シロタカのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ルーデンスの死後18年が経過したある日、「ルーデンスの書」の未発見の幻の書を見つける・・・
書かれていたのは、幼きアルスとルーデンスの過ちの記録であった・・・
感情がすごく動かされ、2回目も泣けた続編でした。
長編物語を読んだからこそ、登場人物の心境や性格など知っているからこそ動かされるものがありました。
家族愛がふんだんに含まれた物語でした。
そして、幼き成長や人間臭さもあってよかったです。
それにしても手首が飛びすぎるのが怖いです。
挿絵もグッとくるもんがありました。
再読したくなるほど、魅力のある無職転生です。
早く続編があればすぐに読みたいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ甘酸っぱいのう。
ルーデウスが魔法大学に馴染んでいく過程。
ナナホシという異世界転移者との出会いで、物語の主軸が大きく進んだ気がする。
転生者と転移者。
そして、オルステッドとヒトガミの争い。剣と魔法のこの世界と、地球のある世界。世界を超えた謎と冒険が、ルーデウスを巻き込み出した気がする。
シルフィは可愛らしい。
ルーデウスとシルフィの再会にほっこりとした。そりゃ、ずっと会いたいと思っていた相手に「初めまして」なんて言われたら、一歩踏み出せなくなるよ。良かった、良かったと思うけれど、エリスがむっちゃ頑張ってるのもわかるから、シルフィとルーデウスが相思相愛になってしまうことに、モヤッとはしてしまうのだよ。
シルフィも好きだけど、エリスも凄いのだよ。報われてくれーと願ってしまう。
ルーデウスの自己評価は低いけど、世界のトップの中で、いわゆる負けたら死ぬという世界の中での自己評価は正しいと思う。
ただ、周りが世界の頂点レベルとは無縁の世界にいるから、卑屈だとか弱腰とか臆病なんていう評価になるのだろうな。
この普通に生活している人たちと、見ている世界が違う、生きている世界が違うというギャップが、ルーデウス自体が超越者ではないが故に、滑稽に見えてしまうのだ。
好き。
感性は普通の一般人なのに、身を置いている場所が異常な場所だから、どうしたって行動が浮いてしまうのだよな。
可愛いなールーデウス。
このまま、そんな普通でありながら異常なルーデウスに仲間が増えて言って欲しい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ学園編!
楽しい!
やたらとルーデウスの自信が無いなぁ。
なんて、思っていたら、エリスに毎日ボコボコにされていた事で、自分は魔術を多少使えるだけの弱い男だと思っていた事が判明した。
ああ、基本的に前世の経験から人が怖い、人の視線が恐ろしいというのはあるけれど、常に一緒に行動し、互いに修行に明け暮れていた相手、そして先生たちが強すぎたのだ。そして、当たり前に一緒にいる人たちが、たいていの場合、評価の基準になる。
ずっと全くかなわなかった。
エリスに比べて、自分は全く成長していなかった。
そう思っていたのなら、そりゃ、自分が強いなんて思えないだろうな。
そして、エリスに対して上回れる唯一の要素であった無詠唱魔術に関しても、オルステッドにボコボコいや瞬殺された事で、自分の魔術は世界では通用しないと思い込んだ。
殺されないように逃げるので精一杯だ。
魔術が出来るといっても、まあ、ほどほどなんだろう。
身のほどを知って、人とは争わないように生きていこう。
その思考になるよね。
比較対象が、エリス、ギレーヌ、ルイジェルド、オルステッドならば、自分は全くまだまだっすとなるわな。ダメ親父だと思っているパウロだとて、自分の魔術攻撃を加えた白兵戦では一歩先んじているのだから。
それに、ここは『大学』なのだから、世界から優秀な人材が集まってきている。
身近な人にすら勝てない自分に、世界の優秀な人材に勝てる訳がない。
ある意味、ルーデウスは世界を知らない。見知った人たち、身近な人たちは世界の一握りの超人であることに。そこの中で揉まれていた自分も、その世界の一握りにいる事に。だけど、ルーデウスは世界をちゃんと知っているともいえる。世界には努力では超えることの出来ない、おぞましいほどの『才能』を持った人たちが何人もいて、力の差というものは歴然とあり、強者の前で弱者は自らの意思で生死を選ぶことすらできないのだと。
自己評価が低いようで、ある意味、正当な自己評価をしているルーデウスが、世界の縮図のような学校という守られた空間で、どんな出会いと成長、そして認識の変化をしていくのか楽しみだ。
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Posted by ブクログ
ネタバレボロボロなルーデウス。
恋愛に破れて、自暴自棄。
いや、命がけで育んたエリスとの関係だったからこそ、その喪失感はでかかったのだろうとは思うけど、魔大陸からフィットア領までの元気さ前向きさが綺麗さっぱり無くなっていて、自信喪失してたのだろうけど。
恋愛脳脱却できたのはよかった?
