日経コンストラクションのレビュー一覧

  • ダムと緑のダム 狂暴化する水災害に挑む流域マネジメント
    林学・砂防系の研究者と工学部の防災系の執筆者のコラボレーション。バランスの取れた内容で、大変に好感が持てる。
  • 建設M&A 「買収」だけでなく「売却」の成長戦略が当たり前に
    建設業のM&Aが最近増えている背景から、他業界のM&Aの状況や建設業の実際の事例なども紹介していて面白かった。
  • 建設テック革命
    建設業界はアナログ産業のため、デジタル化が進めば建設生産活動の飛躍的な効率化がはかれる。
    この本を読むと、建設・土木の分野で、IT化が進められていることを実感した。
    もっと情報を集め、自分達の会社で取り入れることのできる仕組みはないか考えていきたい。
  • 建設テック革命
    2018年時点での事例が豊富。3D地形計測(ドローン)、AIでのデータ処理、BIM等。スタートアップで多いのは、人材マッチングとドローンか。海外では、アプリ上で図面を大量に管理でき3D表示ができるため、完成イメージを持ちながら作業しやすいものがユニコーン企業として存在。
  • すごい廃炉  福島第1原発・工事秘録<2011~17年>

    「すごい」という言葉をタイトルに用いることに、当初は違和感があったという篠山紀信さん。タイトルありきで進んだ取材。
    でも、写真を撮りながら「すごい」を連発する自身を振り返り、このタイトルに納得したと。

    いろんな「すごい」が載っています。

    わたしの脳裏には、無造作に置き去りにされたランドセ...続きを読む
  • 建設版 働き方改革実践マニュアル
    自分自身が現場で働き方改革を推進するために読み始めた訳ではなく、どの様な職場なら若者が働きたいと思うかという情報が欲しくて読んでみたもの。
    若い人が職場に求める事項が参考になり、業界を盛り上げていくためにはどうすれば良いかの指針になりそうである。
    また、マズローやハーズバーグの理論など、すでに一般知...続きを読む
  • 建設テック革命
    70兆円市場はまだテクノロジー導入のチャンス

    設計事務所や建設コンサルタント業界の長時間労働改善にIOT
    仮囲いの中は実験場としての環境が整っている、超法規

    ドローン
    調査やインフラ維持関連はドローンが活躍
    マンション管理にも応用が可能か

    三次元データ
    BIM、CIMの2025原則化
    ...続きを読む
  • 図解 維持・補修に強くなる 一目で分かるインフラ維持管理の教科書
    修繕実施工の写真や劣化箇所の写真が多く、標記図も色使いよく示されており、非常に分かりやすくとても参考になる。
  • 老朽橋探偵と学ぶ 謎解き!橋の維持・補修
     笹子トンネルの天井板崩落事故を受けた道路施設の定期点検の義務化を受けて、技術者育成のために書かれた解説書。写真やイラストで、補修の必要な橋の状態や劣化の原因の説明、さらに補修の失敗例を解説している。最後にはまとめとして、数枚の写真から補修の必要性の判断やどの範囲まで補修をするべきかなどの出題がある...続きを読む
  • インフラ事故 笹子だけではない老朽化の災禍
    自治体の実態調査によると未補修の橋(15m以上)の割合は全国で4割、一番割合の高い香川県では86%にのぼる。20年後には築50年を越える橋が5割未満なのはわずか8道県のみになる。全橋梁の架け替えはおそらく無理で長寿命化が対策なのだが目先の修繕費が増えてしまう。予防保全へと舵を切るのははおそらく正しい...続きを読む
  • 図解 維持・補修に強くなる 一目で分かるインフラ維持管理の教科書
    ※私的メモ

    【きっかけ】
    仕事用。インフラ維持管理ガイドライン作成の参考に。
    基本的な点検ポイント、補修工法などについて、主要な構造物にわたって押さえる。

    【概要】

    【感想】

    買った後でセミナーでまたもらった。
  • 決定版!グリーンインフラ
    グリーンあるあるといってしまっていいと思うのだけど、抽象度が高く定量的な話が少ない印象。

    雨庭があれば保水できる、公園があれば延焼を防ぎ避難できる、ビオトープは素敵、みたいな話に終始してるように見えてあまり読めなかった。

    どういう金の巡りでそれを成り立たせるか、まで踏み込んで話して欲しいし、既存...続きを読む
  • 202Xインフラテクノロジー 土木施設の商機を大胆予測
    ティーマークナビ
    2人1組の測量を1人へ。眼鏡端末で測量。

    サイバーダイン マッスルスーツ

    サンドバイパス
    静岡県福田漁港 

    生コン工場が減少 2000年→2014年で73%。運搬の長距離化と、生で運べる技術(撹拌剤)の進化

    ハンプ
    道路の出っ張り。スピードを落とさせる機能。

    ラウンドアバ...続きを読む
  • 建設版 働き方改革実践マニュアル
    人間が仕事でフロー状態になる条件
    ・明確な目標と手順
    ・明確かつ即座の他者からのフィードバック
    ・課題と自己の技能のバランス
    就業規則が何年も変わらない企業などありえない
    建設業ならば季節ごと個人毎に働き方の多様性を許容する制度が必要
    自分しかわからない現場というのをなくすこと
  • 東京大改造マップ2020-20XX
    東京オリンピック開催の2020年以降の東京(+横浜)の大規模開発を網羅したビジュアル本。渋谷・新宿・池袋はもちろん品川・赤坂・豊洲・晴海から横浜まで、それぞれの地区の都市ビジョンが語られる。MaaSやレジ無しショップなど、AIやキャッシュレスを駆使したスマートシティ・駅作りにも焦点があてられており、...続きを読む
  • ダムと緑のダム 狂暴化する水災害に挑む流域マネジメント
    河川工学の学び直しのようだ。近年の水災害は過去の想定を覆すものだが、森林ではなくダムの存在がその水災害の被害を食い止めている事の事実。流域マネジメントの一般社会への浸透が重要だとは思うが、何となくプロダクトアウトな発想に読める。
  • すごい廃炉  福島第1原発・工事秘録<2011~17年>
    福島第1原発の廃炉に向けた巨大な工事現場の7年間を、日経の建設専門誌による取材記事と篠山紀信の写真で切り取った唯一無二の記録

    未曽有の事故から7年。
    福島第1原発では何が行われてきたのか――。

    建築・土木技術者はもちろん、電力会社やメーカーの技術者、日本のエネルギー政策に関心がある全ての方にとっ...続きを読む
  • すごい廃炉  福島第1原発・工事秘録<2011~17年>
    福島原発がメディアで目に入るのは、ネガティブなニュースのみと言っても過言ではない2019年にこの本を読んでみた。出版は、2018年2月であり、事故から7年の軌跡が記事および篠山紀信氏の写真で綴られる。記事は日経らしく淡々と事実を特に技術的な側面を中心に描かれているので、被害者の感情や避難にまつわる話...続きを読む