島村浩子のレビュー一覧

  • どこまでも食いついて
    ワニ町シリーズ第五弾!今回も湿地の三人組が大暴れで面白かったんですが
    読み終えてまず思ったのはワニ町シリーズなのにワニぜんぜん出てこないなぁ~っていう至極どうでもいいことでした

    それにしても三人組のリーダー格アイダ・ベルがかっこいいんだよね~
    ベトナム帰りの経歴をもつ元スパイのおばあちゃんなんだけ...続きを読む
  • どこまでも食いついて
    今回も面白かった。
    頭の中で勝手にイメージして、声まで作って読んじゃう。
    カーターとハンモックでお昼寝、いいなぁ。

    あとがきにあったシンフルの地図、見たいな。
    創元のWEBマガジでキャラクターイメージは見ました。私の脳内とは全然違ってました。
  • ワニの町へ来たスパイ
    アメリカ合衆国南部の湿地帯が舞台の小説と言えば「ザリガニの鳴くところ」を思い出すし、スプリングスティーンの歌が脳裏で再生されるんだけど…。

    この小説は同じような舞台でも全然違って、なんだかご陽気なユーモア調。そういやハイアセンっぽいのかなぁ。

    ミステリーらしいのだが、謎解きはあってないようなもの...続きを読む
  • ミスコン女王が殺された
    このシリーズに関しては、必ず1作目から順に読むことをお勧めします。ってまだ私もやっと2作目を読んだところですけれど。

    楽しい。すごく楽しい。CIAの凄腕エージェントでありながら、訳あって田舎町で身を潜めなければならなくなったフォーチュン。まったく興味のないメイクやファッションを覚えるはめになっても...続きを読む
  • どこまでも食いついて
    前回のカーターのデートからどうなることかと迎えた翌日、選挙戦が劇的な展開になっていた。
    相変わらずガーティとアイダベルのパワフルおばあちゃんや、シンフルの町の個性的な住人はエンジン全開フルスロットル。
    いつも衣服関係では散々な目に遭うフォーチューンだけど、今回のセクシー担当はガーティ!!!?もう、展...続きを読む
  • どこまでも食いついて
    何か今回はスパイっぽい話でした。かつてフォーチュンと共同で働いたことのある捜査官が登場したり、フォーチュンも颯爽と場を仕切って優秀なCIA捜査官としての片鱗を覗かせたりと、これまでのドタバタコメディー一色から少しだけ毛色が変わった感じでより一層楽しめた。
    その分、カーターはあんまりいいところなしだっ...続きを読む
  • どこまでも食いついて
    ワニ町、今回も最高に面白かったです。
    毎回何かがツボにはまり、声を出して笑ってしまうのですが、今回は、ワンピース、でした。
  • どこまでも食いついて
    シリーズの第五作目

    スパイが身を隠すために潜伏するも、ほぼ毎週ペースで事件が起きてます(まだ来てから一ヶ月)
    サスペンス、ドタバタ、グルメ、ロマンスと欲張りなんだけどホッコリとさせてくれる。
    あぁこの感じだったよね。と「シンフルに戻って来た感」があるシリーズモノの良いところ。(でもまだ一ヶ月、なん...続きを読む
  • どこまでも食いついて
     「ワニ町」シリーズ4作目は、前作から一年ぶり。ワニの住む南部の田舎町に身を隠している凄腕女スパイのフォーチュンと、最強おばあちゃん二人のアシスト?によるずっこけ大活躍トリオに再会するとほっとするとともに豪快に笑いたくなる。そう、何と言っても多幸感満点のシリーズなのである。

     しかし、本作は、フォ...続きを読む
  • ワニの町へ来たスパイ
    異動が決まりました
    ちょっとたいへんな部署なんですよね
    今のペースで本読めるかな?

