ラリー遠田のレビュー一覧
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面白かった。今までのお笑いの流れ。
世の中の変化とお笑いも一緒に変化?しているのがよくわかった。この本に出てきたお笑い芸人。ほとんど知っていてそれも面白く読めた一つかな。でも著者はよく調べたなあ!
仕事とはいえすごい!Posted by ブクログ -
東大文学部で哲学を学び、お笑いに精通した著者が論じる「お笑いの歴史」。
テレビが始まった時代から、最近のお笑いまでを、その時代の流行とブレイクのきっかけとなったお笑いの発明とともに分析しているのが面白かった。
特に「芸はテレビに必要か」「テレビをいちばんと思うか」という視点(捉え方)が、時代によ...続きを読むPosted by ブクログ -
私はぜんぜんプロの芸人のことは知らないので、ここに書かれていることが合ってるのかどうか、どれくらい合ってるのかとかまったく判断できませんが、とりあえずこの本めちゃくちゃおもしろい。丁寧につくられたかんじがする。ここに紹介されてる芸人のこと、応援したくなるもん。ラリー遠田さん、目のつけどころもすばらし...続きを読むPosted by ブクログ
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お笑い芸人を現在ブームの第七世代まで7つの世代に分けて考察した一冊。入門書的な内容でお笑いに疎い人でも分かりやすい。逆にお笑い好きは第六世代の辺りをもっと厚く書いてほしいと思うかも。あと、個人的にはお笑い評論家を名乗る著者だからこそ「第七世代はつまらない」と言ってる自称お笑い通にリフレーミングを促す...続きを読むPosted by ブクログ
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<目次>
はじめに(附:お笑い芸人の世代区分年表)
第1章 第1世代(いかりや長介と欽ちゃんが「テレビ芸」を作った)
第2章 第2世代(「団塊世代」のたけし、「シラケ世代」のさんま)
第3章 第3世代(「新人類」としてのとんねるず、ダウンタウン)
第4章 第4世代・第5世代(スター不在の群雄...続きを読むPosted by ブクログ -
現代のお笑いがボケ重視からツッコミ重視のものになっているという視点はインターネットの台頭によるSNSでの誹謗中傷文化とも重なる部分があるのではないかと思った。視聴者目線に従った結果、どんどん表現の幅を狭めてしまっている現状も感じられたので、番組表に少しでも挑戦的な番組が並んできたらいいなと一視聴者と...続きを読むPosted by ブクログ
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「めちゃイケ」も「みなさんのおかげです」も
ほとんど観ていない者からすると、この本で
言いたいことは最終章に集約されていると見て
とれます。
それはマツコデラックスと有吉の躍進です。
今や彼らをテレビで見ない日はないです。
何が受けているのか。今までの芸人やコメン
テーターと何が違うのか。
「テ...続きを読むPosted by ブクログ -
40前後のTV批評好きにとって、ナンシー関の名前が出されるともうそれだけで胸アツになってしまう。当たり前の事なんだけどね。Posted by ブクログ
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サウナ→水風呂からの沐浴中に読むのにもってこい!
平成のTVのお笑いはフジテレビが中心であったなぁ、大好きだったなぁ、すっかり凋落してしまったなぁ、と40オーバーにはやたら感慨深い内容Posted by ブクログ -
文字通り平成のお笑い史の中で重要なトピックをあげて語った一冊。
どれも普通に世間を騒がせたネタで、その分析も勉強になった。Posted by ブクログ -
「アメトーーク」や「水曜日のダウンタウン」などの番組がなぜ人気かというのを、的確に分析しているのが面白かったです。
テレビはどうなっていくんだろう。Posted by ブクログ -
お笑い世代論。
売れたにもかかわらず深く探求されていない芸人もいるが、ここまで幅広く扱うというのであればやむを得ないか。
割と的確に分析されていると思うが、第三世代で最も人気があったのはウッチャンナンチャンというところなど(個人的にはどう考えても「夢で逢えたら」開始前でもダウンタウンだとおもう...続きを読むPosted by ブクログ -
第一世代、「テレビ芸」の発明。第二世代、その確立。第三世代、「芸」から「笑い」へ。笑いの自由化。第四・第五世代、量産される「テレビ芸」への適応。第六世代、テレビでの限界。そして第七世代、テレビからの解放。
よくある恣意的な世代論の一つ、と切って捨てればそれまでだが、大略を掴むのにはちょうどよかった...続きを読むPosted by ブクログ -
平成のお笑い史、或いはお笑い事件簿を、14のトピックで概観。若い人には参考になるところも多いのだろうけど、中学生の時にお笑いブームが起き、高校生の時にひょうきん族やいいともが始まって、ダウンタウンとは同世代でまさに同時代の人間として目の当たりにしてきた私としては、そんなこともあったねという感じで、新...続きを読むPosted by ブクログ