シルヴァーノ・アゴスティのレビュー一覧

  • 見えないものたちの踊り【無料版】

    購入済み

    海外版ショートショート

    異国ローマで暮らす、性格・職業・その他、実に多彩な人々を登場人物として描く海外版ショートショート作品です。日本にはないお国柄ゆえに独特な文化から産み出される、ゆとりのある考え方が印象に残ります。何気ない日常の中にも大切なことは見つけられるのだと、感動しました。

    #ほのぼの #感動する

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    2022年03月01日
  • 罪のスガタ

    Posted by ブクログ

    各作品のタイトルにある立場に陥りたいという潜在的な思いに照らしあわせつつ読む感じ。考えすぎるとノイローゼにならずにいるのは難しいんだなという感じふとした。

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    2020年07月13日
  • 見えないものたちの踊り【無料版】

    購入済み

    ショートショートのような作品

    作品の体裁から判断すると「ショートショート」のような作品群である。ただしショートショートのように明確なオチがあるわけではなく、異国情緒に溢れた様々なエピソード トピックスが、語られてゆく。一変ごとに訳者が異なっているが、似たようなサバサバしたキレの言い分帯に統一されているところは大変に見事だと思う。

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    2023年03月02日
  • 罪のスガタ

    Posted by ブクログ

    献本でいただいた一冊。

    「裁判官」「被害者」「殺人犯」という、
    中々に物騒な題名の中編、3篇で構成されています。

    鈍色にさびれた裏通り、淡い陽光に包まれた公園の広場、
    幾何学模様に彩られる視界と、それがもたらす唐突な終末の景色。

    著者はイタリアで映画監督などをされている方、
    だからでしょうか、自然と映像が浮かんでくるようでした。

    3つの物語に関連性があるわけではないのですが、
    根底にあるのは“罪”と“罰”とのテーマ。

    その中でも印象的だったのはこちらのフレーズ。

     “罪を意識させることこそ、唯一の罰である”

    果たして、罪と認識しない人が罪を犯しても、
    その人に“罰”を与えることは

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    2013年12月03日
  • 罪のスガタ

    Posted by ブクログ

    裁判官、被害者、殺人犯という三本の短編小説。死というものに直面することで明るみに出る生、罪がもたらす快感、征服欲。生と死を罪という観点できっちり、あっさりと描いている。ボリュームがもう少し欲しかったなぁと。

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    2013年07月06日