島村浩子のレビュー一覧
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ワニの町へ来たスパイのシリーズ第二弾。
前作同様の痛快ドタバタ劇がたまらない。
大騒ぎとなった人骨騒動も落ち着き、今度こそ計画どおり
静かに暮らそうとしたCIA秘密工作員フォーチュンの決意は
あっさり挫かれる。
ハリウッドに行った元ミスコン女王パンジーが町に帰還したのだ。
札付きのお騒がせ女と対面するなり、フォーチュンは大衝突をしてしまう。
その後、パンジーが殺され、疑われたフォーチュンは
地元婦人会の最強コンビであるアイダ・ベルとガーティと共に
真犯人捜しに乗り出すが、そのせいで町には再び大混乱が。
過去や人物像はだいぶぶっ飛んでる人たちしか出てこないのだが、
何より、彼女たちが年齢関係なく友情を大切にしていることが
この物語を大きく支える一つの要因であろう。
前作同様、アイダ・ベルとガーティが絡んでくると、
シリアス模様な場面もたちまちドタバタ劇に変わってしまうから笑える。
事件自体は前作同様、シンプルな構造なのだが
そういったよくあるトリック云々だとかそういうものを吟味するよりも
フォーチュン含めた彼女たちの人間模様を楽しむ作品なのでその辺は無問題。
やはり強い婆ちゃんが出てくる作品は味わい深く、何より笑えるから最高だ。 -
Posted by ブクログ
やはり強いばあちゃんが出てくる話は無敵だ。
潜入任務で暴れすぎたために、
敵から狙われる身となった超凄腕CIA秘密工作員のレディング。
その結果、強制的にルイジアナの小さな町で、
自分と正反対の女性サンディ=スーになりすまし潜伏するが
到着するなり保安官助手に目をつけられ、
住む家の裏の川で人骨を発見してしまう。
そのうえ町を仕切る老婦人たちに焚き付けられ、
仕方なく人骨事件の真相を追うことになってしまう。
町を裏で牛耳っていると噂されるシンフル・レディース・ソサエティ。
会員資格があるのはオールドミスか夫を亡くして10年以上経過した者のみ。
そんな老婦人団体の顔と言えるアイダ・ベルとガーティ。
この二人のお婆様がとてもパワフルかつ魅力的だった。
凄腕スパイである主人公も顔負けの大活躍。
そこにちょっとした間抜けさも加わるから余計に可愛らしく映る。
段々と築き上げられていく若者と婆さまたちの友情関係もまた良し。
人骨事件自体はそこまで複雑なものでもなく、
むしろ拍子抜けしてしまったぐらい。
ただ、最後の解決方法に至ってはあまりにもストレートすぎる行為で、
逆に不謹慎にも清々しさすら感じてしまった。
シンフル・レディース・ソサエティの正体が一番最後に明かされるのだが、
納得と共にますます彼女らが好きになった。
こういうちょっと肩の力を抜いて読める作品は貴重だなぁと思う。
魅力的なお婆様たちが次はどんな事件を巻き起こすのやら。 -
Posted by ブクログ
第二弾を読み終えたばかりだが、続けて第三弾。
本作も中々快調。相変わらずのドタバタコメディが十二分に楽しめます。
今回は仲間のベルバァちゃんがが町長選挙に臨む所からお話が始まりますが、危うく冤罪に巻き込まれそうになります。秘密工作員のフォーチュンと少しポンコツだが憎めないガーティが冤罪を晴らすべく活躍します。フォーチュンが町に来てからまだ二週間というのに、こんなに色んな騒動が起きていいのでしょうか。
シリーズが進むたびにフォーチュンが普通の女の子らしくなってくのが微笑ましいが、この先どんな展開になっていくのだろうか。楽しみではあるが、あくまでも一時的に町に来ているという初期設定を今後どうするのだろうか。主人公三人組の絆も良いが、周りを固めるサブキャラも魅力的で次作も楽しみだ。 -
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第一弾が楽しかった「ワニ町」シリーズの第二弾。
今回も前作同様、乗りのいいパワフルな田舎町のオバァちゃんと女スパイのドタバタが存分に楽しめます。フーダニット物としての楽しみもあるのですが、本シリーズはそれよりも事件解決に立ち向かう<シンフル・レディーズ・ソサエティ>の面々が繰り広げるドタバタを楽しむのが本筋でしょう。
そして本作では、主人公の一人女スパイのフォーチュンが人間的な感情に目覚め、ほろっとさせられたり、恋のタネが撒かれたりします。
本国ではかなりの数の作品がシリーズとしてあるようですが今後の展開が楽しみでもあります。第三弾を続けて読みたいが、積読本のどこに埋もれているか見つからない・・再度買うかどうしましょ。 -
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スパイの女性が敵から身を隠すためある町に隠れるも、事件が多発する町でドタバタと巻き込まれるというより首を突っ込んでいく系のコメディシリーズ9作目
前半、自身が忙しかったため内容がなかなか入ってこなくて何度も本を置いて苦戦した。
シリーズモノ、そして人気翻訳シリーズなのでしょうがないのだけど未訳の巻がまだずらっと残っているので主人公がどうなろうと絶対に生きているので安心して読める反面、先が長いからこの巻はどれくらい進展するのか?と言う視点で読んでしまいダメだった。
