大村はまのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
筆者が国語嫌いだった理由とあたしが国語嫌いな理由が同じだった。国語ってなんか新しいことを学んだ進歩が感じられないのね。でも、この筆者は大村はま先生の授業受けて国語の印象がかわったらしい。あたしもそういう授業に出会いたかった。自覚的な学習者(自分のやるべき課題に気づく、自分を育てる方法をとる)は大村先生の基本的な姿勢がつくったものだとか。それから、『明日もまた教室に立って』と思えるような魅力を、自分の仕事の中に作り出すこと。』ってのが印象的だった。にしても、今の教師は、教えることが仕事ってことを忘れがちなのかもしれない。部活動に熱心になったり、授業準備を怠ったりなど。
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Posted by ブクログ
何を思いながら教師は教壇に立つのか
何を思いながら生徒は椅子に座るのか
生徒は受け身でもまだいい
しかし教師はそうはいかない。
何を教えたいのか
何を学ばせたいのか
どんな力を社会は必要とするのか
どんな力がこれからこの子を支えていくのか
考えない教師はきっといない
でも日々の業務に追われ
忘れる教師はきっと多い。
忘れたままにしないように
「教えたい」
という初心に戻るために
本書は有効となるだろう。
情熱だけでは教師になれない
時々で自分に対して
授業に対して
子どもに対して
「クール」な評価を下せる
そんな教師で溢れてほしいと願う。