ついにゲリッツズーンの残した遺言を見つける。それは、キャットの期待とは違ったが、ペナンブラは満足だった。
3Dで創始者の顔が浮かび上がるところはワクワクします(^^)
若い人にはこれくらい人生を軽やかに楽しんでほしい、と思う。夢のある話でした。