大村はまのレビュー一覧

  • 教えることの復権

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    なんとなく惹かれて買った本。
    「大村はま」という素敵な人と出会えた一冊。

    教育とは、教えるとは何なのか。
    ヒントがたくさん詰まっていました。
    こんな先生がいたらなぁと思います。

    そのときの子供にあった教材、授業。
    子供を知ること。
    徹底しています。
    ブレない彼女の信念を垣間見ることができました。

    とっても勉強になった本です。

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    2009年10月04日
  • 教えることの復権

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    たまには「教育」についてのお勉強なぞ。


    この本で「大村はま」という人物に出会えてよかったです。
    私の一番敬愛する先生に似ていたし
    なによりそれを女性が戦後間もない時期にやったことを尊敬します。
    かつて生徒であった苅谷夏子さんの視線で大村先生の授業が描かれていたのも印象深いです。
    今の学校教育が甘っちょろいと感じている人には是非読んでほしいです。

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    2009年10月04日
  • 教えることの復権

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    筆者が国語嫌いだった理由とあたしが国語嫌いな理由が同じだった。国語ってなんか新しいことを学んだ進歩が感じられないのね。でも、この筆者は大村はま先生の授業受けて国語の印象がかわったらしい。あたしもそういう授業に出会いたかった。自覚的な学習者(自分のやるべき課題に気づく、自分を育てる方法をとる)は大村先生の基本的な姿勢がつくったものだとか。それから、『明日もまた教室に立って』と思えるような魅力を、自分の仕事の中に作り出すこと。』ってのが印象的だった。にしても、今の教師は、教えることが仕事ってことを忘れがちなのかもしれない。部活動に熱心になったり、授業準備を怠ったりなど。

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    2009年10月04日
  • 教えることの復権

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    何を思いながら教師は教壇に立つのか
    何を思いながら生徒は椅子に座るのか

    生徒は受け身でもまだいい
    しかし教師はそうはいかない。

    何を教えたいのか
    何を学ばせたいのか
    どんな力を社会は必要とするのか
    どんな力がこれからこの子を支えていくのか

    考えない教師はきっといない
    でも日々の業務に追われ
    忘れる教師はきっと多い。

    忘れたままにしないように
    「教えたい」
    という初心に戻るために
    本書は有効となるだろう。

    情熱だけでは教師になれない
    時々で自分に対して
    授業に対して
    子どもに対して
    「クール」な評価を下せる
    そんな教師で溢れてほしいと願う。

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    2013年08月04日
  • 教えることの復権

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    ネタバレ

     大村はまと苅谷剛彦・夏子夫婦の対談を元に、苅谷剛彦が教育論を語った本。目新しいものは少なかった。
     第一部は大村との対談。大村の教育観が著作の引用を元に取り上げられているので、彼女の教育観のまとめの本としては良いかもしれない。

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    2013年05月09日
  • 教えることの復権

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    大学生の学習においても使えそうなことが多い。

    教師を目指す者,すでに教師になった者が教えることを立ち止まって考え,その行為に没頭することから始まるのだろう。

    手引きという言葉が印象的だった。

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    2015年07月25日
  • 教えることの復権

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    教えることに関わる人以外にも、示唆に富んだ内容であるように読めた。人との関わりの中で生活する限り、誰にでも「何かを伝える」ということは要求される。この本は「何かを伝える」ということについて反省させてくれる。

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    2009年10月04日