ラリー遠田のレビュー一覧

  • お笑い世代論~ドリフから霜降り明星まで~

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    第一世代、「テレビ芸」の発明。第二世代、その確立。第三世代、「芸」から「笑い」へ。笑いの自由化。第四・第五世代、量産される「テレビ芸」への適応。第六世代、テレビでの限界。そして第七世代、テレビからの解放。

    よくある恣意的な世代論の一つ、と切って捨てればそれまでだが、大略を掴むのにはちょうどよかった。芸人とテレビの関係を中心に「芸」「素人」など軸となるテーマがきちんと据えられており、また世代論による説明にも概ね筋が通っていると感じた。

    特に第一から第三世代までは記述も厚く、レジェンド芸人たちの若かりし日の話は興味深い。各世代2組ずつを取り上げている、つまりタモリ、ウッチャンナンチャンが除かれ

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    2022年01月20日
  • 教養としての平成お笑い史【電子特典付】

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    平成のお笑い史、或いはお笑い事件簿を、14のトピックで概観。若い人には参考になるところも多いのだろうけど、中学生の時にお笑いブームが起き、高校生の時にひょうきん族やいいともが始まって、ダウンタウンとは同世代でまさに同時代の人間として目の当たりにしてきた私としては、そんなこともあったねという感じで、新しい発見は正直あまりなかった。著者自身、私より若いから仕方ないか…。

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    2021年12月01日
  • 教養としての平成お笑い史【電子特典付】

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    取材して書いたものなのか、
    今までの出版物を参考にまとめてあるのか。
    よく分からないから、
    なんだか薄い。

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    2019年10月13日
  • 教養としての平成お笑い史【電子特典付】

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    面白かったけどエピソードが多いから
    ラリー遠田さんは1つのエピソードを掘り下げた方がもっと面白そうだな

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    2019年09月08日
  • M-1戦国史

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    M-1の決勝は各年5回以上は観ているので、特に年表の部分は、「あのネタね」、「あの場面ね」と、スーッと入ってきた。
    M-1が開かれた背景や審査員についても細かく書かれていて、大会自体の歴史や存在意義を知ることができ、読んだ後にまたM-1を観返そうかなと思わせる内容だった。

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    2019年08月23日
  • 教養としての平成お笑い史【電子特典付】

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    令和早々に吉本芸人が騒がしているが、芸人の偉大さは揺るぎないと思わせる一冊。テレビがインターネットの世界に追い抜かれている今、あの輝しき時代を振り返るには丁度良かった。タモリ、さんま、ビートたけし、ダウンタウンなど平成を象徴する芸人たちは、あの時代をテレビを通して確実に創っていた。

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    2019年07月01日
  • M-1戦国史

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    お笑いライター(正確にはお笑い評論家?)で私が一番名前を聞くのがこの人。
    どんな本を書くんだろうと興味を持って購入。

    M-1の歴史をわかりやすく解説した本。
    M-1を見たことのない人に向けた本なのかな、という印象を受ける。
    文章自体はさっぱりしていて読みやすい。

    しかしラリーさんのポジション美味しいな。
    どう持っていくとあそこに行けるんだろ。

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    2011年01月13日
  • とんねるずと『めちゃイケ』の終わり 〈ポスト平成〉のテレビバラエティ論

    yo

    ネタバレ 購入済み

    愛がない。

    筆者と同年代の、お笑い好きの私としては、少年、青年時代のお笑い番組評にノスタルジーを感じながら、特に好きだっためちゃイケを振り替えりながらお笑いの時代を考察したかったのだが正直期待はずれでした。
    中身も知っている話ばかり、簡単にいえば「浅い」。そして、批評は結構だが根底にある「愛」がない。愛がないからみなさん、めちゃイケを表題に持っていきながら中身が薄すぎる。筆者を通してわかったのはダウンタウンにたいする「愛」だけ。
    大局的にお笑いを語れてない。例えば、筆者はアメトーク、水曜日のダウンタウン、ゴッドタンはお笑い好きに評価の高い番組が流行り、めちゃイケのように王道番組は衰退したというが、ならばな

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    2019年08月01日