【感想・ネタバレ】ときどき旅びとのレビュー

あらすじ

おもしろい旅みつけた!――忘れられた土地から都会の隠れた自然まで、酒・食いもの・温泉など思わぬ発見にみちた勝手気ままな自由旅。日本全国を歩きながら、人が生きるとは何なのかを考える、珠玉のエッセイ集。

●旅先にいても、ふだんの目でしか物を見ることができないならば、旅びとにはなれない。ただ移動しているというにすぎない。見なれているものが不意に見知らぬもの、はじめて見るものと見える目がなくてはならない。梶井基次郎はそれを「旅情」と呼んだ。世界が不意に新しい意味に輝きはじめるとき、私たちは旅先にいても家にいても「旅びと」であるだろう。 (「あとがき」より)

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Posted by ブクログ

中谷宇吉郎、猪谷百合雄、広辞苑の作者新村出などを書いた名作家が旅した日本。
特に、子から孫へと伝わる北海道の天売島・焼尻島の文化の話など、非常に興味深いです。

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2009年10月04日

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