柴山和久のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本で学んだこと。ーーーーーーーーーーーーーーー
・テーマ型投信は、売買のタイミングが重要な金融商品である。
・日本の投資信託を買う時は、純資産総額を確認し、長期投資をするのにふさわしい安定性があるか確認する。
(目安は預かり資産100億円)
・イノベーションが活発なアメリカでは、将来が期待できそうな中堅企業にも投資しておくべきという考え方があるため、大企業と中堅企業の両方に投資をすれば、株式市場全体をカバーすることができる。
→ラッセル3000や、CRSP USトータル・マーケット・インデックス、VTIなど。
・トラッキングエラーという指標を使えば、投資信託の価格の動きと、目標とする -
Posted by ブクログ
合言葉は「長期・積立・分散」。
何冊か投資の本を読んでほっとしたのは未来を予測する必要なんてないこと。むしろ予想しようとする方が失敗する。何故なら世界はどんどん複雑化しているから。
だからこそリスク分散がカギとなる。
ピケティのr>gの話に言及されたとき、「うわぁー!そうだった!」って思い出した。
私あの本(の解説本)読んだ時、「投資始めなきゃ!」って思ったんだった。それから何年越しだ、一体?
まずは口座作るぞ!
ライフ・シフトから「人生100年」が提唱されている昨今。
資産運用とはリスクテイクではなくむしろ身を守る術だと言うことがよくわかった。
もちろんリスクとリターンは相関関係に -
Posted by ブクログ
長期積立分散投資の有用性がよく理解できる。
ただ後半はポジショントークというか些かユートピアな未来を描きすぎている気がする。
筆者は資産運用の民主化を標榜するが大多数の家庭の金融リテラシーが底上げされるには文科省レベルで教育改革が要るし、その世代が働き手、サービス利用手に成長するには20、30年はかかると思われる。
また日本人はまだまだ終身雇用が根強いし中々首にもならないので一億総中流社会でリスクを取らずに気づけば茹でガエルになっている未来の方が現実味がある。
1番の問題は今の働き手には預貯金がないこと。税金として国から搾取され、生活は消費を煽られ、生きるための食事もコンビニやファーストフード