自身の繁忙期を越えて
そうではなくてシリーズモノの良さ、身分を隠しつつプロの工作員である主人公や二人の最強(狂)ばあちゃんの"日常"や保安官カーターとの恋の行方を見守ること「このシリーズ(町)のこの感じ」を楽しむことが正しいと思える状態になってきた。
終盤に主人公が「忙しかったため本を読んでも頭に内容が入ってこなくて本を置く」場面が出てきた。ちょっとした現実とのリンクが、探せばこんな町あるのでは?こんな人も居なくは無いのでは?(居ないだろうけど)と考えてしまう。
工作員に復帰する道ではなく、別の道を模索するフォーチュンの幸福探しを可能な見守り続けようと思う。
追記:最狂ばあちゃんガーティがピンチを切り抜けるため咄嗟に投げたダーツで頭を刺された男が「狂ってるのか!?」と言ってた場面、ほんとにその通りだと思った。 -
Posted by ブクログ
いやもう面白いったら。
既出の全作続けて読みたいところ、ひと月の間にできるだけ違う作家を読むというワケのわからんルールを自らに課しているせいで、2作目を読んでから何年か経ってしまいました。間あけすぎ。なのに話の中では3作目にしてまだ1作目から2週間しか経っとらんという(笑)。
CIAの凄腕工作員フォーチュンが身を隠すためにのこの田舎町に来てからどれだけ事件が起こるのか。親しくなった婆様2人と毎度首を突っ込むはめになる。イケメン保安官カーターにバレそうになるたびにつく嘘には笑ってしまい、嗚呼、電車の中の私は怪しい人。ルールを破って続けて読みたいなぁ。
映像化するとしたらカーターには無駄にイケメンのジョシュア・デュアメルかなと前作までは思っていましたが、今はもうグレン・パウエルしか想像できません。どうですか。 -
Posted by ブクログ
独立記念日を迎え、祝賀ムードのシンフルの湿地で爆発事故が発生。現場は密造酒の製造所だと思われていた建物だが、事故がきっかけで作られていたのは覚醒剤だったことが発覚する。爆発の巻き添えで友人が負傷してしまい怒りに燃えるアイダ・ベルとガーティに引きずられ、フォーチュンはクスリをばらまく悪党探しに協力することに・・・。
毎回カーターにバレないのが不思議なくらいやらかしている3人組ですが、相変わらずめちゃくちゃなことばかりやっていて笑いが止まらない。本人たちはいたって真剣なんだけど。泡だらけになってみたりタトゥーが消えなくなったり、主にガーティの思い付きに振り回されるフォーチュンですが、それでも日常の小さな幸せを噛みしめている場面はぐっとくるものがあります。一緒にいるだけで今までの仕事では得られなかった満足感を得て戸惑いつつも、先のことをまだ考えられずにいるフォーチュンが、この先どんな選択をするのかドキドキしつつ、夏休みずっと続いてー!と願ってしまう。 -
Posted by ブクログ
面白かったー!!読み終わりたくなかったの一言。
とある件でルイジアナに潜伏することになった、凄腕CIAのフォーチュンと地元の婦人会のおばあちゃんコンビ、という説明文を読んだ時には「????婦人会??」
と思ったけれど、なるほど!そういうことか!
だからパワフルおばあちゃんズなのだと
分かった時にはさらに爽快で痛快な気分に。
原作のテンポもとても良いのだろうけれど、
それをさらにユニークで粋で笑える会話に
訳した翻訳者の島村さんが巧い。
このシリーズがずっと日本でも本になっているのは島村さんの功績も大きいと感じました。
災難?受難?続きのフォーチュンには
まだまだ色々な事件がやってくる。
次はどんな事件なのか、
婦人会のおばあちゃんズの必殺技は炸裂するのか。
楽しみながら
ちょっと遠くから3人を見守るつもりで
次回も読みたいと思います♪ -
Posted by ブクログ
ワニ町シリーズ第2作。
やっぱり明るくて面白くて痛快!
前作でキャラクターがわかったので、何も考えずに楽に読める。
生まれて初めての同年代の気が合う友達ができたり、イケメン保安官カーターとのワクワクだったりで、フォーチュンが少しずつ変わってきている。
とは言ってもシンフルに来てまだ6日目とは!
フォーチュンを信じて必死に助けようとしてくれる周りの人たちが温かくて、ハッピーな気分にさせてくれる。
前作の表紙はフォーチュンだけだったけど、今回の表紙は絶好調のおばあちゃんコンビのイラストが!
ピンクキャデラックを運転するガーディーと、頭にカーラーを巻きながら余裕のアイダ・ベルがかっこいい。
ワニ町シリーズの表紙も好きだな。 -
Posted by ブクログ
ブク友さん達の本棚でずっと気になってたコメディ・ミステリー『ワニ町シリーズ』。
スパイものが苦手でなかなか手を出せずにいたけど、もっと早く読めば良かった!
私の好きなものが詰まってる(⁎˃ᴗ˂⁎)
・自立した強い女性
・くだらないことにも本気で情熱を注ぐ
・心からお互いを思う深い友情
・クスッと笑えて読後感が良い
アメリカのドラマを観てるようで楽しい♪
バナナプディングとコルベットのくだりが面白かった(ᵔᗜᵔ)アハハ
強くてパワフルで明るくて、ユニークなおばあちゃん達が最高!
元気なおばあちゃん達を読んだら、なんか元気出たわ〜┗( ^o^)┛マッスル
シリーズの続きが読みたい♪