信濃川日出雄のレビュー一覧
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購入済み
ハマってしまった💦
この本を読んだことをきっかけに、山ご飯にハマってしまった(笑)今は登山に行く!というより、山にご飯を食べに行く!に目的まで変わってしまいました(笑)
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ネタバレ 購入済み
込み上げる笑いを抑えられません
炙りの神様の声が聴こえてしまうほどトーチバーナーに魅せられてしまった鮎美が可笑しくって可笑しくって。電車の中で思わず声に出して笑ってしまいました。
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Posted by ブクログ
ついに、この登山×食事な青年漫画も一つ目の大台手前
しかし、他の良い作品と同じく、嬉しくはあっても、驚くべき事ではない
信濃川先生は、元より、もっと上を見ているはず。(10)は、まだまだ山頂ではなく、五合目くらいだろうか
この(9)も、これまでの巻と同じく、山に登りたくなり、なおかつ、作中で登場人物らが舌鼓を打っている料理を試作してみたくなった
だが、それ以上に、テンションを上げてくれたのが、表紙
登山が主軸の漫画であるのなら、いつかは、と期待していたんだが、ついに(9)の表紙を飾ってくれた
日本が誇り、山梨と自慢とし、静岡のシンボルでもある富士山!!
嬉しく、なおかつ、信濃川先生に感謝したい気持ちでイッパイだ
恥ずかしながら、私はしぞ~か人でありながら、未だに、富士山に登った事がない
三十代の間に、一回は行きたいと思っている。さすがに、単独で登る事は不可能だと思うので、ツアーに参加するのが最も安全だろう
日本一の山に、鮎美さんが登るのは、これが二回目
リベンジでもあり、チャレンジでもあり、そして、贖罪の登山である
一体、鮎美さんが、富士山に、何を謝ったのか、は(9)を読んで確認してもらいたい
この失敗と罪悪感があったからこそ、鮎美さんは山登りに憑りつかれてしまったのだな、と納得した
しっかりと謝った鮎美さんを、きっと、富士山は許してくれたはずだ
恐らく、「また、おいで」と言ってくれたんじゃないだろうか
これを機に、鮎美さんが、更に成長するのかと思うと、わくわくする
もう、そろそろ、恋愛要素も入れても良い頃だ、と思うんだが、どうであろうか
しかし、鮎美さんは、本人は普通と思っているんだろうが、結構、クセの強い女性だからなぁ、よほど度量のでかい男でないと、彼女の個性は受け止めきれんかもしれない
どの食事も美味しそうだが、個人的に、もっとも惹かれたのは、富士山カレー
正直なとこ、「富士山?」と首も傾げたくなるのだが、こうやって、富士山の良さを様々なアプローチで多方向に発信するのは素晴らしい、と思う
何より、カレーは最強だ
この台詞を引用に選んだのは、良いリアクションだ、と思ったので
『ワカコ酒』の「ぷしゅ~」に匹敵する、と言っても過言じゃない
美味しいものを食べれば、良い笑顔になる、これが幸福
「ンふぅ~、花・満・足♡」(by日々野鮎美) -
Posted by ブクログ
どうやら、この『山と食欲と私』は70万部に到達したようだ
一ファンとしての印象だが、もうちょい、読まれている、と思っていた
ペースとして、良いのか、普通なのか、遅いのか、その辺りは分からんが、信濃川先生には、こんな数字には惑わされず、自分が描きたいものを、描きたいように描いてくれればいい、そう思う
漫画家が、自分らしさを失わずに、活き活きと描いている物が面白く感じられるのは、当たり前の事なんだから
この(8)でも、主人公・鮎美さんの山ありきの日常には、色々な事が起こってる
初っ端から、型に捉われない生き方が出来ているおじいちゃんが登場したかと思ったら、その彼女(?)も現れたもんだから、ちょい驚いた