    と、心配になる中、また新しい作家さんの新しいシリーズに手を出しちゃいました!テヘ

    でも面白かったからいいや

    種明かしがかなり爽快で、読後感良し
    魅力的な登場人物が最後まで魅力的なままで次回作への期待感も良し

    ...続きを読む
  • ワニの町へ来たスパイ
    ワニ町シリーズ、第一作目。
    ある理由で田舎の町に隠れ住むことになったスパイのフォーチュン。
    本人はいたっておとなしくしているつもりなのに、トラブル吸引器な彼女は、色んな面倒事に巻き込まれる。
    ルイジアナの葉村晶か、と思うくらいに彼女もまたタフだった。

    一人称で、痛快でテンポ良く進んでいく展開で楽し...続きを読む
  • ワニの町へ来たスパイ
    初のジャナ・デリオン。
    東京創元社のTwitterで面白そうだったので購入。

    CIAの潜入捜査官フォーチュンが、しばらく田舎で身を隠す話。。。なんだけど。
    初日から骨は出るわ、アリゲーターはいるわで運のなさに笑う。
    おばあさま二人も曲者すぎて笑。一応、ラストに一捻りはしてあるので、最後まで楽しめる...続きを読む
  • ワニの町へ来たスパイ
    CIAエージェントの女性が訳あって田舎町に身を隠すことに。しかも自分とは真逆のタイプになりすまして。

    私は頭の中にシャーリーズ・セロンを思い描きました。もっと若い女性なのでしょうけれど、アラフィフになっても美しく颯爽としている彼女のイメージがピッタリで。

    ひたすら目立たないようにしなければならな...続きを読む
  • はじまりの24時間書店
    少年向け冒険譚のようなテイストに感じました。宝探し的なストーリーが先に先に読者を促す。
    登場人物も個性的で、RPGをプレイしているように楽しめました。
  • ハートに火をつけないで
    今作は冒頭、事件に巻き込まれていくテンポがよくて、引きこまれるのが早かった。前作よりも好きかも。
    毎回、殺される人間や、犯罪をおかすキャラクターの描かれ方や扱いにモヤっとする部分もあるが(とことんダメなやつとか嫌なやつとか、わかりやすく描かれる)、こんな奴なら殺されても仕方ないなと思わせ、コメディと...続きを読む
  • ワニの町へ来たスパイ
    最初はなかなか入り込めず、中断したり、また読んでみたり…を繰り返していたが、中盤からは三人の掛け合いが面白くて夢中で読んだ。
    シンフルの個性的な住人たちも楽しすぎるが、身を隠すために、静かに暮らしたいフォーチュンが意に反して巻き込まれていく様子も面白い。
    読み終わった時は少し寂しくなって、またすぐみ...続きを読む
  • ペナンブラ氏の24時間書店
    なぜ本を読むのか、と問う人がいる。言われてみれば、なぜ私はこんなにも本を読むことをやめられないのだろう。しかし、考えがまとまらないうちに、またページをめくりはじめる。なぜ本を読むのか、その答えはすべての本の中にある。
  • ハートに火をつけないで
    「ワニ町」シリーズ既刊を一気読み。第二作三作あたりでは、いくらなんでも事件が起こりすぎ慌ただしすぎと思わないでもなかったけど、この第四作は文句なく面白かった。非情な工作員(要するに殺し屋)だったフォーチュンが、南部の田舎町シンフルで、それまでの彼女の人生にはなかったものに出会い、とまどいながら変わっ...続きを読む
  • ハートに火をつけないで
    「ワニの町…」第4弾。読む前からわくわく。
    フォーチュンの活躍もさることながら、アイダ・ベルとガーディの活躍(?)が毎回毎回面白い。事件も興味深いけどカーターにときめくフォーチュンの葛藤がまたいい。それにしてもみんなササッと美味しそうなもの作るなあ…。焼きたてのマフィンのところなんて垂涎ものです。早...続きを読む
  • ハートに火をつけないで
     二年近くご無沙汰していたワニ町シリーズ。それにしても無事続編が翻訳されて嬉しいのなんのって。何しろ、シリーズものの版権は、出版社が版元と三作ずつ契約し、売れ行きを窺って、次の三作の契約判断をするらしい。その判断は、もちろん作品の売れ行きにかかっているらしいのだ。時には、他の出版社が続編からの版権を...続きを読む