いけだたかしのレビュー一覧

シロップ NIGHT 初夜百合アンソロジー

フライ / 森永みるく / 缶乃 / いけだたかし / 伊藤ハチ / 焔すばる / 吉田丸悠 / 岩見樹代子 / 川浪いずみ / 散田島子 / 猿醤

[マイコー]

サイコー

フライ先生の表紙と森永みるく先生のお話が載っているという事で購入。
もう興奮しっぱなしで、1ページ1ページ大事に時間をかけて読みました(*ﾟ∀ﾟ*)

時計じかけの姉 (1)

いけだたかし

[Boldly Bald Boar]

属性てんこ盛りのマシマシ

ただし美少年耽美っていうか同性愛がダメな人はダメでしょうね。
弟萌え、美少年萌え、教師と教え子萌え、同性愛、でって...どんだけ属性てんこ盛り、でもって、主人公は「TEN○A」ですｗ（ネタバレ）
「究極超人あ〜る」臭を感じたんですが、作者さんは「ゆうきまさみ」さんの元アシとかって過去はないです？

続巻待ってます！

ささめきこと 9

いけだたかし

キョリちゃんは最高である。
全巻を通して一番の注目点である。
特に卒業式の日のキョリちゃんの可愛さわぁぁ
汐と一緒にギュッとしたい…

蛇足52も注目したい所である

大蛇足2は何年経ったんだよ！？と
ツッコミたい


最近はキャッキャウフフの百合ものが多いが
個人的には、このささめきことの甘く切ない系が
好きである
こう言うのが増えて欲しいものである

34歳無職さん 1

いけだたかし

[ひろすけ]

面白い

内容は無職の毎日をつらつらと書き綴っているだけです。

でも、他愛のない内容ではあるんですけどほっこりとしていてすごくいいですね。

無職さんも何気にかわいいですし、、、

34歳無職さん 4

いけだたかし

毎回何もない日常を、良くこんなに「読める」ものとして表現できるなぁと感心する。小さな無職さんが出てくるのは実にかわいらしい。
娘さんが泊まりにくることになって、嬉しくもあり、不安でもありで、友達に相談しちゃうこと。そして……結果、残念でもあり、ホッとした気持ちにもなってしまう無職さん。そこに罪悪感をかんじてしまってもやもやしても、それを吐き出す相手もおらず… こういう生活の時はそれが辛いよね。

34歳無職さん 1

いけだたかし

褒められた生活ではない。
しかし誰に迷惑をかけるわけでもない気ままな一人暮らしならあるいは…。
人生という長い戦いを一旦放棄した人間のリアルな生活風景です。働いてる人も働いていない人にも勧めたい本でした。

34歳無職さん 1

いけだたかし

ほぼ無声漫画って感じで、こういうのって凄く難しいのに独特の空気感を出してこんな風な漫画描いてみたい！って思う位に個性的で大好きです。だってすごい平凡な日常を個性的にかつ面白く進めてしまうなんて･･･やっぱりこの作家さんは凄いな～あと登場人物もずっと一人だけなのに何でここ迄綺麗に「間」を持たせられるのか･･･背景や環境音の凄さなんだろうな～やっぱりこの方の描かれる世界は素晴らしいです。

いけだたかし短編集 プラトニック・ホーム

いけだたかし

これは凄い。もうね！話が逸脱過ぎて現代漫画界ではトップクラスだろうに･･･何で連載枠にならなかったんだろうか？まぁがっつりとした読み切りだからなのかしら？連載に繋がらない的な。いやはやこれは凄い宝物漫画になりました。未読の方は是非！読まないと損するレベル。

FADE OUT フェイドアウト 1

いけだたかし

これは今迄知らなかった作品。冒頭から説明が難しくて途中迄はなかなか理解が難しいけど、途中から「人の想い」のテーマを活かし始めてからが凄く面白いし演出も凄い。特に5話目とか凄く感動した！ささめきこととは切り離して単体で読むのがお薦め！！

ささめきこと 9

いけだたかし

最終巻！1年を振り返るには早い展開だったけど、でも1年生時代でじっくり2年生時代で心をそして3年生時代で安定という演出だったので凄い見せ方とか雰囲気や空気含めて「お疲れ様！」って感じ。これからが2人のスタートだからそこも少し見たかったな～