この彼女(?)・榊さんも中々に、クセの強い女性である
何気に重いものを抱えている風は漂っているのだが、何だかんだで、良い人だ
鮎美さんと意気投合でき、彼女の言葉と好意で救われているのが、良い人だな、と思った理由だ
おじいちゃんの人たらしっぷりを、鮎美さんは自覚していないだけで、受け継いでいるんだろうな
まぁ、変わり者は変わり者を集めるってのは、お約束ではあるけど
しかしながら、(8)は、このおじいちゃんの女性問題だけじゃない
山場は、やはり、冬の八ヶ岳への挑戦だろう
山登りをしていれば、新たなステージに挑みたくなるのは当然の話
もちろん、いきなり立ち向かったところで痛い目を見るのは目に見えている
何があっても対応できる体と技術を得るべく、様々な努力と、多くの練習が必要になる
そんな自己を高める行動が結実するくだりは、本当にグッと来る
その雪山の中でも、新たな出逢いがあるのだから、本当に、鮎美さんの縁を作る能力は凄いな
もちろん、この(8)でも、鮎美さんの山で美味しい物を食べるって欲は炸裂している
美味しい物を感動をくれる山で食べるって言う、純粋な願望が芯にあるからこそ、鮎美さんは山の怖さを肌に感じながらも、それを超える楽しさを求められるのかもしれない
どの山飯も美味しそうで、自宅で作ってみたくなるものばかり
その中で、特に、「美味しそうだ」と感じたのは、83話「北海道札幌・藻岩山編③・答え合わせのジンギスカン」だ
好みは分かれるけど、私はジンギスカンが好きだ
羊肉の独特の旨味は、自分の血肉に変わるって感じがあるような
厳密に言ったら、山で食べている訳じゃないんだが、鮎美さんと榊さんが仲良くなるのに一役買っているのは大きい
榊さんには、今後も、コンスタントに登場してほしいな
彼女の存在は、鮎美さんに良い影響を与え、日常に変化を齎すような気がするから
この台詞を引用に選んだのは、気圧されてしまったので
そもそも、私はスープカレーの事を見下していた訳じゃないんだが、思わず、「はい、気ぃつけます」と言ってしまいそうになった
傍からすれば、くだらない、と思われるものであっても、こういうこだわり、信念、譲っちゃいけないものがあるってのは、人として大事なんじゃないだろうか -
Posted by ブクログ
勘違いかも知れないけど、この『山と食欲と私』を読むと、元気になる、疲れが吹っ飛ぶ、体力が回復してくるような感じがする
山は神域でもあり、そこに挑んでいる人々の姿がリアルに描かれているから?
信濃川先生の絵は、決して上手い方じゃない
けど、何とも言えない良さがあり、それが山って言う、普通なようで特別なエリアの魅力を、読み手に伝えられるのは確か
まず、表紙からして、ジャンルが分かりやすいトコも武器だろう
誰がどう見たって、食系だ、しかも、ヒロインは登山が大好きなんだ、と察せる
シンプル・イズ・ザ・ベストって表現は、ちょい違うかも知れないけど、読み手の予想を無駄に裏切らないのも、また大事だ、好い漫画には
改めて言う事でもないけど、主人公の鮎美さんには、何とも言えない旨味があるんだよな
上手くは言えないのだけど、人生が楽しそうな人だ、と思える
もちろん、彼女だって仕事で悩む事もあるし、これからの人生、どう生きていくべきか、パートナーを持つべきか、歳相応の考えに耽る時もあれば、クセの強い人に振り回されてしまう事もある
でも、山に登ることで、力を貰って、前を向き直し、次の山へ向け、力強い歩みで進んでいく、素直さを併せ持った強い性格をしている
楽しそう、であって、楽してる訳じゃない
そもそも、登山は苦行である。苦しさの方が増す。しかし、それがあるからこそ、登頂時の達成感は爽快だ。逆に、断念した時も、次のチャンスに向けての鍛え直しにやる気も増す