ゾルダート、なかなか良い。
面倒見の良い不良の兄ちゃんって感じだね。ステップドアローの面々は、そこそこの所でそこそこの仕事をこなし、そこそこの所でパーティーを解散して、相応の家庭やそのごの人生を過ごす。
強烈な上昇志向や、目的意識がないから、安定を目指すなら彼らはよかったかもしれないけれど、ルーデウスの母親の耳に届くように有名になる、という目的にはそぐわなかっただろうな。
その点、「中途半端!」と怒ったゾルダートは正しかったと思う。
ゾルダートとルーデウスは兄弟みたいな関係なのでは?
不良の兄ちゃんと優秀な弟。
粗野な兄ちゃんと礼儀正しい弟。
一見似てない兄弟だけど、目的意識と上昇志向、努力、求められる役割をきっちりこなす実力は二人とも持っている。
この二人のじゃれ合いをもっと見たい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ辛い。
エリスとルーデウスの別れ。
各々が、この長い旅で自分の不甲斐なさを認識し、何もできなかった、成長できなかった、でも相手は凄い。それに比べて自分はと落ち込み、別れるにいたった。
エリスがルーデウスを置いていった形にはなっているけれど、互いに自分と相手が見えていない状態では、この先、二人で出かけていったとしても別れたのでは無いだろうか?
ルーデウスが堕落する気がする。
それにしても、エリスが役に立たない自分が捨てられるかもしれない、置いていかれるかもしれない、置いてかれないために、剣術を習うしかない、強くなるしかないと、不安を飲み込んでひたすら修行にあけくれていたのかと知ると、なんとも悲しい。
ルーデウス視点では、自由で奔放で、好き勝手、わがまま仕放題、辛いことなんて思いつかないお嬢様だったのに、そう見えるようにしていただけで、自分の価値をみいだそうと、自分に価値を見いだしてもらおうと必死だったのかと思うと、涙がじわる。
ルーデウスとエリスの独白が、胸をかきむしりたくなるくらいに辛かった。
ああ、二人の幸せな再会を望む。 -
Posted by ブクログ
面白かった。
そして、父親との再会が心に痛い。
これまで故郷に帰る。故郷できっと家族が心配して待ってるだろうという思いで、楽しみながら、ときおり苦しみながら、家族の待つ家をゴールに旅をしてきたルーデウス。
そのゴールが無くなっていた事を知る。
まさか、故郷が吹き飛んでるなんて思わないだろう。
でも、その被災者として歯を食いしばりながらなんとか生き抜いてきたパウロにとって、楽しい冒険旅だったと語るルーデウスに怒りも湧くだろう。
怒りが湧くのは、期待を裏切られたからなのだろう。天才の息子に大きな期待をかけていた。ヤツなら自分より上手くやってくれるだろうと勝手に思っていたのに、その息子はまったくの期待外れ。災害が起きたことすら知らなかったし、調べることもしていなかった。
その怒り、十一歳の息子に向けるべきものではないのにな。
外見だけが子どもの歪な息子。
どんな距離で接すればよいのか、分からないだろう。
息子だけど子供じゃない。
親子としての距離感が、きっと分からない。ノルンと同じように、庇護し危険から遠ざけ、悲しい事には耳を塞いでやる。そうやって守れる子供じゃない。守ることが親の愛情だと思っているのなら、ルーデウスには愛情を注げない。
自分よりも強くて頭がよくて機転がきいて行動力もある。
でも十一歳な幼い息子を、どう愛せばいいのかわからないだろうな、なんて思った。
親からの拒絶に、どん底まで落ち込むルーデウス。親は自分を裏切らないし見捨てないって、心底思っているのだろう。
ルーデウスにとってパウロは父親として見ていない部分が大いにあるけど、でもそれだけショックをうけるということは、なんだかんだ言って、パウロを父親として受け入れていたのだろう。
パウロとルーデウスの父息子コンビは、仲の良い悪ガキ同士みたいで好きなので、読んでいて辛かった。
そして、ノルンが平凡であることに、失望しないパウロっていい父親だと思う。
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Posted by ブクログ
面白い!
