沖銀ジョウのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もふもふ!人狼ファンタジーです。人外、ケモ耳いろいろな作品が乱発されていて、良作に出会うのも一苦労ですが、これは「天狗」シリーズで人気のあるセンセの作品だけに、読んで損はありません。
ただし。
人によっては、地雷があるのも要チェックです。私的には問題ナシの描写でした。そこ以外にも楽しい読みどころはいっぱいあったし。
「天狗」の時にも感じましたが、家族という単位を非常に重視している作家さんです。妻とか、嫁とか、ややことか。
そういうこだわりが今回も色濃く感じられました。
「一嗅ぎ惚れ」!!
モフモフ的名言ですよね~
そんな殺し文句をはきまくる人狼族のボスである真神が、とってもいい攻でした。
最初は瀬津に対して強引に迫っていたので、人の気持ちを考えない傲慢な性格なのかな…と思っていたら、一生懸命で誠実で好き好き光線発射しまくりで思わず笑ってしまうほどイイ人(狼?)。
「コーヒーを淹れろ」も最初は傲岸不遜!と不評モノでしたが、だんだんコーヒーって催促するのもかわいく思えるようになってしまいました。
あと、狩野に自分のいいところをいっぱい瀬津にアピールさせるようにしたところも笑った~
そして、瀬津の股間をはばかることなく賞賛。ほとんどがこれだったのが残念すぎでよかったのでした。
瀬津に呆れてツンツンされてしまって当然の真神なんですよね。
いきなりそんな迫り方をされて、失礼な行為もされて、憤怒する瀬津が、だんだん真神の誠意に触れてほだされていくのも納得できました。ひっそりと生きて、ひっそりと死にたいとさびしい事を考えていた孤独な瀬津に、楽しく生きることを教えた真神。
もふもふの本能的な喜びに目覚めさせてくれた相手に、瀬津が惹かれるのも当然だなと思えました。
エロで萌え萌えさせるのがとても上手い作家さん。ふだんは俺様なのに、Hでは愛情表現もたっぷりで受を甘やかし放題な真神にツボりました。
まあ、地雷はそんなHシーンに一番影響大なので、興ざめしちゃう人もいるんでしょうね…
家族をつくるための将来に繋がる設定と深読みしたんですが。そういうことですよね? -
Posted by ブクログ
イギリス人の母と日本人の父親を持つアンドリューは戸籍も無くて、愛情を注いでくれた母親が亡くなり祖父母はイギリスに帰国する時にアンドリューを卑しいイギリス人エドモンドの元へやってしまう。
義父とは名ばかりのその男はエドモンドを塔へ閉じ込めて夜な夜なその身体をいたぶります。愛しているからだと言って。
素直なアンドリューはそれを真に受けて許してしまう。
とても辛いのに。
生前母親が言っていた「困った時には王子様が助けにきてくれる」という言葉を信じていたアンドリューの元へ現れたのは鷹丈伯爵。
エドモンドはアンドリューを使って伯爵を誑し込めと命じるが。
明治時代の貴族達の優雅な雰囲気や外国人への差別。当時の雰囲気が相俟って面白く読めました。
アンドリューと名付けたのは嫌らしいエドモンドです。
日本名は桃彦。
可愛らしい名前の通り過酷な運命にもかかわらず、素直で気だての良い優しい青年でした♡
名前も分からぬ父親が判明したのも名前に由来がありましたし。
鷹丈伯爵も凛とした男前で健気な桃彦を諦めないでくれて本当によかったです♡♡♡