わざわざ苦しい思いをするなんて、バカみたい、と思う人もいるだろうけど、辛さを乗り越えてこそ得られる幸福もある。意外に、それって多い、人生じゃ。その上、そんな嬉しさの方が、人を成長させる糧になるもんだ
この(7)でも、鮎美さんは登山の中で、大勢の他人と交流し、美味しいものを食べる事で、人生って山の頂点に少しではあるが近づいた
次巻では、どんな人、どんな食事、どんな出来事が、彼女を成長させるのか、楽しみである
そろそろ、ドラマ化してもいいと思うんだが、さすがに、ある程度の登山スキルを有しているアイドルでなきゃ、主役は張れないから、難しいのだろうか
アニメになったらなったで嬉しいけど、それはそれで、アニメーターさんが過労になるかもしれんって不安がある
やっぱり、しばらくはお預けかな・・・・・・
どの回も、山登りの気持ち良さと大変さが、両方とも伝わってくるけど、個人的に印象に強く残ったのは、73話「闇抜けの肉じゃが甘酒うどん」だ
先にも書いたけど、鮎美さんだって、社会人として、壁にぶつかってしまう時があるんだな、と思える回だ
仕事に就いていれば、こういう事もある。全て回避する事は難しく、鮎美さんのようにダークゾーンに落ちてしまう事が無い訳じゃない
そんな時、闇から抜ける、自分だけのやり方があるか、が大事になってくる
鮎美さんの場合は、山に登った上で、美味しいものを食す、である。同じ境遇の読み手が、同じようにしたって、彼女のように戻って来られる訳じゃない。だから、右往左往し、試行錯誤して、自分だけのデトックス法を見つけるしかない
ちなみに、私は面白い漫画を読んで、感想を書く、これに尽きる
今、発散しなきゃならないほどのストレスがあるのか、と聞かれたら、察してくれたら助かる、と返すしかない
食べ物で、最も食欲を掻き立てられたのは、71話「金剛山&吉野山編② 桜薫るスピードスモークステーキ」で、黒蓮さんが満身創痍で、人間としての会話力が著しく低下している鮎美さんに振る舞った、桜薫るスピードスモークステーキだ
これほどまでに、シンプルな破壊力があるものは反則なんじゃないだろうか
鮎美さんが、夜の山に向かって、「ウマーイ」と叫んでしまったのも、仕方ない
この台詞を引用に選んだのは、サヨリさんが一層、美人になった、と感じたので
台詞の内容っつーより、この時の彼女の表情が、とても印象的だ
一途に目的地に向かう道中での自問自答、脳内会議を肉体が酷使される中で繰り返した事で掴めた答え、そんな揺るがない決断を出来た人っての表情は、性別や年齢、立場に無関係でカッコ良い
私が自分で望む結果を出せず、モヤモヤから抜け出せないのは、こういう風に考える時間を作るのが下手なのと、ここぞって時の決断力が鈍いからか -
Posted by ブクログ
「山ガール」って呼ばないで……
日々野鮎美(27歳・会社員)は、週末のほとんどを山で過ごす「単独登山女子」。
メインは絶品山ごはんの数々なのですが、ファッションではなく最早ライフワークとなった彼女の山行と、それを最大限に楽しむための努力や工夫が随所に描かれたアウトドア漫画です。
私自身は山登らない人なんですけど(でも登山をモチーフにした作品はめっちゃ好き)、本書を読んで“山経験者に誘ってほしい欲”が一気にレッドゾーンへ突入しました。小松原さんへの感情移入がすごい。
紹介されているのは山で食べることを前提としたメニューなので、手順が簡略化されていたり適当でOK!みたいなノリだったりして、そこがまた美味しそうなんですよね。
ああ~~~私もガスストーブとコッヘル欲しい……いや登らないけどさ……でもメスティンが……ぬあああ……。 -
Posted by ブクログ
今巻も、グッと来たなぁ
登山のキツいからこその楽しさ、そこで関わり合う人との縁、自己対話をしながら頑張ったからこその食べ物の美味しさ、それらをひっくるめた山って自然の偉大さが伝わってきた