ささめきこと 8

いけだたかし

別の場面で泣いてしまった為に肝心の場面で泣けなかったで御座る。だって、凄いんだもの心情表現が。もう少しページ使って風間の心も見たかったかな～そして本当に次の巻で最後なの？早すぎるよ～！会長の風間の活躍をもっと見たい！あと朱宮くん頑張ったｗ

ささめきこと 7

いけだたかし

やっと･･･この2人やっと結ばれた！・・・？と思いきや･･･なんとそんな心の深く迄。そっかぁこの「好き」は難しい。でも決して愛とも書かず、難しい心の変化を描くなぁ～凄いな。てかこの巻は色々な好きがあって面白い。あとやっぱり見せ方上手いなぁ

ささめきこと 6

いけだたかし

風間暴走。ここから始まるってのが凄い。普通前の巻の巻末に持って来そうなのに最後はスミちゃんが風間から離れる大事な場面だものね～そういえばスミちゃんのお誕生日話ってアニメなら見れるのかな？サラリと書いてあった。そしていよいよ風間から動いた！

ささめきこと 5

いけだたかし

ほんのズレが元に戻らなくなって緩やかに離れていく・・・この感じ、凄い解る。体感した事ある人なら解るだろうけど、何とか元に戻そうと頑張るんですよね～でも何でか離れて行っちゃうの。人の心って不思議。その表現が怖い位に丁寧に描いてあって凄かった

ささめきこと 4

いけだたかし

実は意味が無いようでちゃんと深い意味のある1話目から中学時代の話まで･･･ともかく周囲の環境の変化、ヒロイン2人の心情の見せ方が凄く丁寧で上手い。もうグイグイ引き込まれる。そして蛇足までもが深いという。ほんの些細な一コマも見逃せなかった

ささめきこと 3

いけだたかし

作者のあとがきでもある様に「蒼井さんどこへ！？ｗ」見事ロッテに持って行かれた～いやはや凄いキャラが出て来た～そして元々１巻から上手かったアングルや構図がこの巻でズバ抜けて上手すぎて勉強になる。もう1冊買って切り抜きしたい位！B５サイズで大きく見たい～

ささめきこと 2

いけだたかし

現在我が家にある巻は何度も読んでるのだけど①は詳細な台詞まで覚えてたのに②は高熱中に読んだ時が多かったから飛び飛びで覚えてないという不思議。それはともかくアケミちゃんとのデート話に「ひまわりの君」とか名話揃いな巻だったのを思い出したよ。

ささめきこと 9

いけだたかし

感動の！最終巻
全体をみたら結構普通のラブストーリーなのだけど、それが百合物と考えると、「普通」の位置までもってきたのは凄いことだと思う。破滅でも、二人だけの世界にもならず、周りもみとめる「普通」なんて一番幸せじゃないか。

ささめきこと 1

いけだたかし

私の恋は孤島の花　咲いて実りの　あるじゃなし

1巻1話の何が凄いって、後の9巻に渡る物語のコアがこの1話に、この俳句に凝縮されちゃってることですよ。純夏の秘めたる恋心、決して表に出しちゃいけない恋心、それに伴う純夏の悲しみと葛藤がきっちりこの1話に入ってる。もう以降の物語は全て蛇足じゃね？ってくらいこの1話が素晴らしい。

ささめきこと 9

いけだたかし

ささめきこと、フィナーレ。

別に百合ものは好きじゃないんだけど、このシリーズだけ読めたのは意外に普遍的な恋愛劇だったから。恋愛にありがちな自分の相手への恋心を秘密にしたい感覚。これが百合にすると社会的にアブノーマルだから余計に秘密にしないといけなくなり、だけど自分の恋心は…という葛藤が、とてもとても細やかに描かれた作品でありました。

「ささめきこと」というタイトルも素晴らしいよね。ひそひそと話す。ささやく。この物語で描かれる恋そのもの。それに平仮名のみで語感が優しく、美しい。

以上がこの作品のコアだと思うので二人の心が通じあった後は蛇足なんだろうけど、それでも9巻を楽しく読めました。素晴らしい作品をありがとうございました。