檀太郎のレビュー一覧

  • 檀流・島暮らし

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    石神井(練馬)の家が区画整理の対象地に引っ掛かり、さてどこへ移ろうかと考えた時、父・檀一雄が約二年暮らした古家のある、福岡の離島、能古島(のこのしま)に移住を決めた。

    東京と九州ではいささか食文化が違い、慣れ親しんだたくあんも、柔らかな白ネギもない。
    手に入らないものは自分で作る!!それが、壇流・島暮らしの基本である。

    島にはスーパーもコンビニも無いから、野菜作りは練馬で勉強してから移り住んだ。
    しかし、勉強しただけで全てうまくいくわけではない。
    島への移住と聞けば、プチリタイヤ?悠々自適?という優雅なイメージを抱いてしまいがちだが、優雅というより、体力勝負である。
    しかし、七十二候に寄り

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    2024年08月29日
  • 完本 檀流クッキング

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    読んでいて、まざまざと料理する手元が見えてくる。音が聞こえて、美味しそうな匂い。美味しそう〜とか、いやあ、これは好みじゃないなあとか、これは真似したい、これは面倒そう、なんて考える。
    この#完本檀流クッキング は写真もあるから、目も楽しい。

    沢木耕太郎「檀」は読んでいるのに、檀一雄の作品は読んでいないという、私がよくやる片手落ち。外堀から埋めていく、みたいな。次は「火宅の人」、だろうか。

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    2022年03月05日
  • 好「食」一代男(小学館文庫)

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    あの父上の倅である著者が下戸だとはおどろいた。しかし、父上譲りのさっぱりした爽快な気分の筆で快い。おなかすく。

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    2012年04月09日