山の怖さ、楽しさ、凄さを、ここまで実直に描ける漫画家も、そうは多くないだろう、と私は思っている。信濃川先生は謙遜するかもしれないが、私は石塚真一先生の『岳』にも、当たり負けしてない、と言いたい。さすがに、まだ、勝っちゃいない
改まって、しみじみと言う事でもないだろうが、(1)と比べると、鮎美は美人になってきたな、と感じる
信濃川先生の画力が上がっているってのもあるが、それ以上に、キャラとして磨かれ、魅力が良い輝きを出してきた、と表現すべきか
女性っつーより、人間としての美しくなってきたのだろう
山は、人を真っ新にし、とてつもないエネルギーをくれるから、綺麗になっても、何ら不思議じゃない
快感と落胆を繰り返しながら、一歩ずつ一歩ずつ、大胆かつ慎重に進んでいく鮎美が、これから、どんな人間になっていくのか、楽しみだ
この(6)で、最も注目すべき話は、帯にも書かれているが、母と北アルプスに挑む立山編だろう
母娘ともに仲良く山に登れる事を喜んでいる姿が、実に微笑ましい
やはり、鮎美のお母さんだけあって、いるかさん、パワーに溢れている
山の力を感じる一方で、自分の中で疼いていた後悔と向き合い、乗り越えられたのは、やはり、年だからか、もしくは、母だからか
また、情けは人の為ならず、って格言は、こういうことか、と感じる縁にも、胸の琴線が鳴らされた
お礼が欲しくて、人助けをする訳じゃないにしろ、その苦労が目に見える形で報われたら、何だかんだで嬉しいもんだ。もっとも、一番、嬉しいのは「ありがとう」って言葉だけども
個人的に、強烈だなぁ、そう、この(6)で感じたのは、69話「風と味噌汁」だった
人によっちゃ、こんなこと、描く必要はない、と言うだろうけど、私は描くべきだろう、と感じた
山では、こういうことがある。ふとした一瞬の気の緩みで命を呆気なく落とす事も、理屈や理論じゃ説明できない力で助かる事も、ごく普通にある
だから、人はしでかした失敗から学び、その恐怖を受け入れて、また、山に来てしまうのだろう
他にあるか、と聞かれたら、59話「男の野営アラカルト」を推そう、苦笑交じりに
鮎美も、時たま、油断から小さなポカをするが、この話のメイン、鷹桑に比べたら、まだ可愛げがある気がする
初心者っつーより、山をナメている人間がやらかす失敗を重ねる彼は、山に行きたい読み手にとって、良い反面教師になるだろう
食で気になったのは、66話「お母さんと立山編② 炙りチャーシューと中華粥」だ。二日酔いとは無縁にしろ、ここ最近、胃が疲れる事もあるので、こういう優しい食事が嬉しい。チャーシューが自家製ってとこも、女子力の高さを感じるな
この台詞を引用に選んだのは、深いなぁ、と感じたので。確かに、自分が挑む対象の大きさや形状を知らず、達成感を得てしまうってのは、些か、もったいない気がするな。敵って言い方は違うかもしれないが、事前に外から確認するってのは、山に限らず、何事でも大事だろう -
Posted by ブクログ
あー、最悪だ
腹減ってきやがった、しかも、山に登りてぇ、って衝動まで湧き上がってくる
ほんと、気になるんだが、この『山と食欲と私』、他の漫画読みの人らは、どのタイミングで読んでいるんだろう
私は、たまたま、買った順番で読んでいたら、この(5)を読むのが夜になってしまったから、今、ウズウズしてしまった。さすがに、この時間帯じゃ山には行けないし、作中のレシピを再現する訳にもいかないので、感想を書く事で、どうにか、セーブしようと試みている
なんか、この(5)は今までより、衝動が強いんだよなあ
信濃川先生が漫画家として成長しているってのも、理由なんだろうが、珈琲先生の『のぼる小寺さん』が完結しちゃったってのも大きい気がする
『のぼる小寺さん』が完結した今、言っても仕方ない気がするけど、できりゃ、コラボ漫画を読みたかったなぁ。『のぼる小寺さん』では、鮎美さんが小寺さんの練習に魅了され、教えを請う感じ、『山と食欲と私』ではお弁当を忘れちゃった小寺さんが鮎美さんに食事に誘われてご満悦になる感じのコラボが読みたかった!!
