高田宏のレビュー一覧

  • 物と心の履歴書

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    ネタバレ

    物欲の煩悩を刺激してくるタイトル。

    目次を見れば、次のような魅力的なラインナップ。
     ・時計        ・鞄
     ・眼鏡        ・机
     ・杖         ・寝床
     ・自転車      ・電灯
     ・カメラ       ・鍵
     ・万年筆      ・背広
     ・煙草        ・刃物
     ・帽子        ・ストーブ
     ・履きもの     ・食器
     ・傘         ・石

    これらのモノへの愛情を、さぞや熱く語っているんだろうなと思ったら、まったく違っていた。
    本書のタイトルは「物と心の履歴書」だった。これらのモノと出会い、使っているうちに、やがて心を支配していく何かがあっ

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    2011年11月03日
  • 木に会う

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    屋久島の縄文杉や、白山のブナ林を訪ね歩きながら、ひとと自然とのかかわりについての著者の考えが語られている本です。

    ひとと自然とのかかわり方にも文化的な蓄積があり、それを離れて生の自然に触れるということはできません。このように述べると、日本の古典文学におけるひとと自然とのかかわりのことが考えられますが、本書では主として近代以降のひとと自然とのかかわり方のなかに文化的な厚みを見ようとする試みがなされているように感じました。

    そうした試みは、古典文学とは異なり、いまだわれわれの共有財産と呼べるほどの十分な蓄積があるわけではないのですが、なんといってもそれらは現代を生きるわれわれのすぐ足元を支えて

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    2019年08月13日
  • ときどき旅びと

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    中谷宇吉郎、猪谷百合雄、広辞苑の作者新村出などを書いた名作家が旅した日本。
    特に、子から孫へと伝わる北海道の天売島・焼尻島の文化の話など、非常に興味深いです。

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    2009年10月04日