デッドエンドの三人組が、なんだか家族のように見えてきた。
そして、ロキシーたちとのすれ違いも、もどかしい!ちょっとの事で、再会する事なく遠ざかってしまったロキシーとルーデウス。そんなもんだろうな。
人と人との縁なんて。
そして、ルーデウスたちをハメて悪人として登場していたノコパラ。ロキシーの思い出の中では、夢と希望を抱き志をしっかり持った若者だったのだと知ると、年月がもたらす人の変化の悲しさが、じわーと染みてくる。
上手くいかない、何者にもなれない、そんな日々が人を悪い方へと変えていく。力の無い者が生き抜くには、善悪、信念なんて大切にしていられないのだろう。
面白いけど、ほろ苦い現実がポイントポイントで紛れ込んできて、ぐっと引き込まれてしまう。
続きが気になる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ魔大陸編
面白かった。
エリスの成長、ルーデウスの成長、そして本来子どもを守り導く立場のルイジェルドの成長。
それぞれが足りないところを補い合い、助け合い、喧嘩しながら、信用から信頼関係へと変わっていくのは、読んでいて胸熱だった。
計画を立てたところで上手くいかない。
人を殺してはいけないとルイジェルドに言いながら、自身の目的の効率を上げるために子どもを見殺しにしてしまったあたりは、うわー、これはどう折り合いをつけるんだ?とハラハラした。
国が変われば、法律も変わり、生きている環境が変わる。
環境が大きく違えば、倫理観や価値観だって大きく変わる。その国を環境を生き抜く事で身につく倫理観や価値観は、善悪という大雑把な括りでは、是非を問えないものだと思う。
この溝は、簡単には埋められない。
根深い対立の原因にだってなる。
その問題を、互いに目をそらさずに、分かり合えなくとも尊重する事で、仲間になっていく。
簡単に出来ることではない。
ルーデウス、エリス、ルイジェルド。
デッドエンドの三人の冒険を、もっと見たい。
かけがえのない仲間となっていく姿をもっと見たい! -
購入済み
良い感じ
4巻は、物語がさらにダイナミックに展開する巻でした。この巻では、ルーデウスが新たな環境や人々との出会いを通じて、さらなる成長を遂げる様子が描かれています。特に、ルーデウスが異世界での新しい仲間たちと共に冒険をする中で、彼のリーダーシップや戦略的思考が試される場面が印象的でした。仲間との連携や信頼関係が深まる中で、彼自身の成長が感じられ、物語に厚みを加えています。また、感情的な要素も強調されており、特に友情や愛情の葛藤が描かれています。ルーデウスが直面する選択や、彼の過去との向き合い方が、物語に深い感動を与えています。さらに、アクションシーンの迫力も増しており、戦闘の緊張感が一層高まっています。絵柄の美しさと相まって、視覚的にも楽しめる内容となっています。全体として、4巻はキャラクターの成長と物語の展開が見事に融合している。
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購入済み
良い
物語がさらに深まる重要な巻でした。この巻では、ルーデウスが新たな冒険に挑む姿が描かれ、彼の成長がより一層際立っています。
特に印象的だったのは、ルーデウスが直面する新たな試練や敵との対峙です。彼の魔法の技術が進化する中で、戦闘シーンは緊迫感があり、読者を引き込む力があります。また、彼の仲間たちとの絆が試される場面も多く、友情や信頼の重要性が強調されています。
さらに、家族との関係性も掘り下げられ、特に母親とのエピソードは感情的で心に響きました。ルーデウスが過去のトラウマを乗り越えようとする姿勢が描かれ、彼の内面的な成長が感じられます。
全体として、3巻はアクションと感情のバランスが取れた素晴らしい内容で、物語の展開にますます引き込まれました。次巻への期待が高まる一冊でした。 -
購入済み
面白い
1巻から引き続き、ルーデウスの成長と彼の周囲の人々との関係が深まっていく様子が描かれています。
この巻では、ルーデウスが新たな仲間や師匠と出会い、彼の魔法の技術がさらに向上していく過程が特に印象的でした。彼の成長だけでなく、周囲のキャラクターたちの背景や個性も掘り下げられており、物語に深みを与えています。
また、感情的なシーンやドラマティックな展開も多く、特に家族や友情のテーマが強調されている点が心に残りました。ルーデウスが抱える過去の影や、彼が新たに築く人間関係の葛藤が、物語に緊張感を与えています。
絵柄も引き続き美しく、アクションシーンや感情表現が非常に効果的に描かれています。全体として、2巻はキャラクターの成長や物語の展開がさらに魅力的になっていた。