まぁ、それはそれ、これはこれで、十分に楽しめるだけの質だった、この(5)も
山では色々な出会いがあり、それが自分が主役のドラマに幅と深みを生むんだろう。もちろん、山に行って、食を満たすだけが、人間力を高める手段だけじゃない。ただ、山に自分の足で登ってみなきゃ得られない感動も、確かにある、そういう事なんだろう
鮎美さんもとい信濃川先生は、食の発想力が凄いな。食べる事に幸福感を覚えられる、そういう人は羨ましい。もちろん、私も美味しいものを食べれば、幸せになる。ただ、私はまだ、登山と食事で、同時に幸福になった事がない。だからこそ、羨ましい、と思ってしまう
どの感も好印象だったが、特に「おぅ」と思ったのは、49話「土鍋をかついできたアイツ」だった。満を持し、瀧さんの旦那さん、瀧本健次郎さんが登場である。一言で言うと、とんでもない。体力、トーク力、嫁さん大好き度、全てがとんでもない。見た目こそアンバランスかもしれないけど、心の相性はバッチリなんだろう
この(5)で、私の胃袋が鷲掴みにされたのが、51話「丹沢主脈縦走編② 鹿肉と女子高生」で、駄洒落好きなオヤジさんが鮎美さんに振る舞ってくれた、鹿肉の生姜焼き、だ。狩猟免許を持っている立場としちゃ、ぜひ、作ってみたい
しかし、まぁ、こう言っちゃなんだが、この(5)で一番にインパクトがあったのは、本編ではなく、裏表紙だったんだよな。まず、本屋じゃありえないと思うが、この裏表紙が上になっていたら、ギョッとするだろうな
この台詞を引用に選んだのは、分かる、と強く同意したいので。日常の一コマ、自力じゃ、どうしようもない事が起こり得る。そんな時、自分の力の無さに落ちこんでも、何ら解決しない。これを口にしたって、すぐに気分が晴れやかになる訳じゃないにしろ、ちょっとだけでも気が楽になれば儲けものだ、と思うしかない。人生、ケセラセラ。良い日もあれば、良くない日もある、だから、楽しんでいくしかない -
Posted by ブクログ
この『山と食欲と私』って作品は、さほど珍しい事でもないけど、巻を重ねるごとに面白さが増している。それでいて、頑張っている感じがしない。いや、信濃川先生の努力が見えない、と言っている訳じゃない
何っつーのか、面白くしなきゃ、そんな漫画家なら感じて当たり前の焦り、不安、そういうネガティブなものが、作品に感じないのだ。もちろん、信濃川先生は感じているハズだが、その負の感情を読み手に気取らせないようにしているんだろう
そうだな、無茶せず、自分のその時、その時のコンディションに合わせた力の出し方で、地道にペースを維持して、頂を目指している、そんな印象だ
食系に関しちゃ言わずもがな、山登りをテーマにしている作品も多い。だけど、食と山登りを組み合わせた作品は、まだまだ少ない。なので、難しい題材ではあるけど、このジャンルで頂点に至れる可能性は大いにあるし、信濃川先生と鮎美なら行ける、ファンとして信じていたい
また、信濃川先生は山登りや料理の取材だけでなく、日頃から人間観察も怠ってないんだな、そう、この(4)で感じ直した
鮎美以外にも、山にハマり、どことなく狂っている人々が、この作品には多く登場する。そんな彼らの個性は、普段、ヒトを見ていなければ表現しきれないだろう
山はそこにあるだけで美しい、しかし、怖さもある。それは忘れちゃいけない
ここ最近に限った事じゃないけど、山で遭難したってニュースは多い。熟練者ですら、時には山の魔に魂を抜かれてしまう事もあるのだろうな
鮎美も気をつけて欲しいもんだ
そんな彼女は、この(4)で山コンに挑んでいる。結果はあえて伏せるが、今後も、彼女の恋愛模様を描いて欲しいな、と思えた。山登りのレベルが仲間も増えた事で上がってきた鮎美だ、仮に恋人が出来るとしたら、体力はあるけど完全な山登りの素人か、逆に登山と山料理のレベルが段違いに高いセミプロだろうな・・・個人的に、ストーリーに面白い起伏を生むのは、前者だと思う
