大内伸哉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルはなかなかセンセーショナルですが、別に会社に喧嘩を売ろうとしているわけではありません(^.^;
内容は至極まともwで、日頃、サラリーマンの身近に潜んでいる問題を具体的に取り上げ、法律上の観点から白黒を明確化して、自分の身の守り方や考え方を提示してくれます。
特に、解雇に相当するのかしないのかという切り口については、サラリーマンにとってはとっても重要です。サラリーマンにとって解雇というのは、死刑宣告に当たります。
モラルとして身につけておくのはもちろんですが、法律がどのように物事を捉えるのかを知っておくだけでも、勉強になるでしょう。
それから、意外と盲点なのは、法律が変わらなくて -
Posted by ブクログ
ブログに社内事情を書くのはOK?、社内不倫がバレたら?、痴漢で捕まったら?、経費の流用がバレたら? etc…。労働者と企業側でトラブルが発生した場合の裁判例をもとに、「法律ではどのようになっているか」という視点で書かれた一冊で、労働法入門書としてはとてもわかりやすかった。ただ、裁判例が出されていても、状況によりけりで判決は変わったりしてしまうもの。なので「どこまでやったらクビになるか」ということの答えは示せないのです。このタイトルであるならば、実例を踏まえつつも、「これは絶対やめとけ」くらいの作者からの強い宣告があっても良かったかもしれない。