どの回を読んでも、山で美味しい物を食べたくなってしまうが、私的に気になるのは、37話「会社のオフィスで山ロス飯」に登場する、信州野沢菜とタラコの混ぜご飯の肉巻カール。タラコは苦手なので抜くにしても、野沢菜と豚肉の相性は最高のままであろう。また、鮎美の人物紹介で、尊敬する登山家はイモトアヤコさんと表記されているのも、ポイントは高い
これを機に、信濃川先生とイモトさんの対談が実現しないかな、担当さん、セッティングできないかな、と期待している
この台詞を引用に選んだのは、鮎美の笑顔が印象的だったので。捻挫と言うトラブルに見舞われたからこそ、得られたゆったりとした時間。塞翁が馬ってのは、ちっと違うだろうが、暇を楽しめるのが人間の特権にして、凄いところ。暇な時は、しっかり暇に徹する、それが一番だ -
購入済み
良い山、やってますね〜
山好きならば思わず頷いてしまうエピソードなど、鮎美さん、良い山、やってますね〜。ホンワカしながら読めてしまう、オススメの一品です。
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Posted by ブクログ
ここ最近、私のハートを掴んで止まないのが、この『山と食欲と私』である
予定はまだまだ未定ながら、狩猟免許を取った以上は山に入るのは確定
同行者の先輩に迷惑をなるたけかけないため、ここ最近、自主的に体力作りのプログラムを少しずつハードにしている
息抜きがてら、この『山と食欲と私』を読むと、ホント、山に登るのが楽しみになってくる
銃を持ってる以上、遊びに行くわけじゃないけど(まぁ、遊びと言えば遊びだが)、単にキツいだけじゃ、足も前に出なくなるだろう。きっと、そんな時、私の心の支えになってくれるのは、美味しいご飯だと思う
実現できるかは分からないが、数を熟して山登りに慣れてきたのなら、作中で日々野さんが作っている料理に挑戦してみたい、って気持ちが強まっている
読むと、山へ登りたくなる、だけじゃなく、山で美味しいものを食べたくなる
きっと、達成感を得た状態で食べるご飯は、コトバに出来ないくらいなんだろうな。ホント、今からお腹が空いてきそうだ
この(3)でも、日々野さんは山を登り、食欲を満たしている。ただ、ストーリーのメインはどちらかと言うと、同僚とのキズナの強まりかな、と感じた
これまで、一人で山の楽しさを堪能していた日々野さんだけど、この(3)では小松原さんや蛭村さん、そんで、新キャラである瀧さんと親密になり、高尾山に挑んでいる。山の楽しみ方にも、個性が出るんだな、と思った
また、日々野さんのお母さんも登場。母娘ってのは似ていて当然だが、思っていた以上にエネルギッシュ。そんなお母さんの再婚相手である猪口さんも、インパクト大。見た目がまんま、初代仮面ライダーの藤岡弘、さんじゃないっすか、と驚いたら、まさか、日々野さんが伏せ字も使わずに言っちゃってるよ
この力関係がハッキリしてる夫婦の再登場と、レストラン実現が楽しみだ
けれども、やっぱり、この『山と食欲と私』の真髄は、日々野さんが一人で挑む山登り
今回、彼女が登頂を目指すのは、最近、何度目かは定かでないが、人気再燃中の長野・上高地
楽しいだけじゃ済まないのが山。様々なトラブルに見舞われる日々野さん、果たして、どうなる?
どの回も、読み手の欲望を刺激しまくるモノばかり。例によって、食と話で私のオススメを決めさせてもらう
料理でお勧めしたいのは、26話「焼きおにぎりA-CHI-CHI!」に登場する、大葉味噌の焦がし焼きおにぎりだ。シンプルなものほど美味しい!!
ストーリーでお勧めしたいのは、先にも挙げた、日々野さんの家族が集まる、31話「門出のアクアパッツァ」だ。アクアパッツァが美味しそうってのもあるが、何より、いるかさんと猪口さんの夫婦関係にキュンと来た
この台詞を引用に選んだのは、何となく共感できたからだ。そう思うのは、きっと、私も心のどこかで、心地よさを感じている今の人間関係の輪から、一時だけでも出たい、と考えているからか。今の職場に対し、不平不満はない。割とイイ人ばかりだし、仲良くしてもらってもいる。ただ、やっぱ、ふと、一人の時間を持ちたくなる時があるのだ